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詩:リアルライフ

端っこで本を読んでいる私
すべてを消し去って物語の中に入り込む
そんな時間を何年も過ごしてた

それが変わってしまった
高校に入るとそれは通用しない
陰キャの私を受け入れない

偽りの私を演じないといけない
自分の身を守る
がんばって陽キャしてみる

そうやって1年が過ぎた
友達は増えた
でも本当の友達じゃない
演じてる私に好意を持っていて
本当の私に興味すら持たない

上っ面だけの人間関係なんて
ないほうが楽
そう、無いほうが楽

そう思った私は
殻に閉じこもることに決めた
さようならみんな
早く気付いたほうがいいよ

あ、な、た、の
う、し、ろ、に
迫ってくる現実に

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