帆船日本丸に行ってきた。
重要文化財である帆船日本丸は、横浜のみなとみらい地区で保存、公開されています。
戦前は「太平洋の白鳥」「海の貴婦人」と謳われた日本丸は、航海演習船として昭和初期明から後期にかけて活躍した。
冬季は北米西岸から、夏季は南洋群島と外洋航海をくり返し、太平洋戦争時は東京湾にて海兵実習生の訓練用に使用されていたが、戦況が悪化すると緊急物資の輸送に駆り出され、終戦時まで戦渦を免れた。
戦争終結後は引揚者の帰還輸送のため鹿児島へ向かい、以後1949年9月24日まで従事。
朝鮮戦争の特殊輸送(韓国人、米軍人)、日米修好通商条約百年祭参加遠洋航海、国際帆走レース参加遠洋航海といった世界的世界的行事にも参加。
横浜港の歴史のみならず、日本の歴史、世界の歴史を知る上でも貴重な船です。
特に私が気に入った場所は、スクリュープロペラを動かすための機関室。
稼働期間は1930年(昭和5年)から1984年(昭和59年)までの54年2ヶ月20日4時間7分と非常に長いもので、日本の技術力の高さと伝統が感じられます。
その次に好きだったのは、医務室なのですが、実際の盲腸手術写真と医療器具展示があり、とても興味深かったです。
寝具の毛布にも船ならではの独特な畳み方があるようで勉強になりました。
船齢93歳とは思えぬほど綺麗な船体で、船内はお世辞抜きでピカピカです(*´`*)✨
見どころ満載で、一つ一つのお部屋の情報量が凄まじいので、地下壕見学や登戸研究所見学と同じくガイドさんをお願いすれば良かった……💦
その他ご紹介しきれなかったお部屋もあるので、横浜に来た際は是非見学してみて下さい😊
エゴサーチしたら、年総帆展帆という帆をすべて広げる日があるそうです。
とても美しい姿は圧巻らしいので、その日に合わせて私もまた行きます( ´灬` )
また、横浜みなと博物館には柳原良平のアートミュジアムも併設されており、歴史学習のみならず漫画学習も出来るの有り難いです。
本当に可愛くて和みました。
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