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【特集】ミャンマーと私たち~JAMBOF(ジャンボフ)21年の歩み~(主催:JANBOF)を取材しました。

〈投稿:2024年7月24日〉

aroMaWEB特集では、松阪市で活動する市民活動団体の概要や活動をご紹介していきます。
今回の特集は、松阪市市民活動センターと住友理工の協働による助成プログラム、住友理工「夢・街・人づくり助成金」事業で2023年度に採択された助成事業の中からピックアップして取材に行った様子をお届けします!

松阪市文化財センター 第2ギャラリーにて開催

ミャンマー連邦に住む人たちと日本に住む人たちの友情の架け橋になるよう様々な事業を行なっている、当センター登録団体のNPO法人 JAMBOF(日本・ミャンマー友情の架け橋)さん。(以下、JAMBOFさん)
2003年の設立から21年の活動の歩みを展示した「ミャンマーと私たち~JAMBOF21年の歩み~」を7月13日~15日の三日間、松阪市文化財センターにて開催しました。
今回は、その会場にお伺いして、聞かせていただいたお話と展示の様子をお届けします。

会場では、21年の活動の中で撮影した写真が壁一面にずらりと並んでいました

展示されている写真は主に自分たちが現地での活動の際に撮影したもので、活動を通して出会った子どもたちや、自然豊かな風景などを、21年間の中で積み重なったたくさんの写真の中から選んだ、約100点が展示されました。

広い壁に大きく飾られている民族衣装や工芸品

その他にも、現地でいただいたり活動の一環で販売していた、民族衣装や工芸品、書籍なども展示。壁に大きく飾られた民族衣装は、会場内でも目を引く展示となっていました。

来場者と会話をするJAMBOFさん(左)

期間中はJAMBOFの会員が交代で在席して、来場者に活動や展示物の解説などを行ない、お伺いしたこの日も民族衣装の前でお話をされていました。

図書館の絵本を手に取る子どもたちの写真
ひらがなを学ぶミャンマーの子どもたちの様子

これまでに現地の学校への支援や建設、移動図書館の開設など、現地の子どもたちにも注力してきたJAMBOFさん。
2019年まではほぼ毎年ボランティアツアーを実施して、日本の歌遊びや紙芝居を紹介したり日本語教室を開いたりなど、日本とミャンマーの友情の架け橋を繋ぐために様々な交流を企画していました。
展示写真の中には、長年の活動の中で出会った子どもたちのたくさんの笑顔が収められています。

解説パネルを作成して活動写真と並べて設置

国内ではミャンマーの物産を販売するバザールの開催や、飲食を通して国際交流を楽しむイベントに参加。
飲食を伴うイベントは、コロナ禍を経て現在は参加の場が減少していますが、機会があればまた実施していきたいと、今後の参加には意欲的な姿勢です。
コロナ禍や国内情勢の影響でミャンマー現地に行くことが難しい近年では、松阪近隣地域で生活する在日ミャンマー人に向けての支援や交流会を企画しており、お花見やカルタ会など、日本文化を通して交流を図っています。

近年行なっている、松阪市近隣地域での交流会

団体のこれまでの活動を、写真とパネルを通して振り返りながら、現地の風景や衣装、工芸品の展示を見ることで、JAMBOFさんの活動を追体験できる、素敵な展示でした。
これからのJAMBOFさんの活動もとても楽しみにしています。

JAMBOFさんが今回の事業で活用した助成金事業住友理工「夢・街・人づくり」助成金の今年度の募集を8月1日から開始します。
住友理工が重点的に支援する5つの分野に関する市民活動団体の取り組みが対象で、人件費(助成金額の30%を上限とする)の計上も可能です。
同一団体からの申請回数の上限もありません!以前採択された団体の方もぜひお申込みください。
この地域の市民活動団体からのご応募をお待ちしています。

詳細は8月1日より松阪市市民活動センターHPにて公開いたします。

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