社長って大変だなぁ
最近「ラベルレス」のペットボトルがあるのご存じですか?
プラスチックの使用量も減るし、捨てるときにラベルを剥がす必要もないので悪くはない気がする商品ですけど、ブランディングしたい商品とは水と油になりそうですよね。
やっぱりラベルレスは水やお茶みたいな定番で、ラベルがなくてもどんな商品か知っている大手企業の商品向きなのでしょうか??
いやー、縛りがある方が良いモノを作れるって聞いたことがありますが、ラベルレスでどんな商品か伝える方法ってあるんですかね??素人には無理ゲーな気がしますが(笑)
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さて、今日は前職と現職の社長を比較してみて、「社長」とは何か?について私なりに考えていきたいと思います。
私が勤めてきた会社は地方の中小企業で、地域密着型、更に親族経営が多かったです。
従業員も50~60人くらいの規模で、バリバリやってるというよりは少し、、、いやまぁ結構温い意識の集団って感じです。
前職では特に役職者40~50代が自分達で考えて進めるっていうのができてませんでした。
会社としてはトップダウン→ボトムアップに体制を変えたいのに、昔からの慣習が抜けない人はだいたい「会社が悪い」とか「上が何もしない」とか文句ばっかり言ってましたねぇ。
この体制を変えるにあたって社長は会議やミーティングで発言をしなくなりました。
発言をしてしまうと「言質を取られる」っていうんですかねぇ?たぶんみんな「社長はあぁ言った」とか「社長はこぅ言ってたから」と、トップダウンの名残から抜け出せない勢が社長の意見に同調してしまうからなんだろうなぁと、ただの平社員の私でも想像できますよ。
また、影で文句を言うくせに社長本人には意見が言えないってゆうダサい人ばかりです。
(YESマンとかマジで絶滅して欲しいです!)
前職の社長は3代目なんですけど、50~60代の社員達は「自分達が稼いだ金で大学行って遊んでた」みたいな事言ってました。
これって、公務員は私達が納めた税金で生活できてるのにっていうアレと同じ主張ですね(笑)
まぁ世襲の場合、社長としてみんなから認められるようになるには、人の2倍も3倍も仕事して努力してようやく1人前ってなるイメージです。しかもそれは「自分は努力してる」は通じなくて、周りが見て判断する事だから余計にハードル高そうだなぁって同情しちゃいます。
それなのに社長は認められることを放棄しているのか、もはや認められていると思っているのか、「別にそれでいい」って感じでした。
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現職の社長はまだ入ったばかりでよく分かりませんが、どうやら選抜式のようです。
選挙みたいに選ぶって事じゃなくて、株主や役員が決める形なんだと思われます。
普段どんな仕事をしているのかは分かりませんが、ほぼ社長室に籠ってます(笑)
社員と社長の間には認めるとか認めないとかっていう認識は存在してなくて、「社長」という役割の人って感じです。
現職の社長はよく差し入れとしてプリンやケーキを買って来てくれます。
前職の社長はえこひいきはせず、社員全員と一定の距離を置くと言ってました。
年末の繁忙期に社員を気にする素振りも見せずシレッと帰ったり、夜遅くまで残ってる社員に差し入れをしたこともない。社員は宝とか言ってたのにどういうことだ!?って思ってましたけど、一定の距離を置く話を聞いて納得したのを覚えてます。(納得はしましたけど、求心力の低下を感じましたw)
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会社の規模や方向性によって社長のやり方、役割は変わりますが、〝私〞にとって社長とは面倒くさい存在です(笑)
みなさんも社長とはこういうものってバイアスは少なからず持ってると思いますが、究極、人として好きか嫌いかですよね。
人間力とでも言いますか、、、。
「この人の為に頑張ろう」や「付いて行きたい」って思える社長に出会えたなら幸せかもなぁなんてフワッと思いました。
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