見出し画像

伝わっちゃうものがある〜その人、そのもの、その場所のもつ広範な情報〜

こんにちは。あきです。

おととい、久々に東京宝塚劇場にリアル観劇に行きまして、やっぱり生はいいなー!と思いました。

それでね、観劇レポは同志のために、また別記事で書きますが、宝塚ファンでない方にもきっと何かお伝えできるものがあるはず!と考えて、今回の記事です。

みなさんは生の舞台を見たことありますか?

演劇でも、ミュージカルでも、バレエでも、能、狂言、歌舞伎、舞踊、コンサート、ライブ、などなど、何でもいいですが、

何かしら生の舞台やステージを観に・聞きに行ったことがあると思うんです。(まったくないよーという方はそういうものかーと思って読んでくださいね。)

生の舞台やステージの良さって、いろんな切り口から言えると思うんですが、今日のテーマは「伝わっちゃうものがある」というお話。

今回、私が観に行ったのは、2階席で舞台からはちょっと遠い席だったんですが、そこからでも出演者の方を見ると、それぞれの方から雰囲気、存在感、空気感がにじみ出ていて、それを客席からでも感じることができました。

もちろん、役柄上、登場人物のキャラクター設定として演じていらっしゃるというのもあります。

それでも、演じているその人そのものの放つものって、何なのかなー?と思いながら観ていました。

主役の礼さんは、澄み切った、純粋で、正義感のある青年を演じていましたが、舞台での安定感、包容力、度量の広さのようなものをとっても感じました。

やはりトップ男役さんの立場が彼女の存在感を大きくし、星組を背負っているという責任と自負の念が劇場全体を包み込む包容力につながっているのだろうと感じました。

それでいて、トップお披露目公演ということもあり、見ていて清々しい清涼感と初々しさも演技で見せてくれていました。

一つ一つのお芝居を、まさにその時、その瞬間にその役として初めて生きている、そういう新鮮な演技をされるなあと感じました。

舞台上の礼(れい)さんから私が感じたものは、誠実さ、実直さ、着実な努力から来る自信、器の大きさ、透き通った光でした。

他の方については観劇レポに譲りますが、主役のトップ男役さんからはそういったものを私は感じました。

何を感じるかは人それぞれあると思いますが、役の演技だけではない、言外(げんがい)のもの、素のその人が伝わってきちゃうものだと思います。

それは、特に舞台に立つ人は顕著に伝わっちゃうなーと感じます。だから、こういった方は、自分の素の幅を広げるとか、逆に役を取り込んで自分の幅や奥行きを広げるといったことが求められる仕事だなと思います。

そして、伝わっちゃうものがあるというのは、人に限らず、ものや、場所もそうです。

何となしに感じたり思うことは、そのものや場所が持っている広範な情報を私たちがキャッチしているということです。

だから、なんとなくこれが良い!とか、
なんとなくこの場所が好き!とか、
そういう感覚は、そのもののもつ素の何かを受け取って感じる反応だと思います。

そう考えると、逆に、
「私自身は他の人に対して、何を伝えちゃっているだろうか?」という考えに発展しますね(^^;)

言わなくても伝わっちゃうもの。
それは、日々の自分の思考だったり、想いだったり、行動だったりが否応なしに反映してにじみ出るものです。取り繕うことができない。

そう思うと、襟を正そう!と思ってしまいますね笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?