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出版社に頼らず自分の作りたい本を自分で作る:企画〜執筆〜制作まで自分で行い、お客様に納品完了!反省点はコレです。

割引あり

 先週、私の本が完成しました。本当は、順を追って制作方法を説明すべきなのでしょうが、苦労した点は経験した直後のほうが覚えているものです。今回はこの点についてお話ししたいと思います。
 多くの方が興味あるであろう失敗したこと・反省点を中心に書いていきます。

今回作成した本

 今回、私は初心者投資家向けの本「高校生・大学生のための初めて学ぶ株式投資」を企画〜執筆〜制作しました。

背景

 私はこれまでの仕事でDTP(本を作る仕事)及び株式投資関連の記事を証券会社・投資家向けに執筆するという経験をしていました。投資助言業の代表取締役も務めていました。本の企画の経験もあります。つまり、株式投資関係の本を1冊自分の手で作ることができるスキルを持っていたのです。「いつか自分の手で本を作ってみたい」という思いがありました。そして今回実践したというわけです。

全体の流れ・進捗

 5月にクラウドファンディングでこのプロジェクトを募集したのですが、目標金額に達しませんでした。しかし商品は作成し、7月20日にご注文いただいたお客様に出荷、翌21日に一般販売に関するプレスリリースを発表しました。また、一般のお客様からご注文をいただくためのオンラインショップも作成しました。

動画解説

 この本のコンセプトなどを動画で解説しています。

 今回制作したのは、株式投資のテキストと投資ノートです。(これは一般販売バージョンの表紙)

 株式投資について細かく解説しています。本誌はA4 80ページ、投資ノートはA5 40ページで構成されています。

 一見楽しい内容に見えますが、中身は非常に真面目です。ここでは「株式投資はギャンブルではない」ということについて解説しています。

制作の感想

 このコーナーが「失敗」「トラブル」「反省」とネガティブな用語が飛び交っているので「自分で本を作る行為なんて無謀なの? やめた方がいいのかな?」と思われるかもしれませんが、それは違います。正直なところ、本を作って本当によかったと思います。第一に達成感がすごいです。印刷会社から本が届いた時「これが私の本なのね!」と感動しました😊

 これはクラウドファンディングバージョンの本を写真で撮影したものです。両手に持つとずっしりとした重みを感じます。お客様に発送する時も、正直感動しました。
 これまで私の書いた株式投資関連の記事は週刊ゴールデンチャートという雑誌に掲載され本屋さんで販売されていました。その状況を自分の目で何度も見たことがあります。しかし今回自分で作った本の感動はそれを遥かに超えるものでした。
 クラウドファンディングでは、目標額を達成することができませんでした。しかし、支援者の方の応援が本当に励みになりました。支援者の方には感謝です。ありがとうございます。

失敗したこと&反省点

 制作上でのトラブルはたくさんあります。主に以下の点について挙げることができるでしょう。

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