2024年2月~4月に見たり体験したりしたもの
ネタバレあり。忙しかったので3か月分まとめてです。
1.2024年2月
①刀剣乱舞無双(ゲーム)
特殊EDも見てクリア。大体30~40時間程度かかりました。
不満がゼロとは言わないですが、(原作ゲームが普段ゲームをしないユーザー向けの作品であることまで込みで)キャラゲーと踏まえるとかなり良い出来の作品だったと思います。15振り全員のモーションが違うので、終盤の固有刀技を使うだけで楽しい。
ストーリー的には面影参戦回と見せかけたへし切長谷部成長譚の3章、歌仙兼定の堂々たるリーダーっぷりが眩しい4章あたりが良かったです。というかこのゲームにおける歌仙兼定の有能ぶりが凄い。固有刀技が対ボスキャラにも雑魚掃討(途中で雑魚を打ち上げる系でなく歌仙兼定が空中にジャンプして雑魚を叩きのめすタイプなので無駄がない)にも使えるのが偉すぎる……そうだな刀の攻撃は斬るのではなく叩き割るのが一番だな……。
②アイドルマスターSideM PASSIONABLE READING SHOW ~天地四心伝~ (朗読劇)
PASSIONABLE READING SHOWは前回の超常事変がそこまでピンと来なかったのでどうかな~と思いつつ配信で観たのですが、前回のウィークポイントが概ねブラッシュアップ(1日単位でストーリーが完結する仕組み、完璧は無理だけど現地不参加組も含めた見せ場の平等性)されていて大変良くなっていました、と同時にあんまりにもあんまりな惨劇の転がり具合に開いた口が塞がらなかったです(誉め言葉)終了後演者に「楽しかったですか~?」と聞かれて、決してつまらなかったわけではなく大変良かったけど素直に楽しかったとは返せない、という気持ち。
シナリオ・設定ともにシンプルにしてキャストの芝居に委ねた朗読劇でしたが、登場人物の多さと売れっ子の多さを踏まえるとそれが正解だと思いました。割と当たり前の話ですがアニメでメインキャラ役を取りまくってる人はやっぱり芝居がいいんだなと思いました。三瓶由布子さん凄いわ……。
③劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(映画)
原作未読。TVアニメからずっと見ていて、アニメで完結するまで原作は読まない(新鮮な気持ちでアニメを楽しみたいから)と固く誓っていて、映画公開を楽しみにしていました。
ものすごく良かった……素晴らしかったので全人類見てほしい……、ということを前提に、これ原作だったらもっと細かく書かれていたところがだいぶ省略されていてTVアニメ形式だったら省略された描写も余すところなく描写されていただろうなという気持ちと、TVアニメでなく映画だからこそ緻密で躍動感あふれる作画で1試合を描くことができたんだろうという気持ちで正直複雑です。TVアニメでもっといっぱい見たかった……でも最後の決着のラリーの描写(研磨視点の映画だからこそ〆として美しい)は映画でないと作画でやりきることは難しかったのはわかる……。
あとあんまり意識してなかったけど黒尾さんめっちゃいい人なんだな! と思いました。研磨との幼馴染エピソードなんて出来た子どもなんだ……。
100億突破とてもめでたいです。ラストになる次回映画も楽しみですし、最後まで完結したら読むと決めている原作も楽しみです。
④超探偵事件簿レインコード(ゲーム)
大体20時間程度でしょうか。超探偵仲間の記憶の断片は特に意識して集めていません。
ゲームと言うのは小説と比べて絵や演出等により情報量が多いものです。また自身でプレイヤーキャラクターを操作するゲームと言うのは小説以上に能動的になるものです。よって小説を読んでいる分であれば解き明かせないだろう謎も、ゲームと言う媒体ならプレイしているうちになんとなくわかってしまう、ということがあり得ます。
何が言いたいかと言うと、(謎迷宮でようやく手掛かりが開示される一部の章を除いて)謎迷宮前の操作パートで大体の真相がわかってしまうので、アクション推理パートと謳っている謎迷宮パートが超退屈でした。逆転裁判ならびにダンガンロンパのシステム性は「(裁判パートで新証拠登場、を違和感なくやれるから)章の最後にならないと真相が見えてこない」と言う点で素晴らしかったんだな……。
⑤ラピスラズリの囁き(マーダーミステリー)
ラビットホール水道橋店 櫛谷紅役でプレイしました。
(参加公演は違いますが)初心者向け公演として開催されることのあるシナリオだけあって、初心者でもそうでなくても楽しめるだろう王道のマーダーミステリーでとても楽しかったです。公式でも紹介しているスポットライトタイムが肝で、参加回だと笑えて笑えてしょうがなかったです。あれはずるい。
⑥シロナガス島への帰還(ゲーム)
Switch版でプレイ。おまけシナリオも含めて10時間程度でしょうか。
