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家族と自分の「豊かさ」考え続ける

自己紹介

北海道の郊外で、地道に設計事務所を営んでいます。夫が設計士、私は現在公園行政に勤めるサラリーマンです。家族は他に猫2匹。

私たち夫婦は、元々同じ設計事務所で働くOBの先輩・後輩の関係でした。夫は40歳で独立し、実家のある旭川市で自宅兼事務所を建てました。私は同時期にハウスメーカーを退職し建築家を目指して夫の後釜のような形で札幌の設計事務所に転職しました。その後1年半で植物に関わる仕事をしたいと考え直し、都市公園の管理の仕事に転職して13年目になります。

出会ったお客様から学ぶ

夫の独立後3年で結婚し一緒に住んでからは、ご相談にいらっしゃるお客様と可能な限りお打ち合わせに同席させていただくようにしていました。私達家族の自己開示のためです。
お客様は家族構成、職業、年齢、性別…皆違いましたが、建てたい建築のイメージ、思い描く将来像、やってみたい事をお話しされる言葉や気持ち一つ一つが、私達の暮らしの「豊かさ」に影響を与えてくれました。また、それぞれのお客様を比較し誰が良し悪しという見方をした事はありません。それぞれ価値観が違い、私達の知らない事も沢山教えてくださいました。今でも新しいお客様にお会いするのが楽しみです。

私なりの「豊かさ」とは

夫と一緒にやってきて整理した私なりの「豊かさ」に繋がる事は、

・手を動かし技術で仕事を続ける事。仕事を楽しめるよう工夫する事。
・経済的・精神的に自立している事(夫と違う仕事をする理由です)
・家族に何かがあれば、無条件で力になる事。
・家族と自分の時間を大切にする事。
・生活環境を大切にする事。特に植物に近い場所に身を置く事。

さらに、将来の目標

私なりの「豊かさ」を実現できるようにしながらさらに将来の目標も持っています。

・二人でつくった暮らしを、北海道の住宅建築の傑作として残す事
・私達となるべく近い考えの方に、この暮らしを引継ぎ楽しんでもらう事

私の夢を実現させるのは、約30年後を目標にしています。今の年齢から少しずつその準備はしておきたいと考えています。

ご挨拶

フリーランスのパートナーと10年以上一緒にやっていくと、自分たちの考えを整理して客観的に話す場面が増えてきます。数年前に夫の設計事務所のブログをホームページ直結にして簡略化してしまったので、こうしてたまに記事を書く場面を作っておこうという想いでnoteを始めました。

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