LinkedIn を外資系への転職で活用する
LinkedIn、なかなか日本では活用が広まりませんが、外資系への転職では非常に有効なSNSだと思います。LinkedIn への登録に関しては、ちょっと検索するだけで沢山のコンテンツが出てくると思いますので、ここでは私個人が「特に重要だな」と思うポイントだけ記載してみます。
プロフィール写真
LinkedIn 関連のコンテンツで必ず出てくる話題だとは思いますが、プロフィール写真はビジネスカジュアルのファッションで、履歴書ほど真正面は向いておらず真顔でもない、誰かに向かって話しかけているような、所謂社外サイトのインタビュー記事に出てくるような写真が最適なんだと思います。そんな写真を準備できない人もいると思いますが、なるべく寄せたほうがいいです。
ただ、実際はカジュアルな写真を設定している人も結構見かけます。写真を載せてない人も沢山います。ぶっちゃけてしまうと、揺るぎない実績やバックグラウンドを履歴として書ける、自分の繋がりが自分の人となりを証明してくれる、そんな人はどんな写真でも大丈夫なんだと思います。私なんて名も知れない庶民ですから、まずは目に付くプロフ写真から誠実性・信頼性をアピールしていく、そんな感じです。
職歴は英語で書く
外資への転職を目指すなら、日本向けもグローバル向けも英語でいいと思います。職歴では単に会社名やポジションだけでなく、職務内容や実績も記載したほうが良いです。
・どのような業務を担っていたか
・かかわったプロジェクトや案件の規模、内容、期間
・達成した成績や獲得した表彰
・どのような専門性を発揮したか
上記のような内容を箇条書きで端的に表現すると良いと思います。具体的な職務内容を書くようにしてから、お声がけ頂く企業や職務の質が一気に向上しました。
また、すべての職歴の記載も不要だと思います。私は前職に10年以上在籍、前々職は2年ほど、その前は派遣で1年レベルで勤務先が変わっていたので、前々職までしか書いていません(resumeにはちゃんと全部書いてますよ)。
資格も持っているものは反映しておきましょう。
ビジネスで関連のある人との繋がりを持つ
LinkedIn に登録してそこそこの職歴を載せると、外資系専門の転職エージェントがあなたのことを「キープ要員」として繋がり申請をしてくる事が多くなります。それらを安易に承認していってしまうと、繋がりがそういう人達ばかりになってしまいます。具体的な案件の話を持ってこない転職エージェントからの繋がり申請は拒否したほうが良いと思います。大丈夫、拒否されることなんて彼らは慣れていますし、拒否したって何回も申請してきます。
やはり、同僚や面識のある取引先の人など、実際に仕事上で関わりを持っている人との繋がりを構築するほうが重要です。LinkedIn 上にも自称ゴールドマンサックスの人とかいたりするのですが、同僚と一切繋がっていないですし、繋がり済みとの関連も全然統一性がなく、手あたり次第承認してくれそうな人に送ってる感がすごいため、すぐバレます。また、たまに「繋がり歓迎!」とプロフに書いている人の投稿も流れてくるようになると思いますが、例え内容が有益であっても安易に繋がり申請はせず、一旦流しましょう。
私は受け取ったことは無いのですが、最近は謎のイケメンや美女などからの申請(何らかの詐欺への誘導目的ですかね?)も来るそうです。LinkedIn は仕事用のSNSですから、実在が不明な人や誰とでも繋がる人ではなく、まずは面識ある人達との繋がり構築を優先したほうがいいです。第三者が見たとき、自分のビジネス環境をどう見てほしいか、履歴に記載した実績に真実味が持たせられるかどうかを意識するといいと思います。
なお、転職エージェントからの申請を全部断る必要はありません。具体的な企業やJDを提示してくれる人とだけやり取りすることをお勧めします。
とりあえず思いつことだけ書いてみました。他にもあればまた書いてみたいと思います。
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