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トライアスロンバイクパートの勾配毎の最適パワーを計算するシートを作ったよ

トライアスロン・バイクパートのような単独走の最適ペースを計算するシートを作りました。

■表計算を読み込める環境にある方は↓を別名保存で使ってください。
 ※約25MBで重いのでご注意ください

■↓は編集可能なのでPCブラウザー上で直接検討できます。
共有設定上誰かが変更すると値が変わるので注意ください。※そんなに同時に使われることもないと思いますが・・・

内容解説は下記記事を参照ください。

今回はこれを実走用に整えて、国内ロングトライアスロンのコースデータを追加しました。

私も出場した、宮古島トライアスロンのバイクコース(2019)を例に説明します。

1.宮古島トライアスロンのバイクコース(2019まで)

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上の図は宮古島トライアスロンのバイクコースですが、次回からは残念ながら伊良部島をカットしたコースに変更が決まっているようです。

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このコースを勾配によって7つのゾーンに分けたのが上のデータです。

今回のシートはこのゾーン毎の最適ペースを算出しているので、この7分割データがあればどのコースでも分析ができる訳です。以下データは入力済です。

選択できるトライアスロンコース
・佐渡トライアスロンA
・佐渡トライアスロンB
・五島トライアスロンA
・五島トライアスロンB
・宮古島トライアスロン(2019まで)
・皆生トライアスロン
・珠洲トライアスロン

2.シートの使い方

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そんなに難しい事はなく、水色セルに自身の条件を入力してください。

計算が非常に重いので、手動計算にしています。条件入力後再計算実行を押してください。※シート内に解説があります。

ちょと難しいのは”空気抵抗補正係数”というものを設定してあります。
ZWIFTを参考に体重身長に対応した標準的な空気抵抗係数を設定していますが、合わない場合は出力と速度が合うように”空気抵抗補正係数”を入力してください。

既にパワーメーターを付けて走った事がある場合は、コースタイムと出力の対応がだいたい合うように、”空気抵抗補正係数”を変えても良いと思います。

良くわからない場合は”1”を入力しておいてください。

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結果は上のような表が得られます。

170W一定で走った場合よりも、勾配が急なところで頑張って下り勾配で休む最適化後の設定で走った方が、約4分タイムを短縮できる計算です。

この時どちらもNPは170Wとなるので同じ疲労感で、4分の短縮が得られます。

↓これまでの記事のまとめはこちら

《⇩シマノ SPD-SL対応ペダル型パワーメーター》



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