私が手漉き和紙に染まった理由 その2
協力隊として赴任したのは卒論で訪れていた地域ではなかったけど、基本的には自由に活動できるとのことだったし、具体的な活動内容を決めていたわけではなかったから、自分の意志次第でその地域とも関われるだろうと思っていました。
ところが、赴任してみると任された業務をこなすことに時間を取られ、その業務に少しでも紐付けられそうなことを合間で行う程度。
そんな具合で協力隊3年目に入ろうとしていた時、赴任先の担当の方が、使わせてもらえそうな空き店舗があるから、そこで和紙でも売ってみないかと