#9 なぜ政治に声をあげるのか

こんちくは、東京から青森に移住したマリエです。今日は自戒も込めて政治への想いを書きます。

選挙にいく人、いかない人

みなさま、選挙にいきますか？私は選挙がだいすき芸人。20歳のときに選挙権を得てから、行けるものはすべて行っています。(引越しで住民票の移行期に選挙の連絡が届かず1回いけなかった…)
きっとみんなも選挙いってるよな…と思っていたが、いざ周りの人に聞いたらみんな、全然行ってなかった。ひゃ〜、わたしの肌感覚的に周りの6〜7割は選挙にいかず、3〜4割はいってるイメージ。(もちろんそれぞれ関係者や属性によって割合は変わると思います)

選挙前になると、私はいつも「選挙いけいけおせっかいマン」になる。みんなに「選挙いくよー！いくぞー！期日前選挙やってるよー！いこー！」とうざめアピールする。だいぶ目障りだと思う。
ちなみに「選挙にいこう！」とは伝えるけど、投票先についてはとくに言及しない。それは、みんな自由に選べばいい。

悲しいことに、私たちは「自分で考えない」人になる教育を受けてきた

選挙にいかない周りの人に、「なんで選挙にいかないの？」と聞くと
「え、あんまり考えたことなかった」
「仕事でいそがしいし、それどころじゃない」
「選挙いっても、何も変わらないじゃん」
という答えが帰ってきた。

おおおおお、まさに政府の思惑どおりの人たちだ。おみごとだと思った。
（私は想像力と妄想力に富んだ脳をしているので、多分に偏見やファンタジーが含まれていることを前提とし、それでも伝えたいので根拠がなくても書き続けます。）

政府側からみれば、「権力をもってしまえばあとはグチグチ言われたくない。国民は黙っとけ」って思ってる人も一定数いるよね。国からしたら、「従順な国民」でいてくれた方が、自分の好き勝手できるから都合がいいわけよね。

たとえば、国民が一生懸命働いて、たくさん納税してるのを、権力者たちが国民のために使うふりして自分の身内のために使っちゃったりさ。「お国のために〜！」とかいって赤い紙一枚でいくらでも一般の人を戦争に行かせちゃったりさ。誰も文句言わなければ、好き勝手できるのよ。

自分たちに都合のよい国民を育てるには、そりゃあ"教育"に力を入れるよね。日本の教育って、「答えありき」で「自分で考えること」が徹底的に削ぎ落とされてると思うのよ。
だって国民が"自分で"考えたら、政府に反対してきちゃうかもしれないしさ。だから、国民から「考える能力」を奪っておけばいいの。

政治って他人事だよね？

政治は、きっと誰かがどうにかしてくれる。だって、政治家だったら偉い人とかいい人なんだよね。みんな国民のために、いい政策をしてくれるよ。
って信じてる人いる？

私は現政権下でずっと政府への不信を持ってる。なぜなら

• 同性婚制度できない（同性カップルは「生産性ない」とか言っちゃう）

• 夫婦別性すらまだできない（家族の絆が壊れるらしい）

• 緊急避妊薬が市販されない（なぜ許可しないのか意味不明）

• 共謀罪の強行採決された（これ書いてるだけで逮捕されるかもよ）

• ギャグじゃなかったアベノマスク（543億円、みんなマスク使った？）

• 国葬（12.4億円、私には理解できない）

• 東京オリンピック（3兆円、開催反対8割の世論を無視して強行開催したらしい、不祥事まみれ）

• 国有地売却の公文書改ざん森友問題（これに対して「まだモリカケいってるのか頭おかしい」とかいう人いるんだろうけど、なかなか衝撃だったわよ）

• 賃金の上がらない低成長の日本経済（消費税もう上げやんといて）

• 統一教会ズブズブやん

書き出したらキリがないね。。
これは世界共通だけど、権力って放っておくと暴走しちゃうからそれを監視する人が必要で、日本はきちんと民意が反映されるように民主主義という選挙を通じて民意を代表する人を選ぶ方式になっているのね。

でも、権力側は自分たちがずっと好き勝手やりたいから、民意側を操作するわけ。国民に自分たちに都合のよい情報だけを流したり（情報操作）、教科書を書き換えたり（歴史修正主義）、巨大ネットワークをもつ宗教などと協力して組織票をあつめたり。（統一協会や創価学会etc.）←ちなみに宗教を批判する立場ではありません

日本には「昔ながらの家族制度を守りたい」とか「女性は子どもを産み家庭を守りなさい」とか「日本は特別で諸外国は劣っている」とか思っている人がいてさ、そういう人が現政権を握っているなかに多いのね。
伝統的な家族も、家庭を守る女性も、日本は特別だと思うことも、それはそれで全然いいのよ。どうぞご勝手に。でも、それを全員に押し付けて、不利益を被る人がいてもそれは無視するの？
時代にそぐわなくなってきているから、それぞれが自分にあった選択をできるように制度を変えましょうって言ってるのに、反対しているのが現政権。

男性優位な日本社会、その名残

わかりやすい例として、国の認可をとるために、【バイアグラ】は半年、ピルは【44年】もかかった。バイアグラは死亡例も多く報告されているのにスピード承認。女性が女性の身体のために使うものは不条理に44年も反対され、結局ピルは国連加盟国のなかで最も遅い承認になった。今議論になっている緊急避妊薬についても、女性が女性の身体を守るためのものなのに、「性教育を先におこなうべきだ」などといって、いつまでも薬局で買うことができない。（日本の性教育への問題は、また別の記事に書きたい）

選挙が唯一、受動的に政治参加の機会を得られる

私たちは、私たちをとりまく社会を決める権利がある。普段は自分の生活に集中し、政治参加をする機会のない人でも、選挙は向こうからやってくる。（選挙権をもってさえいれば）
何もしなくても、選挙の案内が住民票のある家に郵送される。（住民登録をしていれば）
選挙以外は、自分からアクションを起こさない限り、なかなか政治に参加することは難しい。私だって、政治に関心はあるが、具体的に政治参加するのは選挙のみである。

だからこのチャンスを、私たち一人一人がきちんと声として届けなければにったいないと思う。もったいなすぎる、行かないならその1票ください〜

ちなみになのだけど、12月に、私は青森の十和田に引越してきてはじめての選挙に参加した。
そしたらその投開票をみてびっくり！！！

なんと数字のわかりやすいこと！！！！一人の一票の差がわかりやすい。
そう、一票ってめちゃくちゃ大切なんよ。東京だと何万票とかだから、そのうちの一つくらい〜って思うかもしれない、思うかもしれないけど、その一票の積み重ねでしかないのよ。

選挙、いっていますか。行っている方は、ぜひ隣の人にも、声かけてみてください。「選挙いってる？」
選挙、行ってない方は、「どうやって情報あつめたらいいの〜「「どうやって選べばいいの〜」と、お悩みがあったらいくらでも参考になりそうな情報提供します。
直近で大きな選挙はないけれど、いつだって選挙は向こうからやってくる。（ポストをチェックだ）

これからもちょこちょこ、政治関連の更新をしていきます。