読書感想を書くときの着眼点
noteに読書感想を掲載し始めて3カ月ほど。
今回は、読書感想を書く際の私の着眼点についてまとめてみようと思う。
着眼点に決まりはない
私は自分自身が気になっている部分にフォーカスを当てて書いている。就職支援・キャリア支援に携わっているからか、人にフォーカスが当たりやすい。現在までの読書感想で感じていることだ。何よりも人が好きだから、ということが大きいのかもしれない。
例を2冊
1冊目 苦しかったときの話をしようか
超有名マーケッターの森岡毅さん著。
マーケティングにも興味があるのだが印象に残って感想として書き残したのは「君の強みは必ず好きなことの中にある」という帯からのメッセージと、森岡毅さんのお嬢さんに向けて書いた自分自身をマーケティングしよう、という人にフォーカスが当たった部分。
自己分析だなぁ、と思いながら読み進めた。
感想は以下のリンクからどうぞ。
2冊目 13歳からの地政学
13歳からの地政学。
感想を書くに当たっては迷いが多かった。地政学。先の大戦のこと、アフリカのこと、アメリカ、ロシア、中国、朝鮮半島。考えると煮詰まる。私がこの本の感想として残したいのは何か。そう思い直して書き進めたのがこの感想だ。多くの人の目にこの本が届きますよう、という願いもある。
高校1年生の大樹と中学1年生の妹・杏、がして謎の男性カイゾクさんから地球儀を見ながら身の回りにどんな影響を及ぼしているのかを教わっていくという物語。2種類の感想を書いた。
ひとつめは、主人公の2人が地球儀を通して自分の未来を考える姿を、キャリア支援の立場から書いていった。
ふたつめはエピローグにある恩送りについてどうしても触れたかった。恩送りはいつか触れたいと思っていたテーマ、私自身のことを重ねて書き綴った。
ひとつめとは異なる内容だったので感想を別に作成したのだ。書きたいことの中味が異なる場合は、分けて書いたほうが読んでいただきやすいのでは、と思ったからふたつに分けて書いたのだ。
この2冊は、内容からすると就職支援・キャリア支援とからはかけ離れていると思うのではないだろうか。
いずれも読書感想を書こう!と思って選んだ本ではない。読んでいる最中に、この部分が印象深いなぁ、と感じる部分や繰り返し読み返す部分がありそれが感想として残ったのだ。
自分の経験を重ね合わせる
感想を書く上で思っていることは、自分の経験と重ね合わせること。
場合によっては恥ずかしいことがあるかもしれないし、情けないな、と思うことがあるかもしれない。経験したからこそ、今の自分があると思っている。もう一つ。苦い経験も今となっては笑い話になっていたりする。要は、時間がたって今の自分はそれをどう捉えているのか。捉え方を、見方を変えてみることが大切。そう思っているから。
他の方の読書感想を拝読すると、わかりやすくまとめてらっしゃるなぁ、と思ったり
そんな見方があったか、と気づかされたり。
読書感想は人それぞれ。
今回は私の読書感想着眼点について記載した。誰かの参考、気付きになればうれしいです。
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