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【読書記録】アウトプット大全、読了。

樺沢紫苑著、アウトプット大全、読了。
アウトプットとは何かと問われると、なんだかよくわからない。パソコンのディスプレイはたしか出力装置っていうんだよなという知識しかでてこなくて、人間とは関係のない機械的な単語、という印象を持ってしまう。この本では、人間が体を動かして出力する行為を全般的にアウトプットと名付けている。書いたり、話したり、現実に干渉することがアウトプットなのだという。インプットを意識して生活することは多い。本を選ぶときやスマホを見るとき、そこから何が得られるのか考えて選択していくからだ。でも、アウトプットはそこまで意識したことがない。何かを得るためにインプットしたはずなのに、得たことは週に一回くらいSNSで発信するだけだったりする。

この本では、インプットとアウトプットを3:7の比率で推奨している。なんと アウトプットの方を増やせと要求してくるのだ。現状は8:2で、インプットの圧勝である。アウトプットを増やせと言われても、なかなかピンとこない。アウトプットを増やすことを意識しすぎて、友達との会話がインプットしたことだけで終わるのも嫌なものだ。本の中で何度もおすすめされていたのが、インプットとアウトプットを組み合わせる方法だった。映画を見たら、本を読んだら、すぐに感想を紙やSNSに書く。これを繰り返すと、たしかにアウトプットが増えそうだ。

しかしアウトプットを増やすだけでは、ダメだとこの本は語っている。インプットしてアウトプットをした後にフィードバックを挟まないと、自己成長しないというのだ。フィードバックといわれて、思い浮かぶのは他者からのアドバイス。大切なのはわかるけど、毎回毎回他者からアドバイスをもらうのはしんどいものがある。。アドバイスも有効的なフィードバックだが、興味を広げたり、深めたりすること、疑問を解決することもフィードバックになるという。次の行動を変化させようとする意識こそがフィードバックなのかもしれない。

この本を読んで、インプットだけでなく、アウトプット、フィードバックの大切さを理解することができた。今後も私は本を読んだ後にブログを書いていこうと思う。良質なアウトプットになりそうだ。また、早く書くコツに構成を考えるというアドバイスもあったため、今回から実践することにする。フィードバックも練習が必要だと感じたため、対人関係でのフィードバックである褒める行為や謝る行為を積極的にしていこうと思う。インプット、アウトプット、フィードバックの流れが習慣になるように、行動することが今年の目標である。

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