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【朗読】梶井久『臨終まで』

九條です。

梶井久かじいひさは、昭和初期に活躍した小説家(小説『檸檬れもん』などで有名な)梶井基次郎かじいもとじろう(1901年〜1932年)の母です。

このたび、noteクリエイターの「柚起乃。〜のんびり地学遅延中〜」さまが、以前に私が投稿した記事「梶井基次郎の想い出など」(2022年9月25日投稿)をご覧くださり、その記事内で紹介させていただいた梶井久かじいひさの手記『臨終まで』(梶井基次郎かじいもとじろうの闘病の様子から臨終までを記した短い手記)をひもとかれ、朗読をしてくださいました。

とても素敵な朗読だと思います。紹介させていただいた甲斐があり、たいへん嬉しく思います。有り難いです。

『臨終まで』には、梶井基次郎の闘病の様子や母の愛情、彼を取り巻く家族の想い、彼をたびたび往診した医師や看護婦(看護師)の様子などが短いながらも見事に描かれています。

息子の基次郎を看取った母、ひさの強くて温かくて、切なく悲しい記録です。

興味がお有りの方は、ぜひ柚起乃さまの朗読をお聴きになってください。^_^


以下は私が2022年9月25日に投稿した記事「梶井基次郎の想い出など」です。こちらもあわせてご覧いただければ嬉しく思います。^_^


©2023 九條正博(Masahiro Kujoh)
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