急に君だけ飛び降りたのは
祝!パリ五輪シリーズで慎吾ちゃんネタが続いております。前回は『涙のTake a chance』1984 を考察しました。
今回は『今さらFall in love』。デビュー30周年を記念した27年ぶりの新曲。
『僕笑っちゃいます』の続編とかアンサーソングとか言われていますが…、というか、歌っている本人ですら30年後のふたりと言っているようですが、ハァ? 認めんっ! 私は認めませんよっ!!
だいたい「外苑前」って何よ。「急に君だけ飛び降りた」のが都内の駅だったみたいじゃん。
目をつむって思い出して! あれは広島だったでしょう!!
広島で「電車」と言えば「広電」のこと。広島電鉄。
本通りで4回目のデート。夕方になったから広島港へ散歩しに行こうと誘いふたりで広電に乗って、心の中で「そろそろファーストキスいけるかも」と思っていたら、川(京橋川)越えを目前に御幸橋停留場で「急に君だけ飛び降りた」んじゃないの。
そしてひとり広島港にたたずみ、ハーフムーンじゃなくて涙で滲んだ足元のフナムシを見てたんです。
「ホロ苦く、あっつーい恋 ああ青春の詩」
まあ、いろんなエピソードを混ぜた上に妄想を加えてローカルアレンジしましたが、おおむねこんな感じなはずだっ!
☆彡
場所とかどこの駅とかは聴き手それぞれの想いの中にあるからそれはいいとして、核心は次の点。
…って言ったって、『僕笑…』では「急に君だけ飛び降りた」、まだ「オマエって」呼べるような仲でもないし、当然chuもしていない。つまり、ちゃんと付き合う前に「振られ」ちゃったわけだから、どうしてもなにも勝手に恋だと決めてた単なる片思い。
『今さら…』の方では、ふたりはかつて付き合っていたけどなぜか会わなくなったから、どうして「別れ」たのかと振り返っています。
だから『僕笑っちゃいます』と『今さらFall in love』は別の恋。時も場所も相手も違う。そもそも作詞家がA氏の時点でもう違うじゃろ!『今さら…』は「原宿でのふたりの青春を、しんごクンが今こう思っているとしたら」と、A氏がアイドル時代の彼らを想って書いたもの。でももう胸がキュンとなることもないし、焼けぼっくいに火は付かないもんね。
ここに非常に不自然なキーワードが! 追って考証します。
☆彡
「君」が広電御幸橋で急に飛び降りたのは最寄りのSD校の人に会うためだったりしたら……、アーア 笑っちゃって 涙なんかこぼします。