声を聞いて安心した…父入院
2023.02.21(火)ずいぶん前に下書きに入れたまま書いてなかった「私の父親のこと」を少し書いてみます。
下書きに入っていたのは
「2022年05月:うちのおやじまだ働くんだってよ!」
っていうタイトルで中身に少しメモがあるだけのnote。
うちの父親(みやもと幼少期)
生活スタイルは近いけど、たぶん性格はあまり似てません。
父親は、小売業。よくスーパーで品出ししている店員さんっていますよね。若いころに広島のダイエーで働いていて、私が生まれたころに島根のとあるスーパーに転職して、青果の陳列や朝早く市場に商品を買い付けて売るという仕事をしていました。トップ画像のイメージそのまま。
「いらっしゃいませー」をひたすら言ってるような人です。
私は小中と野球をやっていたけど、見に来てくれたのは1,2回だけ。
私が小さい頃はあまり仕事の内容はわかってなかったけど、このスーパーがチェーン展開して支店の店長にまでなるころには高校生になっていました。
小学生ぐらいの時にスーパーに母親と買い物に行くとえらくうちの父親は女性からモテるのか?若い女性社員から声をかけてもらうことが多い人だった気がする。バレンタインデーとかはダンボール箱にチョコレートが入っていてよく妹ともらってた記憶あり。
実家周辺エリアの販売でも、そこそこのお店でバックヤードに行くと
「みやもとさんの息子さんね!」
と言われて、父親からお金をもらってゲームセンターで母親の仕事が終わるのを待ってバスで家まで帰ったりする高校生活をしていました。
仕事を転々と
今から振り返ると、小売業ってなかなか厳しい仕事なんですよね。
大学生の時にアルバイトもしていたのでわかるんですが・・・
人間関係とかが悪くなったのか父はいったん小売業をやめて、工場系の仕事をします。豆腐とか作ってました。
これも父親らしくて家計を助けるため、心配させたくないとか仕事の内容を聞いてもあまり話そうとしない。隣の部屋で寝てたので朝2時に目覚まし時計が鳴り、タバコに火をつける音がして朝4時半に車に乗って出ていく。
帰ってくるのは午後すぎです。
夕飯前から焼酎を飲んでいて、21時前に様子を見に行くと腕枕した状態でナイターを見て寝てるのをよく見かけていました。
ストレスをお酒や喫煙で解消するタイプでした。
社会人になり関東へ
私は大学生の時に学生マンションを借り、社会人で大阪で一人暮らし。
社会人になって4年後に関東に転勤になります。
賃貸を借りるには「保証人」というのが必要になります。保証人になる父親の年収を書く必要があり、電話で聞くと自分の年収より低いことを知り、少しショックも受けます。
奨学金を受けたけど、そんな中を大学に入れさせてくれたので。
60歳を越えても小売業で、商品を陳列したりして働いています。
思い出すまま書いてたら長くなっちゃいました。
いったんここで話を切って続きは別の機会にnoteに書きます。
途中に出てくる通り「ヘビースモーカー」でした。
noteには一つも書いてなかったのですが、2019年に私が島根への帰省の理由は母の病気からの快復。帰省の1年前に母は手術して、うちのデジタルネイティブ(当時年中-4歳)を見せる見せる旅でした。ちなみに母親は今も健在で再発していません。
父は2019年の帰省後、禁煙したそうです。
それはおそらく、母ががんになった原因の一つに父の喫煙歴もありそうだから。ずいぶん昔から「タバコ臭い」と母は嫌煙していたのに、父は喫煙をやめなかった。
ちなみに母の手術後、一緒に生活していた家族ピロリ菌の検査をした方がいいということで、実はnoteに書いていたりします。
(note始めたばっかりのときです。)
禁煙後、母から「父は、相当体重が増えてしまった」と聞きました。
胃痛になっても多少どこかがいたくても病院行かずな父。
「健康診断だけは絶対に行くように!」と言っていたのですが、その健康診断で2022年年末に本人にも病気が見つかりました。
前年末からそのことがわかり、検査、手術までは1か月単位で話が進み、手術が必要で、この週末に入院→手術します。
手術説明は看護師である妹も付き添いで聞き、面会などは感染症影響のためできないとのこと。そんな感じで私も帰省することまではできず。
親族に医療関係者がいるのは心強いです。
先週末、何度か父から着信がある
仕事に事務所に出てメールを書いていると何回か父から着信。
スマホから折り返してみると・・・
電話操作の慣れない父なので、そんなこともある。LINEもあまり使いこなせてないけど、文面にするとおちゃめな感じのしゃべり口ですが、ほんとこんな感じです。電話先でも不安なのを出さないようにしています。
そっけなく聞こえるようですが、宮本家で私が一番しっかりしてる人間だと父も思っているので、こんなやり取りなんです。
すこし声を聞いて安心したのは確かです。
父は、乗り越えてくれると信じてます。
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