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INDIELiveExpo Winter 2021参加後自分のゲームにどう影響したかの走り書き(好影響だったのでみんな出ればいいと思う)

■はじめに

 こんにちは、サークル「ほんわかふわふわ」代表、花倉みだれと申します。
 一日一日必死に必死にもがいてもがいて生きていますが、充実していてとても楽しいですね。
 その分、まだうまく時間使えてないところがあって、どうにかSkeb着弾報告とかでごまかしごまかし週1更新してますが、記事っぽい記事を書くのは久しぶりです。
 でもまぁ、こういうのは時期ものですからね。

 ということで、先週11/6(土)に開催されたINDIELiveExpo(以下ILE)に参加させていただいたので、それによってサークル「ほんわかふわふわ」にとって何が起きたのか? 可能な限り数字も添えてお伝えできればと思います。

 当然、ゲームの内容や放送時刻、頒布戦略や戦術等々完全一致する方ってのはいないでしょうし、サンプルの1つ程度に捉えてくださいね。

 ILEとはなんぞや、てめーが出したゲームと状況はどんなんだ、という前提を軽くお伝えした後に数字をお伝えする形になります。
 知ってる! という人は適宜飛ばしてください。

 結論としては、弾があるなら出るだけ得だと思います、というのが私の所感です。

■ILEとは

 そもそも、ILEとは……ということですが、概ね年2回開催されているインディーゲーム紹介を軸としたネット番組……だと私は捉えています。

 特徴としては、超大手から超弱小まで幅広い参加者が概ね網羅されて紹介されることが一番大きいと思います。しかも参加費無料。
 同接はYou Tubeで4000前後だったので、それが10秒だろうが5秒だろうがなかなか大きい数です。(実際はニコニコ、Twitch、ビリビリ、Twitter等でも放送されていて、それぞれ1000人、10000人単位で接続数あったのでもっと多いのだと思います)

 視聴者層が「インディーゲームに興味のあるユーザー」「開発者そのもの」の大きく2つに絞られているのも面白いですね。この視聴者層の大規模番組、あまり他になさそう。
 広告もそういった点を意識したものが多くて面白いですね。前回だとDLsiteとかが目立ちましたし、今回はPCのストレージだったり、出版社やゲーム会社の開発者募集などが目立ちました。

■ほんわかふわふわについて

 私、花倉みだれが代表を務めるサークルです。
 メンバーは絵師の平和なべとそれ以外担当の私の2人。

 今回のINDIELiveExpoWinterに出展した『学園スイーツ発見 ~双目(ざらめ)のドーナツ編~』は今年の5/15に「unity1週間ゲームジャム」参加作として制作し、8月下旬に若干ブラッシュアップしてPC向けフリーゲーム・Android向けアプリとしてリリースしたものです。

 その他、前回のILEには同じくunity1週間ゲームジャムで制作したものを若干ブラッシュアップしてリリース(こちらは有料)した『HIGH&LOW ~めざせ! 26連勝! 5000兆円への道~』で参加しています。

 数字の振り返りとしてはこちらも合わせて行っていきます。

 どちらも無料で遊べるので気になったら遊んでください(笑)というCMは行いつつ、前提としてはどちらについても「無料で遊ぼうと思えば遊べる」「5分程度で遊びきれるミニゲーム」「対応環境はWeb、PC、Android」という点をご認識いただければ話は通じるかなと思います。

■実際に放送されたもの

 本編中の2:33:05~2:33:20の間の15秒です。
 前回は吉田アナの読み上げが生でその場の反応によって尺も若干可変だった印象でしたが、今回は事前収録だったとのころできっちり時間通り進んでいるように見えますね。

 「ちょっと賢くなった気分になれます!」という煽りに対して会場の方に反応を頂けたのでまぁまぁ美味しかったのではないかなと思います。
 コメントでもそれに合わせた反応がいくつかあったような気がします。

■ILEに合わせてやったこと

●Twitter広告

 500円だけ、3つのクリエイティブで出してみていました。ILEの放映後で、Androidユーザーでとある方をフォローしている方(これは秘密)という条件でアプリストアへのリンク貼った形のものですね。

正統派PV
よく見るうざい系広告
デレステ風(ILE用のものに声を追加しているようなもの)

 多分この「とあるアカウントをフォローしている」という条件が今思うとちょっと見当違いのことをしてしまっていて悔やんでいます。
 が、結果はこんな感じに。

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 計測できるのはアプリをクリックしたまで(アプリ側にもそういうのを実装できる力が私には現状ないので……)ということでCPC(こすとぱーくりっく?)で考えるしかないのでしょうが、それがイベント便乗で250だったと思うと今一つだったと言える感覚かなと思います(クリックして頂いた方には大いに感謝!!)

