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誰もが入りやすいあっとほ〜むなスペース〜LAC横瀬〜 | LAC利用体験記

2022年9月30日に、ずっと行きたいと思っていたLAC横瀬に初訪問できたので、レポートを書きます。
関わる人を幸せにしたい、旅するエンジニアのこばっちです。
私は、LACユーザー歴2ヶ月で、横瀬が5拠点目になります。(他に、館山、小田原、熱海、浅草に行きました。)
これまで様々なLACユーザーに「どこの拠点がよかったですか?」と直接聞いてきた中で上位に入る拠点でしたが、実際訪れてみて本当によかったです。

LACについて

LACは、場所やライフライン、仕事など、あらゆる制約にしばられることなく、好きな場所でやりたいことをしながら暮らす生き方(LivingAnywhere)をともに実践することを目的としたコミュニティ「LivingAnywhere Commons(以下LAC)」です。

全国各地にコワーキングスペースを兼ね備えた宿泊施設の拠点があり、それぞれに個性豊かなコミュニティと、コミュニティを案内してくれるマネージャーがいらっしゃいます。
LAC以外にも定額制の宿泊サービスはありますが、コミュニティが活発で、宿泊施設も個性的、コミュニティマネージャーがいて、ユーザー含めたいろんな方と交流できるのが魅力だと思います。

LACコミュニティに参加したきっかけは、旅しながら働きたいと思っていたときに、知人からサービスとイベントサポートスタッフ募集のことを聞いて、コミュニティに入るチャンスだと思って申し込みました。

横瀬町について

埼玉県横瀬町は、池袋駅から西武秩父線 特急ラビューに乗って約1時間20分、1500円で行くことができ、LACの直営拠点としては都内からのアクセスが良いです。拠点自体も駅から徒歩10分くらいの立地にありますので、私のような車を持っていないユーザーにも訪れやすいです。
池袋から車窓を眺めていると、どんどん田舎の景色になるし、電波のアンテナが減っていくので、少し不安になりますが、西武線の駅ではFree Wi-Fiがあるみたいなので、いざというときは安心ですね!

横瀬町は都会からのアクセスが良いのにも関わらず大自然があり、また、日本一チャレンジする町として知られ、町づくりの先駆的な取り組みは全国各地から注目を集めているそうで、実際に訪れてみて、滞在期間中に、いろんなことにチャレンジするぞ、という雰囲気やエネルギーを感じました。
拠点まで歩く途中、LAC3周年サマーフェスティバル実行委員長の星野さんと熱海拠点でのイベントから一週間ぶりに偶然鉢合わせして、初めての場所に行くときにある緊張がほぐれました笑
星野さんとは、サマフェスイベント実行委員として関わる中でよくお世話になりました。

拠点での体験

拠点につくとすぐ、コミュニティマネージャーのLAC横瀬拠点コミュニティマネージャーの新堀さんがとても温かく迎えてくださって、拠点を丁寧に案内して頂きました。印象を一言でいうと、みんなのお母さんみたいな方でした。

これまで訪れたLAC拠点の中で、一番広く、清潔感があって、中にいらっしゃった方たちの年齢層も幅広く、タイトルにもある通りアットホームな印象を受けました。もともと、他のnote記事や、利用したことのあるユーザーから話をよく聞いていたのも、不思議と知っている場所な感じがした理由の一つかもしれません。
今回泊まった部屋は、ドミトリーではなくなんとなく個室にしましたが、机があって窓からの景色もよく、快適に利用させて頂きました。
横瀬のライングループに参加していたのですが、LAC津山のコミュニティマネージャー、赤松さんも来ていて、なんとシェフをやってくれるとのことで、お言葉に甘えてご一緒させて頂きました。なんと岡山から来られたそう!笑顔がとっても素敵な方でした!

