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データサイエンティストになる決意とこれから -エムスリー新卒内定記2022④

データ分析グループ新卒内定者の黒木です。この記事では主に、私が就活を通して考えていたことと、最終的にエムスリーを選んだ理由について紹介したいと思います。

学生時代に取り組んだこと

私の学生時代は大きく学部時代の運動会ラクロス部での活動と、修士での研究活動に分けることができます。

学部時代は4年間ひたすらラクロスに取り組んでいました。東大ラクロス部は約100人の部員が所属し、学生日本一を目指しています。私は4年次には主将を務めましたが、最終的には関東の決勝で早稲田に敗れ悔しい思いをしました。が、その過程で学んだ目標に対して情熱を燃やすこと、またチームを率いた体験は貴重な学びとなりました。

修士では主に研究活動に力を入れ、「機械学習による途上国の水道水質予測」をテーマに論文を執筆しています。技術は使われるようになって初めて意味を持つと考えているので、機械学習、GIS解析といった技術を社会実装すること、及びそのインパクトを検証することにやりがいを感じています。学生時代に1つはジャーナルに投稿して論文を通したいと考えているので、今は論文提出に向けて準備を進めています。

私の就職活動

私の就職活動は私が持つ経験と興味をどのように仕事に結びつけるかを思考するよいきっかけでした。体育会での経験を生かすのであれば日系の大手やコンサル等もあるのかもと考えたりしましたが、私は修士での研究やインターンを通して技術(統計や機械学習など)の社会実装に興味を持つようになりました。その興味に至ってからの就活はスムーズで、ビジネス課題の解決手段として技術実装も行うデータサイエンス職を探すようになりました。コンサルのデータサイエンス部からも内定を頂きましたが、事業会社内でフラットな立場で仕事ができる方が私の性格には合っていると感じたので、最終的にはエムスリーに就職することにしました。

エムスリーを選んだ理由

エムスリーを選んだ理由は、技術及びビジネス領域のバランスが良く、かつ両領域のレベルが高いと感じたからです。技術領域では主に統計、場合によっては機械学習のモデルを組むなど私の興味とも合致しますし、ビジネス側でも限定された範囲内ではなく幅広い範囲を見ることができると感じました。将来的には技術かビジネスのどちらかに寄せていきたいと考えていますが、新卒の段階で両方を高いレベルで経験できるのはその後のキャリアを選ぶ上でもプラスになると思います。
その他の観点でいうと、年間で多くのプロジェクトに関われるという点もよかったです。場数を踏むことで早くから業務に慣れることができると思います。

仕事で成し遂げたいこと

課題に対して正しい技術選定を行い、効果的に課題を解決できるデータサイエンティストになりたいです。その為には、特に統計や機械学習といった手法の理解が重要かと思います。基礎の理解をおろそかにせず、プロフェッショナルである意識を持って知識を身に着けていきたいです。また、効果的な課題解決を行うためは、決して技術先行ではなく、まずはビジネス上の課題を正確に把握できるかどうかが鍵になります。ビジネスサイドの方々からの要求に対して受け身になることなく、自ら提案が可能なレベルまでビジネス理解を深めていきたいです。

エムスリーのデータ分析グループでは、今年もインターンを募集中です。興味を持っていただけた方は是非ご応募ください。
https://jobs.m3.com/data-scientist/