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スペースマーケットのテックブログ運用とネタ探しの苦悩

こんにちは、フロントエンドエンジニアの fujino です!
リングフィットアドベンチャー継続できてますよ〜💪

今日は先日話題になった「テックブログは続かない」に感化されて、スペマがテックブログを継続するための工夫 ネタ探しの際に個人的に考えていること について書きたいなと思いました。

とても参考になる記事だったので、是非ご覧になってください😊

スペマのテックブログ運用

スペースマーケットのブログはnoteに移行する前はこちらにありました。
最初のテック記事はチーフテックリード小林によるもので、2015年2月に投稿されたものです。なんともう5年間継続しているんですね✨

現在のスペースマーケットでは、以下のような運用になっています。

- 毎週ブログ当番が存在する
- 必ずSlackでレビュー依頼をしてから公開する
- あまり敷居を高くせず、小さな共有も大事にする
- 業務内タスクという認識
- 評価のひとつになっている
個人ブランディングも目的のひとつとしている(CTOの意思)

そしてスペースマーケットが大事にしているのがチャレンジを称える文化です。どんな小さな挑戦であれ、例え上手くいかなかったとしても挑戦そのものに意味があると全社員が認識しています。

レビューの様子

スクリーンショット 2020-10-05 14.58.13のコピー

敷居をあまり高くしない

これは弊社の文化ですが、最先端の技術であることや難易度のレベルを求めていません。もちろん既に古くなっている技術や負債と認識されているものはレビューが通りませんが、全員がアウトプットすることを大切にしています。

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ネタ探しの苦悩

敷居が高くないとはいえ、会社の名前を背負った記事になります。あまりにも稚拙な内容で投稿するわけにはいかないので、当番が回ってくるたびに悩むものです。

技術に自信がない頃の記事に悩む

入社直後はエントリ記事を書くのですが、その後が大変でした。いくつも分かれてるリポジトリの役割理解や業務コードを読み解くのに精一杯で、技術的な共有が特に思いつかない...と悩んだものです。

当時上司に相談すると、「勉強会に参加した経験と開催した経験があるんだから、それぞれのメリットを書くのもいいんじゃない?」との回答をいただいて記事にしました。ギークな記事でなくとも、エンジニアとしての成長に繋がる内容ならOKという判断でした。

これからのネタ探し

Webエンジニアとして働くことに慣れ、以前より自信を持って技術を共有できるようになりました。アウトプットを大事にし、社内で称える文化のおかげじゃないかなと思っています。

最近だと 初心者向けReactHooks GraphQL Code Generatorはいいぞ! という記事を書きました。フロントエンドエンジニアなら知ってる人が大抵だろうな、という記事ですが、知らない人にとってわかりやすい記事を心がけて書いたものです。

今の自分に一番できることは 基本的な内容をわかりやすく伝えること と考えているので、以下のような内容を日頃からネタリストに入れたいなと思っています。

- これを理解して開発が楽になったなと思える技術
- 理解するのに時間を要した技術
- 以前から導入されていたけどこれがあるから開発が快適!と気づいたツールやライブラリの紹介
- 何かしらの工夫で生産性が上がった話

わからない→わかった!のフローが脳内にあるうちにアウトプットするのが一番親切じゃないかな、と個人的に思っています😄

これらを書くためにも、日頃から技術理解生産性を意識して働く必要がありますね。当たり前のことではあるのですが、共有することを意識していた方が記事にする時に手早く書けそうです。

スペースマーケットENGINEERING

弊社のテックブログでは、以下のような記事が記載されています。

- 新たに導入した技術について
- 負債解消 / 品質担保のための取り組み
- プロダクトのアップデート情報に技術的・デザイン的視点からの解説を加えたもの
- 勉強会での登壇内容の共有
- 生産性を上げるためのちょっとしたTips

毎週更新されるので、是非 スペースマーケットENGINEERING をフォローいただけたらなと思います!

まとめ

テックブログ運用の継続には、全員で運用する仕組み社内の文化作りが大切ではないでしょうか、という話でした。

エンジニア活動を前向きにアウトプットしていきたいですね!

いただいたサポートは自己研鑽用に使わせていただきますmm