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ダイバーシティとインクルージョンのポリシー公開記念イベント 〜あなたにとってのD&Iとは?〜

7月26日にヌーラボ社が実施したダイバーシティとインクルージョンのポリシー公開記念イベント に参加しました。

このイベントは、ヌーラボ社が7月に公開したダイバーシティとインクルージョンのポリシー公開を記念したイベントです。このイベントに参加したことで、自分にとってのダイバーシティとインクルージョンってなんだろう?と考えたことを書きます。

参加理由
私は人事担当などのバックオフィス系の経験もありませんし、ポリシー策定なんていうこともしたことはありません。今回は、単純にタイトルになっているダイバーシティの考え方を企業としてポリシー化をしたヌーラボ社の取り組みに興味を持ったため参加しました。

ダイバーシティとインクルージョン

まず、ダイバーシティは多様性のこと。一般的にも広く知られており、働き方改革の中でも取り上げられています。「違いを受け入れ、企業の成長に活かすという考え方」を持っていることが一般的な価値観になってきているのではないでしょうか。

多様性という単語に感じていたこと
多様性とは、幅広く性質の異なる群が存在すること。 性質に類似性のある群が形成される点が特徴で、単純に「いろいろある」こととは異なる。とあります。
(Wikipedia)

個人的には、単純に「いろいろある」こととは異なる。という点がポイントで、誤解しやすいところだと感じてます。

「多様性」を活かして!働きたい・・・
「多様性」のある環境で働きたい・・・

そんなことをたまに耳にしますが、その多様性を自身がどう理解しているのか(???)と感じることがあります。もちろん、聞いている私自身も自分の価値観を振り返る中で「多様性」というキーワードを用いていますが、曖昧な使い方をしていると思います。

日常的に目に触れる「多様性」は、「いろいろある」ことを単純に「多様性」と表現していることが多いのではという印象を持っていました。

インクルージョンという単語は知らなかった
次に、インクルージョンです。この単語はあまり馴染みがない単語です。
私は今回のイベントで知ることになりました。

インクルージョンとは、性別や人種、民族や国籍、社会的地位、障害の有無など、持っている属性によって排除されることなく、生活することができる状態。とあります。
(Wikipedia)

インクルージョン(inclusion)を直訳すると包括・包含という意味です。
包括は全体をまとめること。包含はあるもののなかに含めること。

ここで取り上げられているインクルージョンは、包含が近しいのではと思っています。

Belonging(ビロンギング)のこと

イベントのパネラーであるNorberg Johanさんがパネルディスカッションでこう仰っていました。

"Belongingできる職場は社員の皆さんが自分の個性を何も隠す必要がなく、ありのままの自分で歓迎される。社員の皆さんが周りからサポートされて、自分が大事にされていると感じる。みんなが、会社に居場所があることで居心地が良く感じる。これができればメリットが有り、社員のエンゲージメントがあがったり、離職率が減ったり、コミュニティケーションやコラボレーションがうまくいく。"

Belongingという単語が聞き慣れず、すぐにGoogle先生に聞きました。
私はこのような観点で「帰属意識」という単語を意識したことがありませんでした。なにか「ハッ」とする感じを覚え、今も印象に残っています。

テーマ外でしたが、このイベントに参加して、この言葉と考え方を振り返ることができたのはとても良かったと思います。

帰属意識を比較するのは好まない
個人的には、帰属意識に高いも低いも無いだろうと思っています。
比較することでもなく、人それぞれの考え方によるものなので、雑談はあれど、帰属意識というもので人を評価するのもされるのも好みません。

ダイバーシティとインクルージョンを考えてみる

セッションでは、以下のような観点でパネラーの皆様が答えていました。

① 社内・社外からの反応は?
② あなたの身近なD&Iは?
③ 他社の方に伝えたい「D&Iの第一歩」は?
④ D&Iに関するヌーラボの「もっと良くできること」
⑤ D&Iに関するヌーラボのこだわり
⑥ あなたにとってD&Iとは?

パネルディスカッションのテーマ

このテーマを聞きながら、自分としてはどうなんだろう?と考え、テキストにしようと思いました・・・が、あまり進みません。自分の言葉というよりは、誰かが言っていた、何かで見た、というような内容が出てきます。

あなたにとってのD&Iとは?

パネルディスカッションを聴きながら、ぼんやりと考えていました。一番身近なD&Iは、家族です。どちらかというと妻は前者で子供たちがIかなぁ。そう思いながら、あれはDだこれはIだと決める事自体に違和感を感じました。なにかレッテルのようなものを貼るのはD&Iを体現することと矛盾しているなと。

イベント後、③と⑤のテーマに至るほどの理解度や行動ができているわけではないため、④と⑥だと整理できそうだな。と考え、2週間ほどゆっくり考えてみました。(ここ最近のネガティブな話題にも触れながら・・・)

D&Iに関するもっと良くできること
とにかく頭ごなしに決めつけないこと。受け入れてから理解し、理解したことを確かめながら自分の考えを伝えること。そういったステップを忘れないようにしたいなと思いました。

私にとってのD&Iとは?
自分ではない誰かに対し、自分の都合で物事を決めつけない
こと。出会いを大事にして、表面的なことではなく内面的なことに目を向けること。だなと整理できました。これは、今まで通りのポリシーで、何も特別なことはないと再確認しました。

ヌーラボ社の取り組み

さて、ヌーラボ社の取り組みについてもいくつか触れたいと思います。

ヌーラボ社では、毎年1回全社総会があり、この総会を実施する前に、ダイバーシティの研修を実施しているそうです。

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「あなたは唐揚げにレモンをかけますか?」もダイバーシティ。

行動指針でもあるTry Firstのもと、まず行動し、ここからがスタート。
サービスの改善など、未来を作るのはこれから。という意志が伝わりました。(パネルディスカッションでカラフルな未来をという名言も)

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ポリシーのこだわりも紹介されました。

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会社の大きな概念(ブランド)を高めるためにポリシーを作成したとのこと。CSR的にできればやればいい。やったほうが良い。という認識はあるものの、事業に必要な考え方なんだ!と最初から明文化しているのがポイントだというのは印象に残りました。

ヌーラボ社のブランドメッセージ

ヌーラボ社のブランドメッセージがこちら。
個人的に、デザインが好きです。

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詳細は以下から。

最後に

久しぶりのnoteを書くきっかけになったのも良かった。
今後も、こういったテーマのイベントはセルフコントロールのためにも参加したいなと思います。

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ありがとうございます😊