最近のできごと〜通信ローカルエリア事件、ネット力、インドネシアの和風ラーメン〜
インドネシアに渡航してから先週5月19日で1年経ちました。
年末年始と4月に日本に帰国していましたが、この1年はインドネシアにいる期間の方が長く、振り返るとあっという間でした。地元の人と話ができるようになってきて、インドネシア流の生活に染まってきていると感じます。
慣れたと思っても、うまくいかなくなることも、もちろんあります!そこから出てくる新しい発見が日々更新されているので、ここ1ヶ月のできごとを共有したいと思います。
Telkomselのローカルエリア事件
使用していたSIMは、インドネシア通信大手Telkomsel(テルコムセル)のもので、前回2月に渡航した時にスカルノハッタ空港で購入したSIMです(SIM1とします)。
2月から2ヶ月滞在している間、カリマンタンで使用していて何も問題なく、4月日本に一時帰国、SIMの有効期限(*1)が切れる前に再入国、今回もSIM1が使えました。
事件が起こったのは、現地カリマンタンに移動してからです。
SIM1の新しい「package(パケット)」(*2)を購入したところ、ローカルエリア(*3)でのみ使用できる「Internet Lokal (ローカルインターネット)」(*4)の使用範囲が「Jawa Bali Lombok(ジャワ バリ ロンボク)」になってしまい、42GBのうち37GBが現地で使えず無駄に 泣。
原因は、自分のローカルエリアがずっと、空港のあるTangerang(タンゲラン)になっていたことでした。勝手に切り替わるものかと思っていましたが、どうも違うようです。My telkomselのアプリ上でヘルプのベロニカさんに聞いても答えが出ず 笑、現地のお店の人に聞いたところ、恐らくSIMを空港で買ったからなんじゃないかと。
以前は起こらなかったので謎です。
結局、新しいSIM(SIM2)を現地で購入しました。
そのSIM2とパケットを店頭で購入して気づいたのですが、ケースの表面に地名が載っているんですよね。もしかしたらこれがローカルエリアの縛りなのかなと。
購入後、ローカルエリアをアプリで確認したところ、さらにわからないことが!
SIM2はもちろん、現地パンカランブンが含まれる「Kota Waringin Barat」になっていますが、SIM1のエリアも変わっていました!ただ、ローカルの範囲は購入した時の「Jawa Bali Lombok」と変わらず、37GBはやはり、さよならです。
主要な都市、ジャカルタやスマラン、スラバヤのあるジャワ、バリなどの移動であれば問題ありませんが、地方に行く際にはご注意ください!
補足
(*1)SIMの有効期限:1ヶ月の有効期限があり、何もしないでおくと使えなくなる。プルサと呼ばれるポイントのようなものがなくならないように時々追加(トップアップ)が必要。
(*2)package(パケット):通信にプルサを使うと勢いよくなくなってしまうため、パケットと呼ばれるセットを買う方がお得。1日〜1ヶ月まで、地域や時間帯、利用するアプリ、通信使用量により様々なセットがある。
(*3)ローカルエリア:自分がSIM(通信)を使用するエリア。
(*4)Internet Lokal(ローカルインターネット):ローカルエリアの範囲でのみ使える通信使用量。エリアの種類は大きく2種類、このローカルかインドネシア国内全域で使える「Inernet(Nasional)」がある。
ネット(ワーク)の力
ジャカルタやバリなどの都会はGrabやGojekが発達していて、実際に私もタクシーや出前を使ったことがあります。シンプルで使いやすく非常に助かりました。
都会と比べると、現地はまだまだGrabやGojekのサービスはなく、ほぼ現金社会です。「じゃあ、スマホとか疎いのかな……」なんて予想は覆されます。
学校からの連絡や日常の情報収集、物の売り買いなど、スマホを使いこなしています。日本と変わらない、もしくはそれ以上の依存度ではないかと見ていて思います。
やはり便利で、私も友人を通して、おかずになる魚介類や中古自転車をゲットしました。何でやりとりをしていたかというと、facebookやWhatsApp(日本でいうLINE)のstatusです。友人は、家族が取ってきた貝や魚、作ったジェンコルという大きい豆の惣菜、両親が育てたと思われるドリアンを売っていました。
WhatsAppは現地で非常にお世話になっていて、1回行ったお店のWhatsAppを控えておけば、気軽にやりとりができあちこち行く手間が省けて助かっています。文房具店にダブルクリップがあるか聞いたり、印刷物のやりとりを事前にして取りに行くということもしました。
いかにネットを使いこなすか、人とつながりを作っていくか、というのが、インドネシアでも(日本でもどこでも、これからの時代)結構重要な気がしています。
日本のラーメン…?
インドネシアはインスタントラーメンの消費量が世界2位で、子どもから大人までみんなよく食べています。朝から焼きそば(mie goreng)もありです。
コンビニなどに行くと多種多様なインスタントラーメンを目にします。韓国や日本の味付けもあって、最近気になる麺を見つけました。
和風ラーメン……「PREMIUM COLLCTION」見た目美味しそう……1つ5000ルピア(約47円)……物は試しで買ってみました。
麺がインドネシアの通常の麺と違って、少し太めでモチッとしていて、日本で食べれる麺のようでGOODでした。
しょうゆ味は日本のイメージで食べると違くて、よくわからず 笑、少しお腹壊しました。とりみそ味は味がちゃんとしていて濃厚さがあり、私は満足でした。
気になったのは、パッケージです。句読点の位置がズレていたり、しょうゆ味パッケージの「め」が横向きで、直してあげたいなぁと思いました。また、醤油味は赤系、味噌味は茶系と色のイメージを持っていましたが、逆ですね。勝手なイメージ?偏見色?を持っていたことに気づきました。
この和風ラーメンも含めて、インドネシアの麺をラーメン通の方にいつか評価してもらいたいです。
さいごに
日本ではスイスイできることが仕様が違くて戸惑うこともありますが、逆に自分はどこまで商品やサービスの質を求めているのか気づくことがあります。
生活に欠かせないことから小っさいことまで色々な発見があって、消化が間に合っていない感があります。観察力と整理術を身につけたい……。頭をリフレッシュする時間を持てるよう、今度は落ち着くカフェ探しをしようと考えているところです。
ちなみに、見出しの画像は、そのために早速、数日前に行ってみた1番近場のカフェです。涼しくなってくる夕方くらいからカフェも混んでくるそうです。昼間は昼間で、船やトラックが出入りしていて少し落ち着かないかもなと感じました。ちょっとした気分転換には良さそうです。
もしインドネシアに行ったことある方、滞在中の方で、おすすめのカフェがあれば教えてください〜。(インドネシア国内なら場所は問わず)旅行をいつかしたいので、参考にしたいと思います!
読んでくださりありがとうございました。
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