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エッジAIの展示まとめレポ 【CEATEC2019】

久しぶりの展示会レポートです!
前回の展示会レポから半年も経っていて驚愕。時間の流れは早いですね。

行く前にこのツイートを見かけてはいたのですが、AI系の展示は相変わらず多いものの、案の定人物検出や姿勢推定などのデモが多くパッと見同じに見えました(ブーメラン)

ただ、わたしはこれに関してはあんまり批判的な気持ちではなく、昔は人物検出ですら凄い〜〜ってなってたのが、今はまた人物検出か、となってるのは一般のリテラシーも上がっているということかもしれんのでいいぞいいぞ、もっと上げて行こう!!っていう気持ちです。
(AIベンチャーの中の人としては、あっと驚くようなデモや実用性の高いデモを作っていくぞという気持ちは変わらないですが)

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さて前置きはこんな感じで、サクッとみていきましょう。

エッジAI

■ LATTICE

エッジAI系のなかでは、1番デモ数が多くて、個人的に面白かったです。
小型FPGAとアクティブIRセンサによるジェスチャー検出デモ。
✊だと緑、✌だと赤、✋だと青に光る。
VGG8-likeをFPGAに実装。
消費電力は7mW、性能は35fps程度。

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検出した人が動く方向にカメラが追跡して一緒に動いていた。
消費電力は10mW、性能は10fps程度。

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他にも人感検出(6mW @5fps)や顔認証(7mW @4fps), 目の位置検知(0.58mW @20fps)デモもあった。

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■ ソシオネクスト

AI Box for Video Analyticsのデモは画面の中心の人物検出のみリアルタイムの映像。すべての処理を同時に行っており、人物検出は5fps程度。

AI Box for Video Analyticsとは
* Socionext製 ARM Multi-core Chip SynQuacer "SC2A11" 搭載
* Gyrfalcon製 AI-Accelerator Lightspeeur "2801S" 搭載
* Performance 11.2TOPS or 22.4TOPS(300mW動作時)
* Power Efficienty 9.3TOPS/W

隣ではXilinX製のFPGAボード(ZCU102)で物体検出デモをやっていた。

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■ 東京エレクトロンデバイス(Microsoftブース内)

梱包物検査のデモ →目的:梱包作業のミスを防止
* モデルはAzure Custom Visionで作成
* Intel OpenVINOで組込み、エッジデバイス Dell Embeded Box PC 5000で推論。

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■ RYOYO(Microsoftブース内)

Intel OpenVINOを使ったプロレス技判定を姿勢推定使ってやっていた(インパクト強い)

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近くにいる人の属性に合わせて広告を出し分けるサイネージ
シチュエーション:マンションの入口のサイネージ
これはAI Booster-X8で推論。

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■ Hailo

元々はこのHailoが出展すると聞いてCEATEC見に行こうと思ったくらいに気になっていた企業だが、壊滅的に英語ができないのでとくになにも聞けずに帰ってきた()

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日本語のチラシも置いてあって日本に進出する予定なのだろうか?

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▼Hailo社についてはここから

■ 京セラ

AI認識カメラを開発中。新開発のASICで処理(MediaTek社と共同開発中)

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AI認識カメラを使った人物検出のデモ。30fpsくらい。

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それ以外のAI系

■ 情報通信研究機構(NIST)

自動運転になったときに、信号のない交差点でカーブミラーを確認する手段が今ないのでカーブミラー自体にカメラをつけて周囲の状況を周辺車両に知らせる「スマート電子カーブミラー」を開発中とのこと。個人的にはカーブミラーの視点はなかったので面白いと思った展示。
無線でダイナミックマップに送って、近くの車両や人がどう動いているかを地図上に表示するようなのだが、歩行者とか色んな人が共通でその情報にアクセスできるよう5G開通したらクラウドに全部あげて処理すると言ってて、たしかにそういう意図だとエッジじゃないほうが良いのかもと思った。

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■ Japan Taxi

タクシー専用のドライブレコーダーを展示。
歩行者の服装の属性や走行車両のカウント、道路設備の状態などを検出して管理できるよう。

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■ みずほ情報総研

AIメイクアップアドバイザーと書いてあって(超興味範囲内なので)吸い寄せられた展示。
顔写真からリアルタイムに顔の特徴点を認識し(目の長さ等顔パーツの特徴を計算して4つの顔タイプに分類)、特徴に合わせたおすすめのメイクパターンを画像合成してその人に似合うメイクを提案。
(来場者の顔でやっていたので一応隠しました....肝心なところが見えないのはご了承ください...)

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■ Japan Conputer Vision Corp(フューチャースタンダード内)

Japan Conputer Visionっていう会社名があるのか...と見に行ったら
0.3秒程度で瞬時に顔認証できるデモをやっていて凄いな...となったのだが、
やはり裏側はSenseTime社だった。提携しているらしい。

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検出した結果をログを残していて確認できるUIもあった。

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■ LIXIL

大便の形と大きさを画像から自動判定。健康状態を介護施設のスタッフが把握するなどに使われるよう。

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教師データ作るの大変そうと思ったら案の定大変だったみたい...

■ KYOWA

スマホドライブレコーダーを使った、主に高齢者向けの見守りサービスのデモ。基本的にはウェアラブルデバイスなどを併用してドライバーの状況を確認して危険時にはアラートを出すもの。

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車内の運転手の状況を家族などが遠隔で様子を確認できるとのこと。
AIの部分は人物検出を組み込んでいるだけなのだが、ダッシュボードのようなGUIがあるとやはりイメージが湧きやすく良いみせ方と思った。

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■ バンダイ

ずっとみてみたかったあのゼビウスをひたすらプレイする「Q-56(キューゴロー)」を直接見れた....!! 3日目なので強化学習の成果が出てるのか全然ミスってくれなくて残念そうに振り返る姿は見れなかった....笑

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とサクッとこんな感じでした。今回行けなかった方の参考になれば嬉しいです。

ちなみに来週は弊社もイベントなのです。
もしよかったら見に来てください!

〜おわり〜

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Deep Learningの会社のB2Bマーケター。AI・機械学習関連の情報などをゆるっと発信します。早く電脳化したい。Twitter : @m__sb04
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