ずっと死ぬまでワクワクしてたい! Part1
きっかけ
私は、トライアスロンを愛してやまない学生トライアスリートです。本当に愛しているのかはわかりません。人にはいろんなきっかけがあって、今を生きていると思うのですが、ここにも私のきっかけを記しておこうかなと思います。私のきっかけはいつもワクワクと共にありました。
はじまり
私は今を駆け抜ける22歳ですが、始まりは12歳。小学生の陸上クラブから始まりました。小学6年生まで何もとりえのなかった私ですが何かスポーツをやりたいという思いから走ることを始めました。なんとなく始めた陸上ですが少しだけみんなより足が速かったんですよね。ちょっとワクワクしました。これが一つ目のきっかけです。
挫折とワクワク
そんなこんなで、皆よりも少しだけ得意だからというだけでのらりくらり高校まで続けることになります。高校は地元の強豪校?を選びました。そこで圧倒的なパワーで挫折を味わいます。そこにいた人間は少し得意という領域をはるかに超えトンデモスーパー人間の集まりでした。少しだけ得意だった。否、どちらかといえば普通の人間だった私はあっという間に挫折しました。当時の私はだれが見ても最低の人間でした。頑張る連中を馬鹿にし一人で達観したような気になって努力する意味を完全に見失っていました。それに加えて私は弱い人間ですからやめるにもやめれません。何故かって?やめたら逃げたやつだと思われてそれはそれで嫌だったんです。弱いですねぇ。
そんなこんなで2020年がやってきました。コロナ禍に突入し練習もなくなってめっちゃ楽でした。当時は苦手だった監督(今は仲良しです)にも会わなくてもいいし、適当にやっても叱られない。最高の日々でした。自分の好きなように練習ができる。足が痛ければ走らなくても良い。なぜかのらりくらり練習してたらコロナ禍で自分の土台を作ることができチームの練習が再開するころにはすんなりトレーニングを消化することができました。このころはすごくワクワクしました。ずっと消化できなかった練習ができる。県内最高峰のチームで先頭を張れる。高校駅伝を走れた。最高の日々でした。すべてを出し切った私は陸上を。本気でやるスポーツをやめるきっかけを手に入れました。
無理だった
無理でした。やめられませんでした。あんなにワクワクする日々を味わった結果、ワクワクジャンキーになってました。そんな中毒者が高校を卒業するからって辞められるわけがありません。OTT(大人のタイムトライアル)で最高の楽しむ陸上を知り、大学生活の大半を一緒に過ごす師匠にも出会い、1500mに全てを掛けようと思いました。大学では体育会陸上競技部に入部しながら師匠と脳性まひを持つパラアスリートの選手と共にトレーニングを続けました。私は関東学生新人にまで手が届き、もう一人の弟子はアジア記録を出しました。それはもう、めちゃくちゃワクワクする日々でした。
そんな時、私はまた一つのきっかけと出会います。視覚障がいを持ちながらトライアスロンで世界を目指すスーパーアスリートと出会いました。ランの強化をしたいという事で声をかけていただきました。これが私とトライアスロンとのファーストコンタクトです。当時は、「何だかまたワクワクしてきたな」といった感じでした。
Part2へ続く
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