【お得】東京駅から名古屋駅をお得に行く方法
はじめに
2023年12月も終わりごろ、なんか年末にかけて旅行ってしたくなりますよね。僕は個人的に旅行行くときには、その場所で楽しむのではなく、その道中もふらっと立ち寄って何があるか探索するのも一つの楽しみなのでは？とでも思ってます。
前置きはさておき、今回は東京から名古屋まで行くのにお得に行く方法を特別にお教えしちゃいます。知っている人はブラウザバック推奨～
何も会員登録とか必要なし！！
ちなみに金券ショップなどで買えば当たり前に安いので、そんなことは教えませんよ？？あと、株主優待券を使うとかは言いません。ちゃんとみどりの窓口だけで買えます！
※名古屋駅に少しでも早く行きたい人はこのページを推奨しません。
※指定席で料金を出しています。指定席は日付によって料金が変わるのですが、今回は通常期の値段とさせていただきます。詳しくは以下のリンクをご参照ください。
https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000042341.pdf
1.ほんの少しだけお得に名古屋駅へ
まず皆さん、東京駅から名古屋駅に行くときは、どうやって行かれていますか？おそらく、東京駅からちゃちゃっと、東海道新幹線"のぞみ"に乗って品川、新横浜、そして名古屋っていう感じですよね。そして指定席で座っていく感じですよね。
それが確かに早くて快適かもしれません。が、ここで重要なのが「のぞみ」なのです。のぞみは他の「ひかり」や「こだま」と比べて、少し高くなっています。
つまり、東京から名古屋に行く際、指定席をとり「のぞみ」に乗って行こうとすると指定席券で4920円します。しかし、「ひかり」や「こだま」に乗って名古屋に行くと4710円と、たった210円ですが安く行けるのです。”こだま”だと確かに各駅停車型で非常に遅いですが、”ひかり”でしたら多少は早いです。往復、420円！！よし、これで飲み物代が浮いたぞ！！ってね。
2.手間多し名古屋駅へ
前述した通り、ひかりやこだまを使えば安くなると言いましたよね。ここで確認！東海道新幹線の駅は東京駅から名古屋駅まで何個あるでしょう？普段から”のぞみ”しか使わないと、品川と新横浜と…でつっかえますよね。いや、わかる。本当にわかる。答えは12個もあるんです！東京、品川、新横浜…そう、小田原駅、熱海駅、三島駅、新富士駅、静岡駅、掛川駅、浜松駅、豊橋駅そして三河安城駅の12駅です。だから何って話ですよね。これって、全部新幹線だから早いんですよね。じゃあ、東海道新幹線ではなく、東海道線を使えばいいじゃないですか。
東京ー名古屋間は指定席で4920円（のぞみ）です。
しかし、東京から東海道本線に乗れば乗り換えなしで熱海駅まで行けます。並大抵、東海道本線には15両で熱海行の列車があります。普通なので指定席も何もないですので、乗車券のみで乗れます。そして熱海駅に着いたら新幹線に乗れば、3930円で新幹線に乗車できます。990円浮きました。熱海駅はひかりも停車しますので、ちょっと疲れた時には熱海で温泉に浸かるのもありかもしれませんね。往復で1980円。もう温泉一択じゃないですか。
3.これがお得
……今のところ、私は指定席の料金しか言及してません。確かに東京から名古屋に行く際、乗車券の料金は一定ですからね。学生割引や株主優待券など使わない限りは。今回はそういうものを使わない約束のもと話しているので今のところいらなかったんです。
いったん整理します。東京から名古屋駅まで行く際、帰りも考慮して一番安いのは東京から熱海駅までは東海道本線に乗り、熱海駅から新幹線に乗車して名古屋駅に向かう。それが今のところ安く、途中で熱海駅によって温泉も可能というプランです。乗車券が6380円、新幹線代が指定席で3930円、合計10310円で、往復20620円じゃないですか。
それがですね、今回、使うのが一筆書き切符といいます。何それと思ってもらって結構です。今から説明します。
