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暑い一日をソファーの上で


今朝はいつもより早く起きることができたのに、つい二度寝してしまった、不覚。それでもこのくらいに起きれたらいいなと思う時間には起きれたので気分が良かった。平日だと起きれないのに休日に早起きできるのはなぜ?

今日の午前中はうさぎ、名前はごくらく、彼の爪切りのために動物病院に連れて行った。彼はいつも宇宙船みたいなリュックの中に入ってもらい、病院まで歩いて連れて行っている。お医者さんに爪を切ってもらう時はいつも暴れてKINGと呼ばれているごくらくだが、今日はとてもおとなしく爪を切られていた。
帰り道の信号待ちで女の子から可愛いと言われていて、自分のことではないけれど誇らしい。家についたごくらくは宇宙船から出た途端に思いっきり足を叩きつけていて、ご機嫌斜めだった。

宇宙船から外を見つめるごくらく

ごくらくと帰宅した後、Netflixで「アトラス」という映画を見た。AIが反逆を起こし、人類の敵となっている近未来。高度な人工知能についての知識を持つ対テロ分析官の主人公が、反人類主義のAIと戦うSFアクション映画。
アクションがかっこいいだけではなく、ロボットの造形もカッコいい。オシャレな感じではないけれど、無骨さと未来感が調和しているデザインが私の心をくすぐった。なによりも主人公とロボットに搭載されたアシスタントAI、この2人の関係性に引き込まれた。やっぱりバディものは王道だ。
2人というのは最も小さい社会ということもあるけれど、まさにその通りだと思うし、私たちの生活には「2人」という社会が溢れかえっている。親と子供、妻と夫、店員と客、人間は誰しもが生まれた瞬間から社会との関係に依存する生き物。だから人の関係からは目が離せないんだと思う。

晩御飯はハンバーグ。私はご飯を使う時、クラシルというアプリのメニューをもとに作るけれど、中でも野永シェフのレシピに絶大な信頼を置いている。どのレシピも簡単かつ、ひと味違う味わいにしてくれる。今日のハンバーグももちろん野永シェフのレシピ。

このレシピで作るとコクのあるソースとジューシーなハンバーグを手軽に作ることができるので、お気に入りのレシピの一つだ。ハンバーグを作る予定をすっかり忘れて、玉ねぎを使い切ってしまったので葉ネギで代用したけれど、いつもと違うシャキシャキとした食感が楽しかった。我ながら良い判断だと、自分を褒めてあげた。
このハンバーグを作ると翌日もふとした瞬間にハンバーグの匂いが鼻を掠める時があって、好きな食べ物の匂いがしてちょっと得した気持ちになる。野永シェフのお店はまだ行ったことないけれど、絶対に行くと決めている。これは野永シェフのレシピでご飯を食べるときに必ず思うことで、大したことない生活を生き延びるための小さな決意の一つ。

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