今後の着物業界はどうなるのかな。

先日、こんなツイートを目にしました。
縫製業界の方のツイートなのですが
着物業界…和裁職人についてのツィートのようにも感じました。

ツケがキテる。30年。若手が育たず、縫製の単価も上がっていない理由の1つは、目先の安さだけをとった企業が、高齢の内職ばかりに頼ってきたから。いま、その人たちがリタイアし、どこも人手不足で困ってる。
やっぱ先代が言ってた「苦しくても解雇はしない、自社で職人を育てる」は間違ってなかった。 pic.twitter.com/sdAIFXrHe3

— しゃく (@shakunone) July 12, 2023

昨年、県内の呉服屋さんに聞いたところ
私の提示する料金より概ね10,000円安い金額じゃないと…と言うことでした。
やはり、今後も、呉服屋さんとの取引は無理で
お客様と直接つながるか、廃業しかないと考えています。

若い職人さんで仕事を続けている方々は、お客様と直接つながるべきです。
呉服屋さんや出身校から仕事をいただいても良いのですが
それだけに頼って仕事をする時代ではないと思っています。
屋号を掲げ、個人のお客様と繋がってください。

着物が売れない時代に、個人のお客様がいるわけない…
と思われるかもしれませんが、少なからずいます！
割と、近所にいることがあるんですよ。
お茶をやられていたり、踊りをやられていたり。
着物生活をされていたり、着物が好きだったり。
お直しをどこに持っていっていいか悩んでいる人がいたり。

自宅の前に、看板を出せるなら出してください。
可愛い黒板タイプの物を毎日出すのも良いです。
暖簾をかけれるならかけてください。
人目につけば、あそこで着物を仕立ててくれるらしいよ〜
と言う噂が少しづつ広まっていきます。
これは、私の経験談です。

そして、はじめの一歩として
東京キモノショーのガイドブックに
和裁職人仲間で広告を出してみませんか？
1人ではなかなか実行できないことでも、みんなでやればなんとかなる！

今、広告を出す賛同者を募集しています。
下記の記事も併せて読んでいただけると嬉しいです

東京キモノショーガイドブックの広告について
chi-mom@nifty.com まで
住んでいる都道府県名と、氏名(屋号)をお知らせください。

2023年7月17日現在　賛同者は17名
1香川県　【桃色の月うさぎ】宮西 千晴
2北海道　【ハリコ⭐︎きもの縫い⭐︎札幌】長田 紀子
3高知県　【ろくぼ和裁】
4神奈川県【MASUMY KIMONO】横山 益美
5山口県　【ゆきわ】 安部 雪菜
6愛媛県　【和楽処 さだ】
7福井県　【あまつ和裁】
8北海道　【札幌 和しごと・手しごと】山口 しずか
9神奈川県【のんキモノん】 小林 薫
10静岡県　亀山 亜紀子
11静岡県　鈴木 麻紀子
12東京都 【のうとみkimonoハウス 】納富 美津英
13岡山県 【hickary】松浦 光
14長野県 【お仕立て工房KIRAKU 】村上 美恵
15静岡県 【浅井工房】浅井きみこ
16香川県 【虎田和裁】虎田弘美
17静岡県 【着物仕立てあんみつ】権田道栄