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【思考】夢を語るということ

夢を語るのに勇気が必要なのだと、私はこの歳になるまで知らなかった。

私はどうしても「言葉ありきの世界」に、生きるような性質がある。
例えば「伝えたいことは言葉で伝えるべき」とか「言わないということは伝える気がないと判断する」とか、他の人以上に「言葉」を重んじる、みたいな偏屈なところがある。

自分に対しても「口にしたことは必ず実行する」「できないことは言わない」みたいな極端な部分があった。言ったのにできなかったと、自分にガッカリするのが嫌だった。どんな些細なことでも、言葉にしたことを守れないのは、無責任だとさえ思った。そう思い過ぎてきたがために、「勝ち」にこだわりまくって生きてきたように思う。(ここでいう「勝ち」とは、いわゆる「言動と行動の一致」を指す。)

だから、私はこれまで「夢を語る」ことを避けてきた。さらにいうなら、具体的な夢を持つこと自体を避けてきた気すらする。努力は黙ってするもの。結果が出るまで発言するべからず…。不言実行タイプと言えば聞こえはいいが、見方を変えるとただのスーパービビり者である。

何かを変えたいと、思った。30何年と自分を生きてきたのだから、簡単ではないだろうけど、何か、どこかから変えなくてはと、思った。

そして私は、「今これを頑張ろうと思っているのです」「ここに興味があるのです」「あれに挑戦しようと思っているのです」と、語ることを始めた。語るだけではなく、周囲に知ってもらう必要がある。noteが、そういう場となりつつある。

noteに真剣に向き合って、自分の書いたものを「私」を知る人に読んでもらうよう知らせる。これは私にとって、実はなかなか高いハードルだった。
実際、Twitterも11月頭には作っていたけれど、作りましたと周囲にいうのに約1ヶ月かかった。…私には、そういうところが、ある。
そんなスーパービビり者を奮い立たせつつ、これからぼちぼちやっていこうと思う。

そんなわけで、改めて。

私の今の夢は、
「まずは何か一つ賞を獲ること」
「自分の名前の入った書籍を本屋さんに置くこと」
ゆくゆくは
「自分の生きた証として本を世に残すこと」だ。

それらを叶えるために、ジタバタガサゴソ試行錯誤するさまを、どうぞゆるく見守っていただけたら、と思う。よしなに…。

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