【野球の勉強②】〜読書からの学び〜
読書への目覚め
私自身そのような指導から脱却できたのは、まず「読書」が習慣づいたことが大きかったと思います。
読書が習慣づいたのは、大学生になった頃だったかと思います。
なぜ読書に目覚めたか、まったく覚えていません。笑
「1冊の読書で著者の人生(考え)を、安い金額で短時間で知ることができる」ということを聞いて、いろんな本を読もうと思ったことは、なんとなく覚えています。
今は仕事をしていると、年によってやその1年の中でも、仕事が立て込む時期とそうでない時期があるので、たくさん読める時期とそうでない時期がありますが、多い時には仕事の合間に年間20冊ほど読んだこともありました。
学生時代は自己啓発系や経営学関係の書籍、野球に関する書籍を中心に読んでいましたが、今は特に分野には拘らず、その時に興味関心のあるものを読んでいます。
ここ数年は、メンタルトレーニングやコンディショニング、体の使い方、筋力トレーニング、コーチングなど、野球の指導に繋がる最新の正しい知識をインプットするために読んでいるところはあります。
また、学生時代から『ベースボールクリニック』というベースボールマガジン社の高校野球指導に関する内容を中心とする月刊雑誌を年間購読しています。
最新の高校野球界の動向や、他のチームの取り組みを知ることができる貴重な雑誌のため、新たな知識を吸収できるだけでなく、他のチームに負けじと頑張ろうとモチベーションの維持・向上にもなっています。
学び続けることが大切
感覚的技術指導から脱却しようとして読書をし始めたわけではありませんが、結果的には読書が習慣づいたことにより、最新の正しい知識・理論を学び、それにもとづいて指導するように自分自身の中でも変化してきたかなと感じています。
読書を通して、さまざまな著者の考えや、最新の正しい知識や理論を学ぶことは、非常に大事なことだと思います。
また、それだけでなく、現状に満足することなく“学び続けていく”ことも大切だと思います。
科学・研究は止まりません。
日々新しい研究成果が生まれていきます。
今日の常識が明日の常識だとも限りません。
今学んだことも、のちには古い知識・考えになります。
常に最新の知識に触れていくこと。
常に“知識をアップデートしていく”こと。
つまり、指導者となっても“日々学び続けていくこと”が「感覚的技術(指導)論」から脱却していく上で大切なことであるということです。
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