まず、名古屋駅に行く際、東京から東海道新幹線以外に行く手段はあるでしょうか。
結論から申し上げますと、あります。山梨県や長野県、岐阜県を経由していくと名古屋駅に行くことができます。
従来では、東京ー名古屋 名古屋ー東京 という単なる往復でした。
それを東京ー新宿ー塩尻ー名古屋ー東京 とぐるりと回ってみてはいかがでしょうか。これが俗に言う一筆書き切符と言います。新宿から塩尻まで、塩尻から名古屋までと、特急が走っているので別に腰が痛くなくて済みます。では実際、値段の問題ですが、まず乗車券が10670円、そこに特急の指定席券が、新宿ー塩尻のあずさで2550円、塩尻ー名古屋ので1360円、名古屋ー東京（ひかりの場合）4710円となります。合計19290円と1330円安くなったのです。え、マジで。長野県を観光しただけなのに安くなったんです！（まぁ時間はかかるんですけどね…）だからこれを機に名古屋だけではなく、長野県に行こう！！
あ、名古屋駅で降りたい場合は別途170円かかっちゃいます…。そして名古屋駅に戻るためにも170円なので、合計340円か…。
上記の切符に関しての留意点
乗車券は値段が変わらないのですが、2024年の3月から特急料金の値段体制が変わります。上記の料金は、乗継割引というものが含まれています。細かく話すとややこしくなるんですけど、簡単に言うと、特急列車から同じ駅で新幹線、または新幹線から同じ駅特急列車に乗ると、特急列車の料金（自由席や指定席込み）で、料金が半額になります。（例外となる駅あり）今回の場合、塩尻ー東京が特急列車から新幹線に乗っているので今回の乗継割引が適用されているのですが、この乗継割引が2024年3月を機に、廃止されます。なので仮に2024年3月以降に乗る際は多少高くなります。
4.名古屋に行くための最安値
名古屋に行くのであれば、これらを全部総括したものが安いのです。
まず、切符は東京から新宿までみどりの窓口で言いましょう。
そこに特急で熱海駅から名古屋駅、名古屋駅から塩尻駅、塩尻駅から新宿駅と言いましょう。
そうすると、合計で乗車券が10670円、特急の指定席券が、新宿ー塩尻で2550円、塩尻ー名古屋で1360円、名古屋ー熱海で3990円で、合計18570円です！名古屋駅で一度下車するには＋340円かかりますけどね…
のぞみで往復するより、3690円浮いたぜ。よっしゃ。
5.ちょっと追記
例外もありますが、JRで101km以上進むと、特定の区間以外で途中下車ができます。途中下車ってなんぞやと思いますよね。つまり、その区間以外でも一度だけなら駅の外に出られますよというサービスです。例えば東京から新潟駅に行くと仮定しましょう。そうすると、一度、高崎駅や大宮駅で途中下車ができるのです。新幹線使うと、その分お金がかかりますが…。でも普通電車で行けば東京都以外ならいろいろな駅に立ち寄ることができるのです。
では、今回の名古屋までのツアーを今まで言ったものを全部詰め込んだプランを紹介しましょう。
まず、乗車券は新宿から東京の切符を買いましょう。注意なのが、経由で長野と名古屋と言いましょう。そこで大宮駅や熊谷駅、高崎駅方面に行きましょう。湘南新宿ラインです。途中下車もできます。
その次に、高崎駅から北陸新幹線に乗り、長野駅に向かいます。長野駅で途中下車して信州そばなどを食べましょう。非常においしいです。
その後、長野駅から特急しなのに乗りましょう。停車駅はどちらでもいいのですが、松本駅なら松本城などと長野県は観光スポットがたくさんあるので非常に非常に楽しいです。ちなみに降りたらそこで終了ですが、普通電車がまぁまぁな頻度であるので、大丈夫だと思います。松本や塩尻駅付近で1泊しても問題なさそうです。近くに諏訪湖があるので楽しめると思います。
