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ARの未来について:「広告を変えるAR」をリーンキャンパスに書いてみる(2)

リーンキャンパスの前に、この2024年9月はこれからのARの未来をほぼ確定するような発表が相次ぎました。
トップはもちろんMetaのオリオン。元々Ray-Banを傘下に置くルックスオティカとの連携を今後さらに10年伸ばすという、ARグラス普及に一番重要なデザイン性を担保するための布石を着々と打っているMetaが、技術に関してはもう既に行ける状態になっているというのが驚き。
LlamaというMetaのAIと口頭でやり取りをしたり、Apple visionと同じく指先の動きで動作させたり、夜中に起きて見ていたのですが、そこには確実に「未来」がありました。

Meta以外にもナイアンティックがSnapと提携したり、Metaとも提携したり、新デバイスが登場したりと、デジタルと現実世界を結ぶインターフェースとしてスタートするための準備は順調に進んでいます。
来るべき「スマホの次」へ、新しいルールは数年後に始まります。


4.ソリューション

  • イベント・セール情報の自動収集:
    日本全国のイベントやセール情報を自動で収集し、場所と時間軸を付与して検索可能。

  • 位置情報と時間軸に基づく広告表示:
    ユーザーの検索結果に基づいて、広告を位置情報と時間軸に応じた高精度で表示します。

  • API提供:
    他社のモバイルアプリに対して、検索機能やAR広告機能を統合できるAPIを提供します。

  • イベント・セール情報の自動収集:
    日本全国のイベントやセール情報を収集し、場所と時間の情報を付与して検索可能。

  • 仮想空間とARでの表示:
    検索結果を地図上およびARで視覚的に確認できるようにします。

以下具体的な内容です。

  1. データ収集システム
    全国のイベントやセール情報を自動収集するための強力なデータ収集システムを構築します。これは、クローラー及びAIを介して各種ソース(ウェブサイト、SNS、ローカル情報サイトなど)から情報を入手してするものです。

  2. 位置情報と時間軸に基づく広告及び情報配信
    ユーザーの検索結果に基づいて、位置とユーザーの必要な時間軸に合致した広告と情報を表示します。またユーザーが特定のキーワードで検索した際、店舗やイベントをタイムリーに提案します。

  3. ARインタラクション機能の実装
    ユーザーの検索結果に関わるリスティングAR広告/情報やイベント情報を視覚的に体験、また方向が確認できる機能を。これにより、情報伝達の利便性が高まり、ユーザーの関与を高めます。

  4. 行動データ分析プラットフォーム
    ユーザーの行動データを分析し、店舗訪問率や広告インタラクション率を測定するためのプラットフォームを構築します。これにより、現実空間での広告効果を瞬時に把握し、必要に応じて迅速に戦略を調整できます。

  5. フィードバックループの確立
    ユーザーからのフィードバックを収集し、広告やサービスを改善するための仕組みを設けます。具体的には、アンケートや使用後の感想を大切にし、ユーザーのニーズを把握し、サービスに反映させます。

  6. リソースAPIの提供
    モバイルアプリ企業向けに、簡単に統合できるAPIを提供します。AR機能や位置情報ベースの情報検索をアプリに組み込むことで、他社様アプリのユーザーエクスペリエンスを向上させます。


期待される効果

  • ユーザーの利便性向上:
    情報が整理され、必要なイベントやセール情報を効率的に取得できるようになります。

  • 広告主のROI向上:
    高精度なターゲティングにより、実際の来店や参加者数を増加させることが期待できます。

  • ビジネスの成長:
    データドリブンな戦略に基づいて、継続的にサービスを改善し、新たな市場機会を開拓できます。


5.チャネル

  • API:
    他社のモバイルアプリやWebサイトにデータ提供し、外部サービスと連携。

  • SNS・広告ネットワーク:
    FacebookやGoogleなどの広告ネットワークを活用して、新規ユーザーや広告主へのリーチを強化。

  • リアルイベント:
    地域イベントや展示会でのプロモーション活動から認知度を高める。
    サービスを宣伝するための潜在的な流通チャネルとして、実店舗やイベント会場との提携を追加する。

  • パートナーシップの選択肢:
    店舗やイベント会場と提携し、そこからの集客を強化するためのパートナーシップを広げる。また、特定のイベント会場では提供されない限定コンテンツや特典を用意し、ユーザーの関心を引く。
    例えばアプリ経由でイベント会場に近づいた時だけ表示される限定のセール情報などを提供することで、ユーザーへの訴求力を高めるなど。


6.収益の流れ

  • 広告収入:
    リスティング広告やジオターゲティング広告の有料モデル。地域や時間帯、表示面積の大きさによるプレミアム料金。

  • API 利用料:
    モバイルアプリ企業向けの API 利用料。(他社アプリへの情報提供料)

  • データ販売量:
    マーケティングデータ販売による売上。


残り:主要指標、コスト構造、圧倒的な優位。
追加でマフィアオファーについて、でARのリーンキャンパス(非まとめ)は終了です。


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