見出し画像

鎌倉移住 2ヶ月を過ぎての感想

12月に鎌倉へ転居して2ヶ月が経過しました。年末年始、大雪の日を超え、最近は少しずつ春が近づいているのを感じます。

実際の鎌倉暮らし

私の家は観光地として「鎌倉」と表現されるエリア内に位置しているので、年末年始以後、少しずつ増える観光客を眺めながら暮らしています。それでも奥地ではあるので昨年は人通りはまばらでしたが、今年は大河ドラマの舞台が鎌倉であり、我が家が面している道路の先には関連する神社仏閣があるため、昨年より人通りが増えています。

鎌倉暮らしはインターネット上でも様々に発信されているので、私が個人的に感じていて、かつインターネットではあまり見かけないことを書いてみます。

平日の地元民の人通りが少なすぎる

皆いつ生活用品の買い出しに出かけているんだろう?と思うほどに人通りがないです。コンビニ、スーパー等お店がある御成通りまで徒歩30分くらいかかるエリアなため、私自身も平日は家からほとんど出ない暮らし方になりました。生鮮食品を含む生活用品のほとんどはオンラインで購入。個別に買う必要があるものは週末に次週分をまとめて買い出しに行っています。他、野菜の配達サービスも利用しています。毎週の段ボール廃棄状況を見ると周辺の皆さんも同じような暮らし方をしているようです。

この観光客以外の人通りの少なさは静かで快適な暮らしに繋がっているわけですが、少し気まずさを感じる瞬間があります。それは「夜間の帰宅」です。日が落ちると本当に人が歩いていないので、これまで都心で普通に夜間も出歩いていた暮らしのままの感覚で外出すると、近隣と違う生活スタイルなのが目立っているようで、謎の気まずさを感じてしまいます。別に咎める誰かがいるわけでもなく、誰も気にしていないと思いますが、明かりが灯り、団欒を思わせる家々に挟まれた暗い夜道を一人ぽつんと帰るのは、水路を含む全体的な風景も相まって、郷愁と孤独を感じさせます。

近所付き合いは適度に薄い

町内会はあり、来年度から参加費を支払うことになるのですが、コミュニティ運営のスタイルは思っていたより薄めです。町内会は大量にあるので別なところでは濃い運営スタイルのところもあるのかもしれませんが、我が家近辺は実務的な運用がされています。引越のご挨拶で一通り近所と対面しましたが、ゴミ出し時の挨拶以外ではあまり話す機会もなく、またそれで疎外感を感じることもない、ある意味都心のコミュニティのドライさと変わらない印象を持っています。

店で陳列されている野菜のバリエーションが謎

レンバイとも呼ばれる鎌倉市農協連即売所はともかくとして、ローカルスーパー「やまか」や「鎌万水産」で陳列されている野菜のラインナップが謎です。都心では意識高めのスーパーに行かないと買えなかったバターナッツカボチャが山積みで安価に売られていたり、カラフルなカリフラワーが常設でいつ行っても買える、ルッコラ等もハーブエリアに鎮座しているのではなく野菜エリアで普通に売られている等、一般的には珍しい野菜の類が普通に陳列されており、また地元のご老人方も普通に買っている(観光客向けではない)姿を見ると、多種類の野菜が生活になじんでいることに感心しています。

思ったより寒い

引越してから大雪の日がありましたが、地面が露出している場所が多いからなのか、都心と比較してめちゃくちゃ積もりました。御成通り周辺と比較しても積もっていたので、山間だからという理由もあるのかもしれません。大雪の日でなくても、都心より寒さが若干厳しいです。霜柱も頻繁に立ってしまうので苔が定着せず苦労しています。位置的には都心より南に行ったはずなのに…。夏も、自分が心構えしているよりは暑いのかもしれないです。

鎌倉関連の投稿はいったん終了

鎌倉で独身女性が持ち家を買う、という意味では稀だったかもしれませんが、鎌倉で暮らしている人という意味では他の方々と変わりなく、自分オリジナルのネタもそんなにないので、鎌倉関連の投稿は一旦ここまでにします。今後はまた別なネタを投稿していけたらと思っています。

#移住 #鎌倉


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?