Linux Mint Cinnamon - Ubuntuを追加で入れてデュアルブート メモ
初めに
Mintを入れたパーテションのサイズをリサイズしてUbuntuを入れ
起動メニューでUbuntuかMintを選んで起動できるようにします。本操作は操作を誤るとディスクが消えてしまう可能性があるので、初めての方はバックアップを取るか、仮想環境などで新たな環境を作成するなど問題のない環境でお試しください。
本メモの前提ですが、以前に書いたLinux Mint Cinnamon 21.3 インストールの手順でMint Cinnamonを導入済みでかつ、導入したパーテションにはUbuntuを入れるDisk空き容量が充分に残っている事とします。
手順
Mintのディスク画面
![](https://assets.st-note.com/img/1720359856931-ZH2otDzrPH.png?width=1200)
今使っているMintのパーティションのサイズは変えることができません。
Ubuntu22.4をインストールしてデュアルブート化
Ubuntuをインストールすると途中でパーティションをリサイズ可能ですので、その機能を使います
下記にはインストール操作でデュアルブートするのに関係のあるディスク操作の箇所のみ記述します。
デュアルブートに関係無いUbuntu22.4のインストール手順は公開済のLinux Mint Cinnamon 21.3 インストールをご覧下さい。画面は多少異なりますがそのまま使えると思います。
前提であるMint導入済みのパソコン(私は仮想PC使いました)にて、
UbuntuのインストールCDまたはUSBを立ち上げインストールを進めると、「インストールの種類」の画面になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1720360221978-mX39VdgGX1.png?width=1200)
(デフォルトで選択されているはず)
確認したら「続ける」ボタンをクリック
ここで「ディスクを削除してインストール」は選ばないでください。
以前に入れたMintは確実にこの世から消え去ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1720360403900-Fub60r34yz.png?width=1200)
左のDisk領域は導入済みMintのパーテション
右のアイコンはこれから入れるUbuntuのパーテションを示します
中央のバーを左右に動かす事で分割サイズを調整します。
アイコン下の分割容量で良ければ「インストール」ボタンをクリックします
![](https://assets.st-note.com/img/1720360536351-3IQ9PP2KfL.png?width=1200)
サイズ変更は少し時間が必要です
![](https://assets.st-note.com/img/1720360620810-7tkWOZLuCK.png?width=1200)
「続ける」ボタンをクリックします
以降はタイムゾーンを指定する所からLinux Mint Cinnamon 21.3 インストール手順と同様です。OSの起動の所までインストールを進めます。
それ以外を選ぶ方法
上記手順中「インストールの種類」で「それ以外」を選んだ場合
それ以外でも出来るか?を確認した内容で、面倒な手順を試してみようという事です
![](https://assets.st-note.com/img/1720413625525-4GzSqaDd5p.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1720413728219-FPGhRxTrRw.png?width=1200)
「変更」ボタンをクリックします
![](https://assets.st-note.com/img/1720413977634-ik4KZ55tsc.png)
利用方法は「パーティションを使わない」を選択します
→Ubuntuで本パーティションは使わない(=Mintで使うという意味になります)
間違いなければ「OK」ボタンをクリックすると
パーティションサイズが変更されます。
変更には時間がかかります
![](https://assets.st-note.com/img/1720414318216-YDp0muFuW3.png?width=1200)
縮小することでMintのパーテション下に"空き領域"が出来ました。
"空き領域"を選択して「+」ボタンをクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1720414512034-KAidExF28u.png)
サイズは空き領域のサイズが表示されますでそのまま
利用方法はUbuntuを入れるのでex4を指定します
マウントポイントはルート「/」を指定します
![](https://assets.st-note.com/img/1720414727426-evYwXtE5eu.png?width=1200)
サイズ0MBの空き領域が出来ましたが細かい事は気にせず)
問題なくUbuntu用のパーティションが作成されたことを確認したら
「インストール」ボタンをクリックすれば
インストールが開始です
以降はタイムゾーンを指定する所からLinux Mint Cinnamon 21.3 インストール手順と同様です。
OS立ち上げ画面
![](https://assets.st-note.com/img/1720361298040-I13Nxs4Bio.png?width=1200)
一番上にUbuntu
上から5番目に最初にインストールしたMintがあります
起動するOSを選びます。選ぶのが遅いと勝手にUbuntuが起動します。
これで目的達成です
【参考】パーティションについて
MintやUbuntuのインストールメディアを起動する時に、BIOSから起動した時とUEFIから起動した時でインストール時に作られるパーテーションが異なります。
BIOS起動でMintをインストールした場合はBIOS起動用の領域とUEFIから起動用の領域の両方が作られます。インストール後にUEFIに切り替えても問題なく立ち上がります。
UEFI起動でMintをインストールした場合はBIOS領域は作られずUEFIでの起動用の領域のみ作られるためUEFIで作成したOSをBIOSに切り替えて起動しようとするとOSは立ち上がりません。
MintとUbuntuをBIOSから起動でデュアルブート方式でインストールを完了し、UEFIに切り替えましたが(当然ですが)どちらのOSも問題なく立ちあがりました。
基本的にはBIOS→UEFI切り替えはせずに、そのまま使うのが良いかと。
![](https://assets.st-note.com/img/1720755776393-op24GZhhQb.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1720755896013-0DSWw88QC5.png?width=1200)
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