その後、普通電車で木曾福島駅がおすすめです。木曾福島駅は中山道の一つ、福島宿があります。非常に下りてみる価値はあります。電車の本数が少ないのがネックですが、松本や塩尻あたりで宿泊するなら行く価値は大いにあります。また、木曽福島駅に停車する特急が存在します。”特急しなの”です。こちらを使って、名古屋駅までの切符を買うのですが、降りる駅は金山駅にした方がいいです。乗換はありますが、地下鉄でも名古屋駅に行けます。名古屋でも１泊できます。ゆっくりできます。
そして3日目には無難に新幹線で帰りましょう。ここで、名古屋駅から熱海駅にすれば前述した通り、安く帰れますね。仮に体力が残っていた場合は静岡駅でも構いませんが、静岡駅だと東京駅まで行くのに何回か乗り換えが必要ですが、熱海駅でしたら１本で東京駅に行けます。
簡単におさらいします。
東京ー高崎 湘南新宿ライン
高崎ー長野 北陸新幹線
長野ー松本 特急しなの
松本ー木曽福島 篠ノ井線/中央本線
木曽福島ー名古屋 特急しなの
名古屋ー熱海 東海道新幹線”ひかり”
熱海ー東京 東海道本線
となります。ここで重要なのが、乗継割引。新幹線から特急、または特急から新幹線を同一駅で乗り換えた場合のみ、特急料金が半額になるシステムです。先ほどは言っていなかったのですが、新幹線から特急に乗り継ぐ場合、半額の有効期限は当日限り。逆に特急列車から新幹線に乗り継ぐ場合は翌日まで有効。長野駅、名古屋駅、共に乗継割引が適用される駅なのです。
…ってことはですよ？今回のプランで特急に乗るのは全て割引が効くってことですよね？？新幹線のあとに特急、特急のあとに新幹線が来ていますので。名古屋観光しようと思ったのに、なんかついでに長野県と岐阜県となんなら静岡県まで観光スポットについてきました。
こんなに面白く名古屋に行く方法はご存知でしたでしょうか。
是非とも機会があったら2024年3月までに行ってみてはいかがでしょうか。
心から行くことをお勧めします。
先ほどの料金計算（通常期）
乗車券①：新宿（東京都区内）ー東京（東京都区内） 11330円
※東京都区内という切符が発券されますが、新宿からではなくても、高輪ゲートウェイ駅や赤羽駅からでもや乗れます。詳しくはこちらをご参照ください。また、有効期限は6日間と非常に長めです。
乗車券②高崎ー長野 3170円
高崎駅から長野駅で、北陸新幹線に乗車しましょう。指定席ではなくても構いません。
乗車券③長野ー松本 860円
本来の指定席料金が1720円ですが、乗継割引が適用され、指定席料金が半額となっております。尚、長野駅降りてすぐに特急に乗る必要はありません。少しだけ長野駅近くの観光するのもアリです。自由席の場合は600円です。あえて聖高原駅に行き、少し観光してから聖高原駅から松本駅に行っても構いません。それでも同じ料金となります。
乗車券④松本ー名古屋 1360円
本来、こちらも2720円ですが、乗継割引が適用され、指定席料金が半額となっております。乗継割引の都合上名古屋駅までの切符ですが、今回は金山駅まで行きましょう。そこで途中下車し、名鉄で名古屋に向かいましょう。今回は特急から新幹線に乗り継ぐ予定ですので、名古屋でちゃんと1日観光できます。
乗車券⑤名古屋ー熱海 3930円
これでやっと東海道新幹線に乗ることができます。先ほど、名古屋駅ではなく、金山駅で途中下車したおかげで、スムーズに名古屋駅の新幹線ホームに乗り換えができます。
合計 20650円
え、こんなんで行けるの？本当です。
よっしゃ、今のういちに行こうじゃないですか。
結論として、東京から名古屋駅に行く際は、単なる往復ももちろんいいのですが、以上のようにしてみるとまた違った面白さがあると思います。埼玉県に群馬県、長野県や岐阜県、愛知県に静岡県、もしかしたら神奈川県もちょっと立ち寄れます。これを優雅に2泊3日で楽しめると考えるとコスパがいいのではないでしょうか。
2024年3月以降は高くなるので、行くなら本当に今です。
ちょっと遅れましたが、少しばかりのクリスマスプレゼントです笑
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