バックログ機能の使いづらさになるほどこれは問題視されるわと納得しつつ、息つく間もない展開やホラーパートで恐怖させてくれる演出、きっちりまとまったストーリーとで最後まで面白いADVでした。ミステリと言うよりはホラーサスペンス要素の方が強かったかな。これが750円は安いので大変おススメです。
2.2024年3月
①沖縄県(旅行)
仕事の関係で沖縄に行くことがあり、翌日がオフだったので終日沖縄県内旅行していました。
前日夜遅くまで仕事で付き合いがあった&車移動が苦手だったのでゆいレールで行ける範囲を中心に遊んでました。ルートとしては浦添城跡観光~国際通り(牧志駅~県庁前駅)で食べ歩き、あとタクシーで移動してDMMかりゆし水族館観光もしました。
浦添城跡は暑かった分景色も良く、なるほどこれが戦いの跡……と思わずにいられませんでした。
国際通りでは海ぶどう丼、ブルーシールアイス、雪塩ソフト等を食す。雪塩ちんすこうもいっぱい買えてうれしかったです。あの美味しさであの値段はバグ。
DMMかりゆし水族館は入口近くのシアターが三面仕様でなるほどDMMだなと。ショッピングモールの一角と言うスペースの中で海の生き物だけでなく動物も見れてお得でした。
最後は那覇空港で沖縄のソウルフードと名高いポーク卵のおにぎらずを食して帰宅。とても楽しかったです。次は美ら海水族館に行きたい。
②うたのプリンスさまっ ALL STAR STAGE -MUSIC UNIVERSE-(3DCGライブ)
LVで参加しました。
HE★VENS凄くない?? 3DCGライブは奥行きの表現が難しいので大人数ユニットだとフォーメーションダンスが魅せにくいのが難点だな、と思っていたのですが、それを差し引いても「HEAVEN SKY」のバリバリのダンスぶりが凄くてひたすら興奮してました。アクロバット路線の日向大和はもう少しソロで踊ってほしかった反面、キューティーナギのダンスがハイレベルだったのは衝撃でした。すげえよキューティーナギ。
あとは相変わらずレン様が運動量の多いダンスをさらっとこなしてて感心したりしてました。
それとこれは不満なんですけど、合同曲のサビの振り付け、真似してと言われてもこれは無理です。もっとさらっと真似できるくらい簡単な振り付けにしてほしい……スタツアなっちゃんソロのように……(映画初見から真似できた)
③シュレーディンガーの密室(マーダーミステリー)
ジョルディーノ吉祥寺店 水をプレイ。
評判の良さは聞いていたので楽しみにしていたのですが、期待以上に楽しかったです。ネタバレになるので大したことに触れることはできないのですが、ミステリのアプローチとしてこういうのもあるんだな、と発見がありました。
マーダーミステリー1公演としてはだいぶ高価なので初めての方にはお勧めしづらいのですが、マーダーミステリー好きで未プレイの方はぜひおすすめです。
3.2024年4月
①リズと青い鳥(映画)
事前評判から見る時は集中できる時に見よう……と内心でハードルを上げていてなかなか見れず、響け!ユーフォニアム最終章が始まるので急いで観ました。
大変良かったです。事前に聞いていた通りとても繊細な感情を細やかな言動だったり些細な表情の変化から読み取っていく作りで、女子高生だったころをとっくに過ぎた時分だと、ああこういう頃もあったなあ、と少し懐かしい気持ちになる作品でした。終盤のみぞれと希美のやり取りに集約されるように、うつくしい相互不理解の物語だったな、と思います。
②315 Production presents F@NTASTIC COMBINATION LIVE ~HEARTMAKER!!!!~(3DCGライブ)
SPIRIT'S WAY、BELIEVER'S MATCHともに配信で視聴。
以下記事で感想を書きました。本当にめっちゃよかったのでSideMを少しでも齧ったことがある人or二次元アイドルの3DCGライブに興味がある人は見るといいです。今からでも配信チケット買えるので(5/13まで視聴可)
③Kiramune Presents READING LIVE 2024「密室の中の亡霊 幻視探偵」(朗読劇)
4月13日夜公演を配信で視聴。
相沢沙呼脚本のミステリ朗読劇と言うことで気になっていたのですが、「ミステリとは手続きの物語である」ということを強く感じる良い劇でした。ネタバレになるのでふわっとしたことしか言えないのですが、それだけぽんと出されたら受け入れがたい真相を受け入れさせるための手続きと、朗読劇における演者の見せ場づくりの噛み合いが大変上手く、構成の妙に感心していました。
下記添付URLの通り次回作が発表されたので、現地……は難しいと思いますが配信があると信じて、観劇したいです。
以上。
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