見出し画像

精神障害者の働き方を考える+今後の働き方は

どうもこんにちは、沖やんです。
去年うつ病を患い、現在は就労移行支援で再就職を目指すべく訓練をしています。

就労移行支援に入所した当初は、障害者雇用で再就職を目指そうとしていました。

しかし、障害者雇用とは言っても、週5日フルタイム勤務が基本である求人が多く、障害者雇用とは一体…と思ってしまいました。


週5日フルタイム勤務ってきつくない???

障害者雇用を専門に扱う某求人サイトによると、求人票に記載されている、年間休日は120日前後で、完全週休2日制、フルタイム勤務が大多数を占めています。もちろん、もう少し休日日数が多い求人、短時間勤務の求人も中には存在しますが、少数派と言えるでしょう。

そして、仕事でかかるストレスの量は、仕事の量と時間に比例すると考えられ、仕事の内容にも左右されますが、短時間勤務よりフルタイム勤務の方が受けるストレス量が大きい傾向にあると考えられます。

週5日フルタイム勤務は、いくら障害者雇用で、就業するための環境が整っていたり、他の従業員からの理解があったりしても、精神障害の人には少し厳しい条件だと思う人もいるでしょう(発達障害・知的障害の人もそうですが)。なぜなら、ストレス耐性が健全な人より弱い傾向にあるからです。うちも週5日フルタイム勤務は正直厳しいと考えています。

他の働き方はどうか?

週5日フルタイム勤務で働けないとしたら、他の就労方法も考えられるでしょう。

派遣会社に登録して、週4日以下の勤務条件で働く方法も考えられます。派遣就労の方が週4日以下の勤務案件が多くなるからです。さらに就労時間に制約がある人なら、パートタイム勤務もあり得るでしょう。

就労時間が短い分仕事にかかるストレスを減らせたり、休日が多い分ストレスの解消に時間をかけられたりします。就労日数が少ない分給料も少なくなりがちですが…

それと、障害者雇用とは明記されていないので、障害があることを就労するときに伝える必要があるかもしれません。発作などが起きて働けなくなると、他の従業員に影響が出ることがあるからです。

得意を仕事にできるなら

障害を患っていても、その人の得意を仕事にできるのであれば、個人事業を開業したり、副業でやりたい仕事をしたりするのも良いでしょう。
個人事業であれば、スケジュールの調整は比較的容易ですし、障害を患っていて通院が必要でも予定の調整をすればいいだけです。
業務量も障害の程度に合わせて決めればいいので、個人で仕事ができる人であればこの方法は良いかもしれません。

しかし、仕事の繁忙期になるとストレスはそれだけ受けやすくなり、また助けてくれる人や保険の保証も限られているので、就職して働いている人よりも、ストレスマネジメントは重要になってきます。仕事の特性や障害の特性をよく理解した人に向いた、いわゆる上級者向けの働き方といえるでしょう。

自分の今後の働き方は

自分が今後働くにあたって、働き方を考えてみました。
自分はこれまで建築を学び、建築設備設計をやってきました。
今までの経験を活かしたいのですが、障害者雇用で考えるとなかなか適したものがありません(3月〜5月に選考していた某ゼネコンは選考落ちしました)。

それでも、建築設備に関わりたいと思い、就労移行支援の訓練でも建築設備の学習を取り入れています。
建築設備を通して、意匠設計者や施工者などへの助けになれればと思い、副業の形ではありますが、事務所を開業しようと考えています。事務所は副業という形にして、週4日勤務の派遣就労で収入を補おうという考えです。

派遣就労+個人事業なので、ストレスはそれなりにかかるものですが、ストレスマネジメントの方法、ストレス解消の方法を就労移行支援で身につけることが今の課題だと考えています。

働き方の比較表を下につけときます。ストレスレベルは、仕事で受けるストレスの量を相対的に表したものです。

働き方の比較表

今は比較的調子が良いので、まずは8月以降で派遣就労ができるよう、調子を整えたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?