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【日記】とある個展へお出かけ
ここ最近、図らずも連日出かける予定があり、その中でたくさん人と話したくさん思考し、たくさん得るものがあった。
その刺激の中の一つ、とある場所へ行ったことについて書いてみたい。
行き先は、「ふろしき文鳥の熱烈歓迎」という辻佐織さんの個展。
彼はさすらいの旅文鳥。旅文鳥に理解のある人間の家を転々とし、ふろしきひとつで旅をしている。いちど居座ると長く、ちょうど愛着がわいたころに出ていってしまう。
そんな「旅文鳥」をコンセプトの中心に置いて活動されている。
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手描きのイラストがあったかい。
元々、いろんな縁があって知っていた作家さんで、個展にお邪魔するのは二回目。
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こじんまりとしたかわいいスペースで、壁一面に原画が並ぶ。
こういった個展に、あまり足を運んだことがなかったので勉強になるし興味深い。
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辻さんが在廊中に行くことができたため、お話をすることができた。
絵を描くことをしっかり仕事にしている人が身近にいないため、個人的に気になることを取材も兼ねてしてみる。
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すごいことだと思う。
複数の作品を同時並行で作成するのか、それとも一点ずつ仕上げていくのかを問うと、前者だと答えてくれた。
私も文章を書くとき、筆の進みに合わせて複数作品を並行して書き進めていくタイプなので、共通点を見つけられて嬉しくなる。
0から何かを生む仕事は、ものすごいパワーがいる。
それを、別なフィールドではあるけれども、以前よりも少し理解できるようになった気がする。
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シュールで良い。
私は絵を描くことができないから、「自分にできないことができる」という点で、ものすごく彼女を尊敬している。
彼女の持つこだわりに耳を傾け、それを理解できたとき、知らなかった世界がまた一つ広がるような感覚を覚えて楽しくなった。
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何かを作る人の、「こだわり」を聴く楽しさを教えてもらった。
何を見どころにしたらいいのか、自分では気づけなかったポイントを教えてもらうのがまた、楽しい。
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気さくにいろんなことに答えてくれた辻さんに感謝しつつ、ものすごく色に悩んで靴下をゲットしてきた。
大切に履いて、旅文鳥さんと一緒にいろんなところに行きたい…!
「つくる」という同じ庭で、しっかり自分の世界を築いている存在に、ものすごく励まされたし、かっこいいなと思った。
いい刺激をもらえた…!
いつか絶対に、原画を依頼して世界に一つだけの絵を手に入れたいなと思った!
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