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4月16日(火)朝。メンクリ初診

昨夜、メンクリの初診に行った。
あまりにも待ち時間が長かったため暇つぶしにメンクリのグーグルレビューを読んでいたところ、話をしたくても打ち切られるだの話せば話すほど医師の機嫌が悪くなるだの薬の話しかしてもらえないだの散々な書かれようだったため、薬の話だけしてさっさと退席するか〜という心構えでいた。一日中機嫌が悪い日だったこともあり、ネット上で散々な言われようの医師に長々と話をするつもりはまるでなかった。

ようやく名前が呼ばれ診察室に入ると、医師が「長時間も待たせちゃってごめんね、私は(名前)です。」と丁寧な挨拶をしてくれた。
「あれ?良い人では?」と思ったが、まあ挨拶くらい当たり前かと思い、警戒心は解かずにいた。

医師は紹介状を読みながら、前主治医の見解が合っているか、私自身が今何に困っているかなどを丁寧に質問してくれた。
医師と話を進めるうち、私が過去の出来事を突発的に思い出し激しい怒りに襲われるのはフラッシュバックだということが分かり、医師は「あなたの場合は薬だけでは良くならないのでカウンセリングでゆっくり治療していくことが大事だ。」と言った。
今までの主治医は薬を出すだけだったし、一般的にも精神科は話をする場所ではないと言われているため、何度もカウンセリングの必要性を説かれたのは意外だった。
グーグルレビューで薬の話しかしないと書かれまくっていたので余計にだ。
前主治医の処方についても首を傾げており、薬のバランスを調整してくれた。
また、私の精神状態に対して通院が月1回なのは少なすぎる、1年間で12回しか話ができないのでは改善しないということで、2週間に1回のペースで通院することになった。
カウンセリングでもフラッシュバックがなかなか改善されなければ、フラッシュバックを抑える効果のある漢方を処方すると言われた。そんなものがあるのか。

何だかんだで診察室で1時間話をした。
私が喋りまくっていたのではなく、医師がパソコンに打ち込んでいる間は黙り(グーグルレビューで酷評していた患者らは、医師が記録しているタイミングで次々と話したため医師が困ってしまったのではないかと思った。))、医師が口を開いたらそれに対して必要事項だけ答える、というように会話のキャッチボールをした。
診察中、私は全く感情的にならなかったが、医師から「あなたは人の話を聞いて寄り添ってあげるばかりで、あなたの話を聞いてくれる人はいないんだね。」と言われた時は心がジーンとした。まさにその通りだと感じていたため、この医師は信用できるのではないかと少し思えた。

初診だからじっくり話を聞いてもらえただけだとも思っているため、まだ信用しきったわけではないが、毛嫌いすることもない。

待ち時間が長いのが欠点だが、カウンセリングに重きを置いた治療をしてもらえるのは嬉しい。

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