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わたしのデータ化、リスト化遍歴〜家族マージャン

今回はわたしの話、ではなく、わたしの家族の話です。

父、母、兄の4人家族で、いたって普通ではありますが、ひとつだけ他の家族と違うところがありました。

それは家族マージャンです。

わたしは兄と少し歳が離れていたので、幼い頃は3人でマージャンしていたようです。

小学校入る前から少しずつ教わり、小学校入学と同時にメンバーとして迎え入れられました。

父が休みの日曜日はたいていマージャン。連休や年末年始は深夜までマージャンに明け暮れる、こんな感じでした。

マージャンするかご飯食べるか、というのが休日の過ごし方でした。

家族でマージャンをするだけならそれなりにアリかもしれません。

しかし、我が家ではすべての戦績を帳面につけていました。

恐ろしいことに通算成績もつけています。

わたしが結婚するまで、いや、結婚してから実家に帰ったときもやりましたので、かれこれ20年くらいでしょうか。

もっとも、毎週末必ずやっていたわけではありません。でも、相当の回数を重ねています。

そしてこの通算成績ですが、わたしは大きなマイナスとなっています。

そりゃそうです。小学1年生からやっているんですから!あとの3人は大人ですよ、オ・ト・ナ!!

か弱い小学生から手加減せず巻き上げていたんです。荒稼ぎです!

こっちはどの役が高い手なのか知りません。そんな無垢の子相手に(泣く)。

そのうち、あのマイナスをキッチリ片付けてもらおうか、と言われかねないので、帳簿はわたしが引き取りました(そしてなくす…)。

強かったのは兄、父、母の順。兄は圧勝、母はわたしの加入でマイナスを少しずつ返していました。この3人グルです。

その恨みがあってかどうか、すっかりひねくれた人間になってしまいました。

そして、恨みとともに受け継いだのが、記録を残すこと、データ化です。

20年もの間、記録をつけ続け、それをネタに恐喝する(それはしてない)、そんな血を受け継いだみたいです。

昔は帳面の時代でしたが、今ではデジタルデバイスで管理ができ、データ化にはうってつけの時代。

せっかく記録したデータ、できればいいことに使いたい、そうあらためて決心する今日この頃です。

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