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日記と「暇」

10月、旅と楽しかったことの個人用記録。

栃木旅行

マブダチに会いに栃木へ。
電車で向かう途中、持ってきていた新書を半分以上読むことができ、やはり電車は(空いていれば)いいものだと思う。
小学生ぶりに日光らしい日光を訪れたのだが、中禅寺湖ですら全然覚えていなかった。見たのか見ていないのかすら記憶にない。キャンプファイヤーで歌った、隣のクラスの担任が作詞作曲したオリジナルソングのサビだけは覚えてます。「だいすーきな~きみの えーがおも~にっこーのー思い出とーともに~」という感じです。出身小学校バレ事案。
特に印象に残ったこと3つ
1.ドライヤーサイズの木の枝をワンピースにぶら下げてコンビニで買い物してた
2.マブが買ったカヌレに対するマブ感想「思ってたのとは違った」わたしは牛乳わらび餅みたいなのを買った(美味しかった)
3. back numberの歌についての議論

滝や橋の美しさはもちろん、絶対そこにマブがいるからこそいいんだよな。
マブ~また会おうな~!!

茨城旅行

旅行と言いつつシルバニアパーク。
ずっと連絡できていなかった後輩と3年半ぶりに会えて、朝九時の牛久駅で泣きました。
シルバニアに全く触れてこなかった人間としては、大きいサイズの着ぐるみや人形はわりと怖い。すべての光を吸い込む彼らの黒目がホラー。


1個下と2個下の大学の後輩に3年半ぶりに会うということは、彼女たちと頻繁に会っていた期間よりも会っていなかった期間の方が長いのだ。そんなこと感じないくらいみんな変わっていなかったのが嬉しかったな。また3年半ぶりに会いたい人が増えた。
おともだちのシルバニア愛が伝わる一日でした。私もちっちゃいシルバニアを景品でもらい、ようやっとシルバニアデビュー。

同い年飲み会

引っ越して初めての地元の子たちと飲み会!参加した季節行事で一緒だった子がたまたま同い年で、声をかけてくれたのでした。
グループラインで驚いたのだが、方言がある地域の子って、ラインでも方言使うのだね。なんだこの文字列?と思ったが、読むと意味がわかるライン。面白い。
もちろん飲み中も方言で可愛い。同世代の話す方言はほぼ分かるようになった!
会話中の「自分たちの同級生は数人除きみんな都会に出て行ってしまった。移住者として来た伊沼ちゃんと同じで、自分たちも実は残されたものとして少数派なんだよね。」が刺さりました。市町村合併の際の心情も聞き、地域の思いの一部を受け取ることができたのが嬉しかった。
そして田舎の代名詞「代行」を初めて使ってドキドキ。農協の帽子被ったおっちゃんが運転してくれた。酔いもあってか、おっちゃんの方言が全然聞き取れなかったため、お決まりの「東京から引っ越してきたんです(だから方言お手柔らかにお願いします)」を発射。優しくなった方言で紅葉スポットを教えてくれた。
それにしても田舎の交通費はたっかい。終電がないのはいいことかもしれないが、代行使ったらそれで2回はランチできちゃいますよ。代行使うよりホテル泊まる方が安いから、飲みはホテルとセット、というときも少なくないんだとか。すげーー。
飲む以外に楽しめる場所はたくさんあるので、外で飲むのはなるだけ控えよう。

「暇」であること

振り返ると毎週どこかに行ったり誰かに会ったり、何かと予定があって嬉しい。
反面、わたしは「暇」という言葉と、「暇」である状態が好きだ。
「暇」には余白がある。なにもすることがないのではなく、なんでもできる時間だ。ものごとを考える時間だ。創造の時間だ。刻む時に支配されない、The「悠」という雰囲気も好きだ。
でも仕事の「暇」はよくないらしい。生産性が低いから?
わたしはアホなので仕事中 人に悪気なく「いつ『暇』になりますか?」と聞いてしまう。そうすると大方「暇なときなんてないよ!」と返ってくる。「暇」が悪者みたいになっていて寂しい。「いつこの件について一緒に考えられますか?話をしてくれますか?」と聞けばいいのであるが、まったく空気を読めない(読む気のない)人間である。
「暇」な時間こそプレシャスなものだと思うのだが、人はビジネスにビジーを求めるのだね。
わたしの将来の夢は「フラフラする」ことなので、近いうちほかの人が考えるビジネスから離れて浮遊するかもしれない。この話の続きはきっかけがあれば。
これからいかに「暇」になるかを考えるの、楽しみ。


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