新堀さんが運転する車で、長期滞在中のayaさんと一緒にスーパーまで買い出しにいったあと、拠点のキッチンでわいわい調理。
食材には、新堀さんや地域の方々からの差し入れ、ayaさんのキャベツ半たま提供も使わせていただき、大変感謝です。
誰に言われずとも自ら動いてみんなでご飯を作って食べるところが、ゲストハウスらしいと思いますし、そういうことをやりたい人にとっていいところですね。周りに飲食店が多い拠点だと、コミュニティマネージャーがご飯に連れて行ってくれることもありますが、横瀬だと自分たちでつくることが多いのかもしれません。
個人的な一番の思い出は、6つの卵を使ったぷるぷるの卵焼き。「黄色い布を見ると卵焼きに見えた」というくらい、以前たくさん卵焼きを作ったことがあるというシェフに教えてもらいながら巻いてみましたが、層が厚いとひっくり返すのがすっごく難しかったです。

シェフが作ってくれたおいしい🍚

他にも何人かお誘いして食卓をみんなで囲んで夕食。ここもアットホームな要素ですね。食べている途中からも何人か参加してくださいました。
夜9時ごろからは、外で焚き火を囲みました。ちょうど肌寒くなってきた季節で、焚き火の暖かさが心地よい感じです。

焚き火ができる場所があるって素敵ですね!

夜遅くまで揺れる火を眺めながら語らう、そんな空間がありました。焚き火は癒やされるので、都会で疲れた方にはデジタルデトックスにおすすめ。

次の日の朝は、徒歩で行ける武甲温泉に行きました。露天風呂があって、広く、サウナもあり、整うことができるのでサウナーにも、また、レトロゲーも備えているレアな場所でおすすめです。

お風呂で癒やされた後、赤松さんとともに、近くでやっているというグアテマラフェアにランチしにいきました。
グアテマラ?どこ?ってなるなる人が多いと思いますが、私もそうで、面白そうだからという理由でふらっと行ってみましたが、大正解。いろんな方がお店を出していて、ぷちお祭りのような感じで、天気もよく、わいわいにぎやか。
タコスやケーキ、唐揚げ(グアテマラあんまり関係ないものばっかり笑もちろんコーヒーも!)を頂きました。町長、副町長、役場のTさん(グアテマラに行かれた方)や、まちづくりに関わってきた様々な人と交流させて頂き、幸せな時間を過ごすことができました。

お話している中で、川が近くにあると聞き、ふと一人になりたくなり、ふらっと行ってきました。
川の水はいい感じに冷たくて、ずっと足を入れていたいくらいの気持ちよさ。椅子の代わりに石の上に座って、持参したiPadで本を読んで、静かなひとときを楽しみました。

底が見えるくらいきれいな横瀬川

夜は都内で予定があったため、拠点に一旦戻って皆さんに挨拶した後、新堀さんとayaさんに心のこもったお見送りをして頂き、少し寂しくて切ない思いとともに横瀬を離れました。

最後に

滞在中、本当に様々な方にお会いして、仕事の悩みなどガッツリ色んな話ができました。
最近、過度に不安になってふさぎ込んでしまいがちで、自分と向き合うために色んな体験談や専門的な本を読んだり、お出かけして気分転換を図っていました。LACを利用していたのは、改めて考えてみると、新しい人と関わることで、社会とのつながりを実感でき、また、イベントに参加することで、楽しい夏の思い出を作る、がしたかったからだと振り返ってみて思います。
最近読み始めた本で、
星渉 前野隆司『99.9%は幸せの素人』(KADOKAWA、2020年11月27日)
の中で、人との温かいつながりがあれば、幸福度があがる、という内容があり、知らず知らずのうちに新しいつながりを求めてLACを利用するのが1番の目的になっていたのだと思います。
後から教えていただいたのですが、前野隆司先生は、横瀬町の小中学校で「幸福学」の授業をされたことがあるそうで、すごいめぐり合わせですね!
移動、旅、地域おこし、など、様々な目的を持つ人たちが集まる場所です。ただ生きているだけの生活に疑問を持った方は、自分なりの楽しみ方をあなたも探してみてください。きっと、コミュニティマネージャーを含めたいろんな方が、LACでの過ごし方を案内してくれることでしょう。

〜個人的に横瀬はこんな人におすすめ〜

  • 都内に住んでいて自然が好き

  • LAC会員や地域住民と交流を積極的にしたい

  • 新しいことにチャレンジしたい(地域おこしに興味がある等)

    横瀬に滞在された飯島さんがまとめサイト「よこゼミ」を作成してくださっているので、訪れる際はぜひ参考にしてみてください!


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