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『10分で読める伝記2年生』手塚“おそムシ“うそムシ“おさムシ“ 治虫

歴史上の人物としてはまだ新しいですが今の日本の漫画、コミックの草分け的存在の手塚さんが本書に挙げられていました。

「よみとく10分 10分で読める伝記2年生」2011年4月23日 第1刷 2021年9月27日増補改訂版第5刷 株式会社学研プラス発行の書籍です。

 人気漫画を生み出した漫画の神様として有名ですが、売れっ子漫画家になられてからは漫画ができないので手塚おそ虫(原稿が遅れる)とか手塚うそ虫(締め切り通りに書くと言っては約束をままらない)など、ひどいあだ名を編集者からつけられていたそうです。其れにもめげずに有名なまた人気漫画を多数だされてきたことにたいして敬服致します。

 またご存じの方も多いと思いますが医者の免許をもっておられましたが、手塚治虫さんが好きな漫画の世界に進まれて最終的には世界的な漫画家になられ、医者の時代が役に立った『ブラックジャック』は読者の皆様がよく知られるところであるとおもいます。『ジャングル大帝』もディズニーが参考にして、ライオンキングを作ったという話も聞きまして、多くの人に影響を与えている作品が多いんだなと思いました。

 世界も一目おく手塚ワールドは、実は『虫』の好きな少年で漫画も書いておられたとのこと。そして医学の道に志したのも手塚さんが5歳の時に両腕にばい菌が入り両腕を切るような状態まで悪化したことがあり、それで医者を志されたようです。 

 いずれにしても手塚さんが好きな漫画の世界に人生を進まれたということに私は感動を受けました。今漫画、コミックは世界のあこがれ、日本の文化になっています。若い方々のこのような日本文化に関わるあらゆるジャンルでの活躍もあります。将来の日本に期待しております。

最後に監修者の塩屋京子(放送大学客員准教授)さんがあとがきで本主題の背景に書かれておりますので一部抜粋紹介致します

「読書は自転車乗りに似ています。もちろん自転車に乗れなくても暮らしていくことはできますが、乗れるようになった後で感じる便利さは言い尽くせません。また自転車に乗れるようになるためには練習が必要です。何度も転びながらも周りの大人にたすけられ、ようやく乗れるようになった方も少なくはないでしょう。読書も似ています。読書をしなくても暮らしていくことはできます。でも読書ができたら経験しないことや知らないことに出会うことができるのです。」

 また、重要なポイントとして言われているのは2年生になると好む本はどんどん読んでいきますが、好まない本に関しては読み聞かせをしてあげることで自分の好まないジャンルがあっても、読み聞かせをきっかけとして興味のないジャンルや知らないジャンルの本を幅広く読んでいけるようになりますということでした。

私の子どもには、本の読み聞かせをしていませんでしたが、二人の子供は仕事関係も含めていろいろな本を読んでいるみたいです。

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