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石丸清多夏(ダンガンロンパ)ファンゲームの企画書をゲーム完成後に作ってみた

■はじめに

 こんにちは。花倉みだれです。
 今日、8月31日は「ダンガンロンパ」の登場人物「石丸清多夏」君の誕生日だそうです。おめでとうございます!
 ということで、若干便乗するようではありますが、彼をプレイヤーキャラクターとして作ってみたミニゲームについて後付けで企画書を書いてみました。卵(企画書)と鶏(製品)どっち先かというと鶏が先に生まれているものです。
 一度読んだ本ではありますが、改めて「ゲームプランナー入門」を読み返しながら構成を参考にしたりしています。構成を頭に叩くという意味では復習しつつアウトプットを繰り返すのは悪くないものではないと想像しています。

『ゲームプランナー入門』 吉富健介/技術評論社
サンプルも多くてわかりやすくまとまっている本だという印象を持っています。

 構成としては、作ってみた企画書の公開→実際のゲームのURL→実際に制作した時の話、といった流れの記事となります。

■作った企画書

以下に貼り付けてみます。

スライド1

スライド2

スライド3

スライド4

スライド5

スライド6

スライド7

スライド8

スライド9

■実際のゲーム


WebGLでアップロードしたものがこちらです。

■作った経緯など

 Unityの入門書を読んで、それを元に最初に作ってみたのが「ドラゴンネスト」のミニゲームでした。

 今回書いたゲームは、unityでエンディングまで作ったゲームとしては2本目です。前回のプロジェクトを拡張するイメージで、やってみたいことをやってみようというのが目的でした。
 unity的にやってみたかったことは「2ライン移動」「スコアのカウント」「計測したタイムやスコアのシーン跨ぎでの持ち出し(リザルト画面の表示)」「複数のバレットと当たり判定をそれぞれ作る」あたりでした。あとは宴で音鳴らすこととかも少し試してみたかったところですね。
 なぜ「ダンガンロンパ」で「石丸」なのかと言えば、シンプルに妻の推しキャラだからという理由が大きいです。イラストも多く描いているので、版元に目を瞑ればイラスト素材が比較的気軽に使えること、テストプレイも気軽に頼めるなどメリットは大きいです。万が一公式に怒られてお蔵入りさせることになったとしても、身内に自分以外に遊んでくれる人がいる、というのは心強いものがあります。後付け企画書には「石丸ファン向け」とターゲットユーザーについて書いていますが、より実際的な話をすれば「妻向け」というところがより実態に近いかなと思います。もちろん、個人的にも石丸君のことは嫌いではありませんし、楽しく作れました。実際、楽しんで遊んでもらえた……と思います。
 ゲーム部分ありきで作っていたので、ストーリーについては後付けで使える素材から理屈を通すようにあてはめていきました。なるべく簡素に、状況だけ伝わるようにと意識して書きました。
 結果的にunity的にやってみたかったことは概ね実装できたので、わからないことが多くて手探りではありましたがとても楽しかったです。単純に手段を学ぶよりも、目的(作りたいゲーム)を持って手段に降りていくほうがモチベーションは高く維持できるのだということを改めて感じたりしました。
 
勿論、自分の成果として挙げにくい、そもそもアップロードするのにすごく抵抗感もリスクもあるなど版権モノにはリスクやデメリットはあるのですが、キャラゲーは作るのとても楽しいですね。個人的には、ツールの習熟スピードは上がる気がします。もう少し手足のように動かせるようになるまでは、色々借りながらやっていけたらいいなぁ、と思ったりしています。
 

■最後に

 バッチリ非公式で、基本的に権利者から刺されたら平謝りする他ないことをしている自覚は正直あります。
 野暮かもしれませんが、以下の点は改めて書いておきます。
※権利者から申し立てがあった際は速やかに削除します。
※基本的に勉強のためにやっているので、金銭の授受を伴った製品として流通させる気も0です(コミケ的なところに出す気もないです)。

お気持ちを形にして頂けることは大変光栄で、勿体ないながら大いに感謝いたします。いつもよりちょっとおいしい飲み物や食べ物を頂きますね。