 クリエイティブの効果測定するには額面低すぎるかと思いますが、ざっくりみた感じでは正統派PVのほうがよかったのでしょうね(間違い探し使われてすらいないし……)

●Twitterでの告知

 ややうざいかな~と思いつつ、事前、当日、呼ばれたその時、その後、そして今(この記事書いたあとその記事の報告)と触れています。

・事前ツイート

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 平常運転~!! って感じの数字ですね。
 若干本当にどうでもいいこと言ってる時よりは高いかもしれませんが。

・セール告知

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 ちょっと多いかも。

・紹介直後(番組中)

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 これは顕著に跳ねてます。

 特に、日頃交流させていただいている皆様が紹介ツイートをRTしたりファボしたりしてくれているのがとてもありがたいですね。

 本放送中はタグで追っている方も結構いる感じがありますね。
 (自分も結構見ていましたし)

・事後

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 ちょっと高めな感じがありますね。

 自分の紹介直後にしっかりと紹介ツイートすることで通常の数倍の効果を得られたのでこれは本当にありがたいことだと思います。

■インストール数等の変化(『学園スイーツ発見 ~双目(ざらめ)のドーナツ編~』の場合

『学園スイーツ発見 ~双目(ざらめ)のドーナツ編~』は原則マネタイズらしいマネタイズは行っておらず、フリーゲームとして配布しています。
なので、波らしい波を作るのが本当に難しい(セールがない)。
その点、数字が動いたので効果はあった、と思っています。

●GooglePlayストア(『学園スイーツ発見』)

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 ILE放送まではずっと0で、その翌日に1、翌々日に2、その数日後に1と合計4件DLしていただけました。

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 グラフを長くするとこうです。
 10/2~11/5まで長いあいだ0更新だったので、そこからこの波ができたのは相当でかい成果であると私は捉えていますし、間違いなくILEの余波だと思っています。

●unityroom(『学園スイーツ発見』)

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 こちらも当日の数字が取れずあれですが、自分がちょっと見てたとしても翌日・翌々日にそれ以外に見てくれた方もいそうな数字に見えます。普段は1なので、これもまたありがたい限りですね。

●フリーゲーム夢現(『学園スイーツ発見』)

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 こちらはデータは引っ張れなかったので記憶の限りになりますが、確かILE前は18だったはずです。1か2増えたと思うと、割合としては1割増ですからね。効果はやはりあったと言えるでしょう。。

■インストール数等の変化(『HIGH&LOW ~めざせ! 26連勝! 5000兆円への道~』)の場合

 直接動画提供をしたわけではないですが、学園~で提出しているPF内で相互リンクがあったり、SteamやDLsiteではILEセールがあってそれに便乗したりしているので関係性は0ではないと考えています。
 シンプルにセールの効果と捉えるかILEとの相乗効果と捉えるかは判断が若干難しいところではあるので、参考までに。

●Steam(『HIGH&LOW ~めざせ! 26連勝! 5000兆円への道~』)

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11本売れていますね。すごい。
ありがとうございます!
セールも何もない時は基本的に0なので、やはり大きいなと思います。

●GooglePlayストア(『HIGH&LOW ~めざせ! 26連勝! 5000兆円への道~』)

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 GooglePlayストアではセールとかないですからね。その影響だけ説がこれで濃くなってきます。

●DLsite(『HIGH&LOW ~めざせ! 26連勝! 5000兆円への道~』)

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  ILEセールの効果と思しき1本が売れています! ありがたい!!

結論:ILEセールの効果は高い

■その他

 1件、営業メールが届きました。
 これに出ている相手を対象に営業をかけようと思って実践している方がいる、というのは良きご縁を得るきっかけにもなるかもしれませんね。
(個人的に現状どうこうというお話ではなかったですが、お声がけそのものは爆撃であれ嬉しいもの)

■おわりに

 あんまり詳細に色々書くリソースもなく、かといって間を開けるとデータ取るのもやや面倒になってしまう(今なら直近一週間で見られるから……)とかそういう事情で、駆け足に自分用メモレベルでだらだら書く形になってしまいました。

 ILEそのものは次回もあるようですし、その場合の募集要項等がどうなるかは不明ではありますが、ILEに対して情報が初出であればリリース済みであっても高確率で掲載いただける感触がありました。

「インディーゲーム」というくくりは結構認識に個人差があって、私自信都合よく名乗れるときに都合よく名乗っているにすぎません。
 ILEにおける「インディーゲーム」はその辺、かなり基準も緩い用に見えます。

 話題作るのが本当に難しいフリーゲーム界隈の作者さんなどは一度ご参加ご検討してみるのもよいのではないのかな? と思ったりしました。

 私個人としては、もう残弾がないので、次回ILEまでに何かゲーム作りたいところですね~!!

お気持ちを形にして頂けることは大変光栄で、勿体ないながら大いに感謝いたします。いつもよりちょっとおいしい飲み物や食べ物を頂きますね。