noteタイトル200214

3つの視点から見た勉強会のメリット

こんにちは。フロントエンドエンジニアの fujino です。
昨年の夏に関西から上京し、スペースマーケットに入社しました。
東京ではエンジニア勉強会が毎日のように開催されてますよね。
私が引っ越してきた理由のひとつでもあります。

有難いことにスペースマーケットに入社してから半年の間にオーディエンス、登壇者(社内・社外)、運営の3つの立場で勉強会に関わらせていただきました。
本記事ではそれぞれの立場から見た勉強会のメリットについて語りたいと思います。

エンジニア勉強会ってどんなもの?

主催する会社によって異なりますが、基本的には以下のような流れです。

1. テーマに沿ったLight Talkingをやる人(=登壇者)を集める
2. 登壇者は事前にスライドを作成し、当日発表する
3. 技術知見や実践後に残った課題を共有する
4. 質問タイムや懇親会にて登壇者とオーディエンスで交流する

スライドはネット上に公開することで共有できますが、登壇者に対してリアルタイムに質問できる・他者の疑問に対する回答を聞くことができるというのが勉強会に参加するメリットですね。
他の人の質問が聞ける(視点が増やせる)というのも学びになります。

オーディエンスとして勉強会に参加するメリット

書くまでもないことですが、以下のようなメリットがあります。

- 興味ある分野の知識が得られる
- 似たような課題を抱えている人 / チームの知見が得られる
- 有識者に直接質問することができる
- 懇親会などがあれば社外の人と議論・相談することができる
- Twitter / note 等で発信することで繋がりが増えることもある

オーディエンスではあるものの、聞いていた側からの感想や意見を持つことで「第二の発信者」となることもできます。後ほど書きますが、登壇者・運営からすると「第二の発信者」の存在はとてもありがたいです。

登壇者として勉強会に参加するメリット

社内で登壇してみる
スペースマーケットでは毎月エンジニアの社内勉強会(技術共有)を実施しています。CTOも含めたエンジニア全員が参加しています。
デザイナーも不定期ではありますが成果発表会を実施しており、私は興味があるので毎回覗きに行ってます😊

社内勉強会で発表すること(社内勉強会が存在すること)のメリットは以下のように考えております。

社内で登壇するメリット
- 遠慮なく指摘してもらえる()
- 登壇準備が自身の学びを確かなものにするきっかけになる
- 質問をもらうことで自身になかった観点に気づく
- 発表内容に対する補足をCTOからもらえることも多い
- 失敗は次回の定例発表で活かそうと前向きに考えられる
※ 指摘はもらえますが、マサカリ🔪を投げるような文化はありません😌
社内勉強会が存在するメリット
- 発表の機会を獲得しやすい
- 気になったことを質問しやすい
- 挑戦した新しい技術の共有によりチームの技術力 / 知識の底上げに繋がる

初めて発表した時は正直怖かったですし(笑)、内容も先輩方のようなレベルの高いものではなかったです。しかし未熟な私に対しても 挑戦 の機会を与えてくれるのがスペースマーケットのいいところだと思います。

余談ですが、社内勉強会はついつい盛り上がってしまい、いつも予定時間を軽くオーバーしていました(笑)
改善策としてタイムキーパーを用意することで時間が守られるようになりました😄

社外で登壇してみる
社内発表を何度か経験したので、思い切って社外でも挑戦してみました。
技術共有ではなく「今やっている仕事、エンジニアとしてこれからやりたいこと」を話しましたが、以下のようなメリットがありました。

- 社外の方からフィードバックがもらえる(こういう取り組みいいね、等)
- 発表をきっかけに話しかけてもらえる
- 勤め先に興味を持ってもらえる
- 個人に興味を持ってもらえることもある

登壇者として参加すると、発表内容を元に雑談できるので相手から話題を振ってもらえてちょっとだけ楽です。外部の知り合いを増やしたいけど懇親会で何を話せばいいかな、とちょっと悩んでしまう人は登壇に挑戦した方が楽しめるかもしれません(笑)

発表や懇親会を通してエンジニア仲間が増えると休日のモチベーションも高まりますし、新しく勉強することがより楽しく感じられます。

運営側として勉強会に参加するメリット

昨年の12月にデザイン&フロントエンドミートアップイベントを実施し、司会 / 運営を担当させていただきました。

これまではホイホイと勉強会に参加しておりましたが、運営を経験して初めてその大変さや参加者の声のありがたさに気付きました。
気づきを得られることが大きなメリットですが、運営として勉強会に参加するメリットは以下になります。

- 会社の技術やサービスを知ってもらえる
- テーマを決めて実施することでターゲットユーザーを絞ることができる
- 似たような課題を抱えた社外の人と話す機会を作れる
- 質問タイムを設けることで勉強会に参加するような意識の高い人が関心を持つキーワードを知ることができる

勉強会を実施する側になることで、社外の人からも聞きたいテーマを自ら持ちかけることができるのが一番大きなメリットです。登壇者として参加するよりも自由にテーマを決めることができます。(私はあくまで運営でしたが、企画側にまわると聞きたい話を設定できますね)

「第二の発信者」について

社外勉強会での登壇、勉強会の運営を経験して感じたのが「第二の発信者」という存在のありがたさです。SNSやブログを通して勉強会の内容を広げてくれるオーディエンスのことですね。

3つの立場のなかで唯一準備を必要としないオーディエンスですが、この立場の人のふるまい次第で勉強会の盛り上がり・満足度が大きく変わります。

登壇者からすると発表に対する反応やフィードバックがもらえると「やってよかった」と思えますし、反応してくれた方との交流にも繋がります。もちろん、知見の共有・拡散にもなります。

運営側も同様にフィードバックはありがたいですし、発表内容が知れ渡って知名度が上がれば規模拡大に繋がる可能性もあります。

参加して聞くだけの勉強会も確かにメリットはありますが、双方にメリットを生み出す「第二の発信者」として参加する勉強会にすることで、より意義のある会にできるのではないでしょうか😊

まとめ

オーディエンス、登壇者、運営の3つの視点から勉強会のメリットをあげることで、メリットを最大限に活かして参加するにはどうすればよいのかを考えるきっかけになりました。

それぞれ固有のメリット・楽しみ方があると感じたので、今後も様々な形で勉強会に参加していきたいなと思いました。

最後に

スペースマーケットでは定期的な社内勉強会 や 社外に向けた勉強会 を実施しており、楽しく学び続けるメンバーが集まっています。
「プロダクトと共に自身も成長したい🔥」という方は以下のリンクをご覧いただけると嬉しいです!


いただいたサポートは自己研鑽用に使わせていただきますmm