![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36639670/rectangle_large_type_2_3f0ef1341a12806b3ee448c7358c39b5.jpeg?width=1200)
わたしのデータ化、リスト化遍歴〜家族マージャン
今回はわたしの話、ではなく、わたしの家族の話です。
父、母、兄の4人家族で、いたって普通ではありますが、ひとつだけ他の家族と違うところがありました。
それは家族マージャンです。
わたしは兄と少し歳が離れていたので、幼い頃は3人でマージャンしていたようです。
小学校入る前から少しずつ教わり、小学校入学と同時にメンバーとして迎え入れられました。
父が休みの日曜日はたいていマージャン。連休や年末年始は深夜までマージャンに明け暮れる、こんな感じでした。
マージャンするかご飯食べるか、というのが休日の過ごし方でした。
家族でマージャンをするだけならそれなりにアリかもしれません。
しかし、我が家ではすべての戦績を帳面につけていました。
恐ろしいことに通算成績もつけています。
わたしが結婚するまで、いや、結婚してから実家に帰ったときもやりましたので、かれこれ20年くらいでしょうか。
もっとも、毎週末必ずやっていたわけではありません。でも、相当の回数を重ねています。
そしてこの通算成績ですが、わたしは大きなマイナスとなっています。
そりゃそうです。小学1年生からやっているんですから!あとの3人は大人ですよ、オ・ト・ナ!!
か弱い小学生から手加減せず巻き上げていたんです。荒稼ぎです!
こっちはどの役が高い手なのか知りません。そんな無垢の子相手に(泣く)。
そのうち、あのマイナスをキッチリ片付けてもらおうか、と言われかねないので、帳簿はわたしが引き取りました(そしてなくす…)。
強かったのは兄、父、母の順。兄は圧勝、母はわたしの加入でマイナスを少しずつ返していました。この3人グルです。
その恨みがあってかどうか、すっかりひねくれた人間になってしまいました。
そして、恨みとともに受け継いだのが、記録を残すこと、データ化です。
20年もの間、記録をつけ続け、それをネタに恐喝する(それはしてない)、そんな血を受け継いだみたいです。
昔は帳面の時代でしたが、今ではデジタルデバイスで管理ができ、データ化にはうってつけの時代。
せっかく記録したデータ、できればいいことに使いたい、そうあらためて決心する今日この頃です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?