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神様に上手に助けてもらう方法【斎藤1人】
架空の出来事を恐れていると、それを引き寄せてしまう。
人は誰でも、恐れがあります。
特に人にはそれぞれ、「自分はこうなる事が、物凄く嫌だ」という、トラウマ的な恐れがあります。
貴方はそのトラウマ的な恐れを抱えながら、できるだけそれに近づかないようにして日々、生きているのです。
貴方がトラウマ的な恐れを持つようになったのは、小さい頃に経験した恐怖から来ているのかもしれません。
もしくは前の人生(前世)で経験した恐怖から来ているのかもしれません。
とにかく人には誰にでも、「絶対にこうなったら嫌だ。こうなることが怖くて堪らない」、というトラウマ的な恐れが、あるのです。
さてここがポイントになるのですが、人には「こうなったら嫌だ」という思いが強ければ強いほど、その事を何度も考えるようになります。
心の中でちょこっと考えているうちは、いいのですが、
実は人の思いというものには、とんでもない仕組みがあるのです。
どういう事かというと、貴方が頻繁に考えていることは現実に引き寄せてしまう、というルールがあるのです。
このルールは、良いことにも、悪いことにも作用します。
例えば「こうなったら良いなぁ」と良い事を何度も何度も考えていれば、
そのうちに、その思いにエンジンがかかります。
そして実際に、あなたの現実に良いことを引き寄せるのです。
その反対に、「こうなったら嫌だなぁ」と悪い事を何度も何度も考えていれば、
そのうちにその思いにも、エンジンがかかってしまう。
貴方が「絶対にこうなったら嫌だ。」と思っている事が、現実になってしまうのです。
貴方にとって、これほど恐ろしいことはありませんよね。
ですからトラウマ的な恐れは、できるだけ考えない方が良いのですが、これが中々、できません。
普通の恐れと違って、何十年も(場合によっては何世代も渡って)貴方の魂に染み込んでいる恐れなので、中々手放すことができないのです。
それどころか、トラウマ的な恐れに関連することは、ちょっとした事でも自分の中で、拡大して悪く考えてしまうのです。
実際に起きた恐れに関する出来事が1だとしたら、100ぐらいの恐れに拡大して考えてしまう。
しかもそれはまだ、現実に起きていない架空の出来事にも関わらず、です。
まだ起きていないことに対し、何日も何日もずっと心配し、体が震えるほど怖がっている。よく考えてみるとおかしな事ですが、何代も何代も生まれ変わっている人には、誰でもそういうトラウマ的な恐れが、あるのです。
トラウマ的な恐れが心に渦いてきたら、すかさず御守りの言霊を、何度も何度も言ってください。
「アメノミナカヌシ様、お助け頂きましてありがとうございます。」
この言葉を言っているうちに、貴方の中にある不安や心配は、すーっと消えていきます。
どんなにしつこいトラウマ的な恐れでも、この御守りの言霊を何度も何度も唱える事で、
それを打ち消すだけの”パワー”を持っているのです。
この御守りの言霊は、強烈な光の波動を放っているので、心の中にどんなに闇(不安や心配)が広がっても、この言葉を言っているうちに、心の中にみるみる光が広がっていきます。
どんなに暗い闇が広がっていても、太陽が登れば、一瞬で朝になるように、
闇は光が出てくると、一瞬で消えてしまうのです。
どんなに心配や不安があっても、この言霊を何度も何度も言っているだけで、心の中に光が広がっていくので、安心してくださいね。
その事を踏まえた上で、恐れに関する話を続けていきましょう。
〜続く〜
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