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【2/1クラファン終了】毎日投稿① 知ってください「産後うつ」体験談

この記事は前回の記事の続きです。

はじめまして! 1歳 & 6歳のパパをしてます「おきなか」です!
本記事には「産後うつ」に関する個人の体験が含まれます。ご気分に合わない方、どうぞご無理のない範囲で読んで下さいね。

冒頭に少しだけ宣伝させてください。

2/1(火)まで 人生初 全身全霊をかけてクラウドファンディングを実施中
よろしければページの拡散・ご支援いただけるととても嬉しいです!
また支援いただいたみなさま、心よりお礼申し上げます。


当たり前が消えた日


ちょうど一年前の今頃、妻は「産後うつ」で隔離病棟に入院していました。当時0歳の次女と5歳の長女は施設に引き取られ、娘たちと会うことも、電話で話すことすらできない。そこで、手紙と写真のやり取りで、お互いを励まし合いました。。離れていても、私たち家族を支えてくれたもの、その一つが「日常の家族写真」でした。

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クラウドファンディングでは「日常の思い出写真を埋もれさせないアプリ」を開発し、紹介させて頂いています。

同時に、このクラウドファンディングを通して、少しでも同じ経験をされた方の力になりたい、という思いで、経験談をお伝えしたいとおもいます。

薬を飲まずにこっそり捨てていた


隔離病棟に入院するまで、何もしなかった訳ではありません。机の下には食べかけの食事が何日分もそのまま、妻は時々しかお風呂に入れない。役場の方にも協力してもらい、「話を聞いてもらうだけだから」と言って何度も心療内科に連れていきました。もちろん本人は「私は正常だ!」と言い張るので、無理やり引きずって連れて行ったという方が正しいかもしれません。

すぐに「産後うつです 入院をおすすめします」と言われますが、聞き入れるはずもなく、通院でもいいからとにかく薬を飲むよう処方されます。もちろん薬も嫌がるのですが、「飲まないなら入院してもらいます」と先生から強くいってもらい、しぶしぶ薬を受け取りました。ですが結局飲んだふりをし吐き出していたことが、後になって分かりました。

「薬飲めばいいじゃないか」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、当時次女0歳、「母乳の中にほんの0.0001mmでも薬が混じったらどうするんだ!!」という気持ちから、絶対に飲まない、誰になんと言われても飲まないと思っていたそうです。

「自分は病気ではないのになぜ・・・」という気持ちと「0歳の娘の口に薬を入れるわけにいかない」という気持ちが交じり合って、本人もとても辛かったと思います。私は私で、仕事をしながら家内を何度も病院に連れて行ってたので、「もういいから薬飲んでよ 飲んでも大丈夫って先生言ってるやん もうあなたに付き合うのしんどいんやけど!!」と、心ない言葉を発していました。でもそれも本音だし、私も辛かったのです。

妻と同じ立場の方、私(夫)と同じ立場の方、もしいらっしゃったら、一度奥さん無しで、ご主人一人で心療内科に行き、ありのままを相談されることをお勧めします。そのようなケースは決して少なくないと思いますし、私もきっとそうだったのですが、ご主人自体も知らず知らずのうちに精神的に参っている場合があります。心療内科は気軽に相談に行くべきです。思ったようなお話が出来なかったら、別の心療内科を試してみてください。
もちろん私にDM等で相談いただいても結構です。

明日以降「どう治療が進んだのか」をお話します

同じ悩みを抱えているママ、パパ、その家族のために、少しでも役に立てたらと思うので、次回以降もnoteで「産後うつ」に関するエピソードを紹介させてください。


「日常の思い出が消えない未来」を目指す


今私たちは、失った時間を取り戻すように、沢山の写真を撮っています。お出かけやイベント時の写真は「LINEアルバムに一括保存」していますが、日常のちょっとした写真は、撮ったきり整理できていません。

消えてしまいそうな日常の写真を救いたい。日常の思い出が消えない未来にしたい。そんな思いで、プログラミング未経験者でしたが、「LINEアプリ"のこるん"」の開発を、歯を食いしばりながら進めています。

このアプリや活動を通して、産後うつに悩む人の何らかの力になりたい。もちろん共感してくださる方から、応援してもらえたら嬉しい。
そんな思いで、人生初のクラウドファンディングへの挑戦を決意しました。

よろしければページの拡散 もしくはご支援いただけるととても嬉しいです

「産後うつ」のママ パパの力に それが使命

クラウドファンディングは2月1日で一旦終了します。それは私にとっての「はじまり」です。自分の経験をもとに、産後うつで悩むママ、救いの手が差し伸べられないパパ(私もそうでした)の、力になることが、人生における使命だと思っています。

今後もnoteで記事を書き続けますし、どんな些細なことでも、ぜひメッセージを下さい。必ずお返事します。noteでも、TwitterでのDMFacebookでももちろん結構です。
同じ病気で悩む人が少しでも減り、家族みんなの思い出が世の中に溢れますように。これからも活動を続けていきます。

長文読んでいただき、本当にありがとうございました!
また次回の記事でお会いできたら嬉しいです!

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