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【体験会】〜ライフキネティック〜

今回は、資格取得ではなく体験会に参加したときの投稿です。

東京・人形町にあるライフキネティック日本スタジオにて「ライフキネティック体験会」を受講したときの話です。

「ライフキネティック?」という方は、
https://lifekinetik.jp
▲ こちらをご覧ください。

ライフキネティックとは

ライフキネティックとは、簡単に言うと脳のトレーニングと運動を組み合わせたメソッドです。

ドイツ発祥のトレーニングで、ドイツのサッカーチーム・ドルトムントが取り入れて成果をあげたことで注目され、2015年に日本支部がつくられたそうです。

ライフキネティックの効果

ライフキネティックの効果に関しては、多くの研究結果が出ています。

いくつか代表的なものを簡単にまとめてみました。

◉ストレスマネジメントおける効果
 29〜57歳に就業時に毎週10分を3ヶ月実施
 →ストレス負荷が大きく減少

◉流動性知能の向上(注意値の向上)
 ケルン大学の調査 9〜12歳の児童
 →対照グループの注意値は減少
  ライフキネティックグループの注意値は
  6%以上の上昇


◉ミス率の低下と緊張・ストレスの緩和
 エイマール・ヴィーネッケ教授の調査
 12〜17歳の優秀なゴルフ選手
 60分/回のトレーニングを月12回実施
 →ミス率の大幅な減少(-51.75%)
  (対照グループは-23.75%)
  試合日の体内コルチゾール量の大幅な減少
  (→試合日の緊張・ストレスの緩和)


◉記憶力の向上と反応速度の向上
 熊本県上天草市で行われた検証
 平均年齢65.6歳の男女
 週1回60分を計12回実施
 →記憶力の向上と反応速度の向上
  において一定の効果

これらの研究結果から、

○ ストレス耐性の向上
○ 緊張の緩和
○ 注意力や集中力の向上・ミスの減少
○ 記憶力の向上
○ 反応速度の向上

の効果は期待できそうです。

導入しているチーム

主にサッカー界で多く取り入れられており、野球界で導入しているチームは非常に少ないとのこと。

高校野球では、京都国際高校野球部がライフキネティックを導入している珍しい学校だそうです。

京都国際高は、昨夏甲子園ベスト4まで進出しました。

https://timely-web.jp/article/3572/?page=2
▲ 京都国際高のライフキネティックに関する記事

こういうところからも、サッカー界は進んでて、野球界は遅れてる、というのを強く感じます。

指導資格に関して

トレーナー資格は高額かつ講習期間も長いため、仕事を休んで講習を受けに行って自分で極め自らチームに指導するのは、かなりエネルギーが必要そうです。

公立高校辞めて、独立するくらいの勢いでいかないと。笑

なので、もしチームに取り入れるなら、すでに資格を持っているトレーナーの方にチーム指導に来ていただけるのが最良かと思います。

シナプソロジーと一緒⁈

ライフキネティック体験会を受講していると、講義の内容が以前投稿したシナプソロジーの内容(https://note.com/m_kondoh/n/ncd1cdd715a0b)とほぼ同様でした。

また、体験会の中で講師の方が「ライフキネティックと類似したものが多く広まっているが、大元はドイツのライフキネティックである」と仰ってました。

詳しく調べてないですが、シナプソロジーももしかしたら、ライフキネティックをもとに介護向けにアレンジされたメソッドなのかもしれません。

今回のライフキネティックは体験(と読書)のみでしたが、シナプソロジーで学んだこととうまく融合して活用していくか、部費等の余裕があればトレーナー資格のある方にチーム指導を定期的に依頼するのがよいかと感じました。

より詳しく知りたい方は、ぜひ本を読んでみて、体験会に参加してみてください!

https://www.facebook.com/lifekinetik.jp/
▲ ライフキネティック日本支部のFacebookページ

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