泣いちっち マイソース
以前、『今さらFall in love』は『僕笑っちゃいます』の続編ではナイと結論づけました。時と場所と相手が違うと。
もっと具体的に示しましょう。妄想は果てしなく時空を超えておりますが、でもちゃんと根拠があるのです。以下、整理しました。上段が『僕笑…』。
『今さら…』の作詞がA氏というのがね…。個人的に好きではないが、多作でいい詩も書いている大作家なのは認める。でも、彼は東京しか知らない一方で芸能界をよく知っているから、詩の中に限界と事情通、つまりバイアスがあるのだ。しかも『僕笑…』が歌われた1983年以降を想定して書いているから世界観にズレがある。
なによりBLTってなによ。ケチャップの染みってなにさ。そんな洒落たもんイナカ少年は食べないぞ! ケチャップじゃない、ソースだ! カープソースだ! いや、オタフクソースかもしれない。私、オタフクソースを初めて口にしたあの感動は忘れられません。あの甘さ。だけど『僕笑…』のシーンでは甘くないのです。
「ホロ苦く、あっつーい ‘お好み焼き’ ああ青春の ’味’」
とにかく、『僕笑っちゃいます』の世界に「ケチャップ」はナイ。断じてナイ! ここが正にA氏のバイアス。(いや、もしかして狙ったのかもね)
だからこの2曲は関係ないのです。別の恋。
☆彡
元歌として、百万歩譲って『泣いちっち マイハート』ならまあアリ。ポイントは「ロードショーとディスコ」。原宿で一緒に行ったから。でもやっぱりこれも広島なのよね。映画でしょ、ディスコでしょ。八丁堀じゃん。くどいようだけど、滲んで見えたのはハーフムーンじゃなくて広島港のフナムシ。
ちなみに『泣いちっち…』で実は既に Take a chance してたのです。ここでは賭けに負けたけど。まだちょっと攻めの姿勢が足りませんでしたね。
☆彡
【訂正】当初、飛び降りた駅を「外苑前」にしていたけど訂正してお詫び。外苑前は単に食事したカフェがあった場所。そもそも電車には乗らない恋。