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【徒然読書】寝る前に1章ずつドン・ノーマン(ドナルド・A・ノーマン)『より良い世界のためのデザイン』読み中

3/5に、仕事の関係でちょい、博多駅に行く用事があって、その用事が終わって時間もできたので、

を博多駅の丸善で

思いっきり衝動買い🕺


2019年4月からコロナ禍を挟んで、

で、約5年間、

リベラルアーツ(実務で使える教養)を深める、身につける

を目的に、日々の新聞と月々の文藝春秋以外でも、経営学、脳科学、健康心理学、数学、哲学、教育学、脳科学、会計学、デザイン、ブランディングデザイン、マイクロインタラクション、小説、コラム、エッセイ、法律、政治学、医療、コロナ関連、情報健康学、地政学、マーケティング、博物学、詩、絵本、絵画、洋書などなど、様々なジャンルの本を読み漁ってきたんだけど、その中でも、

ノーマンの

だけは、(アプリクリエイターが本業ってのもあるかもしれないけど、)

💃別格🕺
👉脳科学とか心理学、工学、情報工学、デザインなんかを駆使しながら
今や社会的に常識な、インタラクションデザインを
40年前に世界で初めて提唱した人

その人が出した最新版の本だし、読んでもハズレはないだろうな

で購入してみて、今日ちょうど

(全38章中の)16章

まで読み終わっててやはりハズレなし🕺
ネットに散らばる書評なんかではちらほら、この本をネガティブな発信をしてる人もいたんだけど、そういう人は

で書いた

レジティマシーが強すぎる

からだろうなと👀💦

さっきの本でインタラクションデザインって概念を提唱したばかりの1980年代って世界的に見ても

大量生産、大量消費で、
デザイン=ファッション業界の言葉くらいにしか認知されてなかった時代に、

「あなたが悪い?いや、デザインが悪い」

を合言葉に、

人間中心デザイン(Human Center Design)

って、

(日本以外の)現代社会では当たり前のメンタルモデルを、提唱した人
👉今の常識を数十年前から提唱して、今の常識にした人

だからね。お勉強が大好きな割に、驚くほどすぐに(3年前のコロナ禍の阿鼻叫喚すら)忘れる日本人は、40年前って言われてもわからないかもしれないけど、経済学を盲信して、経済最優先な割に、40年前に日本が使ってた経済指標が、

GDPではなく、GNP

であったことすら何人くらいが覚えてるんだろう。。。🤔

経済指標が変わるって歴史的にはでかいイベントなんだけど、
目先にしか反応してないから、
👉経済指標すら、数十年後には今のままとは限らない
今までの40年間で変わったものが、今後の40年間で変わらないなんて誰が言い切れるの?
=GDP換算で躍起になっていて、
そのGDPが数十年後にはすでに陳腐化してたらどうすんだろうね👀?

ま、この本がゆーてることを一切盲信する気はないし、

「SDGsにしろ、行動経済学なんかが
数十年後の地球規模での常識になってるかもね」

くらいな感じで読ん進めてるだけで、オイラは別に

エコ真理教でも、ザイム真理教でもない

んだけど、読んでると、
現代社会で、目先の空気と刷り込まれてる常識に従順に従うだけの人は、
40年前には日本の常識ですらなかったGDPが、世界の変化で100年後には廃れてるのに、GDPだけで行こうとして裸の王様状態になって、

👉淘汰されてるだろうな

と。。。

今の常識が、50年後、100年後に今のまま常識=答え=レジティマシー
であり続けてる保証なんてどこにもないのに。

【まったり経営学シリーズ】

でも、すでに結構世界では当たり前な常識=世界標準な経営学の考え方を紹介してたけど、

デザインとか情報心理学

って違うアプローチで、

5年前からさらに複雑になった現代の地球規模での課題とこれから世界がどういう風に変わっていくか、デザイナーとしてどう変えていくべきか

てゆー視点で、

おそらく40年後の世界の常識とかあり方を見せてくれてる本

例えば、

  1. これまでの経済学は、「全ての人間は合理的に行動する」って誤った前提で動いてきた。

  2. そして、人間はわかりやすさを求めるので、全てを数字化しようとしたし、数字化できると思い込んでしまった。(実際の個人個人の豊かさや幸せは数字にできないもののほうが多いにも関わらず)

  3. その頃の経済学含め、それを前提とした経済活動は、世界経済がまだそこまで繋がっていなかったので、「地球上の資源は無限」という前提で展開されてきた。実際には、コロナ禍で起きたサプライチェーン問題なども含め、世界経済がより密に繋がる中で、「地球上の資源は有限だ」と多くの人は気づいてしまった。

  4. なのになぜ、経済活動や産業のモデルは、3に気づく前のままで、いまだに多くの廃棄物を出し続ける活動から転換しようとしないのか

これだけを読むと、

もはやこれはデザインの話なのか?🧐
政治とか宗教の話では?

と思う人が多そうだけど、

(ファッションや工学だけにとどまらず)
もはやデザインは、全ての人の生活に密接に関わり影響してるので、デザインひとつで世界は変えられる。
しかも武器を使わず、最も平和的に。

って考え方を見せてくれる本。

まとめ:オイラの中では、5年間のリベラルアーツ活動で、

この人の本だけは、全て読みたい

って純粋に思えたし、「これを読めば今の実務に繋がる」「収入が上がる」みたいな見返りは意識もせず、買って本を開いた瞬間から

時間も忘れて、夢中に読んでしまうし、
逆に一気に読むのが勿体無いってブレーキをかけて、
エッセンスを堪能したくなる本であり、学者さん。
👉ただの大ファン 藁🤣

「この出会いのために、この5年間はあったのかな」ってくらいオイラの

人生の財産になった良い期間だったなあ🧐

って感じ。

ただし、最近、通勤時間に読んでる

って本のつぶやきでも

って書いてるとおり、

理解には時間がかかる

はずなのに、

  • トレンドだから〜〜

  • 月に何冊読んだか

的な感じで、冊数とか世の中の話題ばかりを気にしてる読み方をしてると

出来なかった出会いだろうな🤔

と、、、。
(個人的には、そんなことを意識してる時点で本当に意味の読書にも趣味にもなっていないし、教養も身につかないので?とは思うけどね。)

ま、結局、

本も出会いだし、本こそ出会いだよね〜〜〜〜

明日も楽しく、ノーマンの本を読み進めよう

別にそれで世界が本当により良く変わるかなんて
オイラの知った話ではないけども!!!!!

時間と少しのお金をかけて知ろうとすれば、世界は名著に溢れてる。

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