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2024/4/23 震災から3ヶ月半

写真はこないだ行った家具屋さんで見た
ligne rosetのソファーの記事。

1月1日わたしの住む石川県珠洲市で地震があった。最大震度7を観測する能登半島地震が発生。
珠洲市は甚大な被害を受けた。

そこから早3ヶ月半が過ぎた。

僕は珠洲市の地域おこし協力隊として、
というよりは、元々、市役所帰属型の協力隊だから市役所の職員として震災対応を続けてきた。

プライベートでは、
NPO法人ガクソーの一員として震災前からお手伝いしていたあみだ湯(銭湯)にも微力ながら関わり続けている。

震災後、自分の無力さを感じる日々。

困っている(であろう)人にできることは何か。

自分には何もできないと感じながらも、できることはあるだろうということで、市役所職員としての業務をやり続けている。

今まで僕は、なんで、何かしらの能力を身につけてこなかったんだろう。

なんで、何もできないんだ。

いや、今まで人生で出会ってきた人たちが大勢いる。その人たちから学んだこともたくさんある。今だからこそ、動き、新たに学ぶことで、何か自分にできることがあるはずだ。
そう奮い立たせて、目の前にある自分にできること(震災対応と元々の業務)をひたすらやっていく。
ひたすらやることで、光が指す瞬間があり、そこに向かって進んでいく。

気持ちがあがったり、さがったり。
行ったり来たりのそんな毎日。

一方、家族は発災後しばらくは妻の実家に。
そこから、ガクソーがお借りした金沢市長橋にある「HATCHi 金沢 by THE SHARE HOTELS」というホテルに滞在。ガクソーのメンバーやNPO法人カタリバの人たちが主に滞在していて色んな人と暮らす日々だった。娘はとても楽しそうな顔をして過ごしていたので、ここに滞在していた2ヶ月は良かったのかもしれない。僕は嬉しかった。
(妻は大変だっただろう)

そして3月下旬に金沢市内のみなし仮設(賃貸型応急住宅)に入居。

妻は新しい職場を見つけ、4月から働き始めた。

娘は新しい保育園に入り、珠洲での友人4人と同じ場所で過ごしている。一緒に入園したことをとても心強く思う。頼んだぞ、仲間たち。

という日記が公開されないままになっていたので、この機に公開いたします〜!🐘

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