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【仕事・格闘技・家庭モチベUP】魔裟斗の人生哲学

人生で何か得ようと思うなら、何かを捨てなくちゃいけない。

それが僕が格闘家人生の中で学んだ教訓であり、

どんな人にも共通する法則だと思っています。

"何をやって、何を捨てるのか?"

それは「自分が最も欲しているものは何か?」ということでしょう。


求めるものが大きければ大きいほど捨てるものも、大きくなります。



僕は20歳の時、「俺は絶対にチャンピオンになる」と決めました。

それは覚悟でもあったし、自信でもあったと思います。


夢とかそういうあやふやなものじゃなくて、この道で成功すると自分で決めたんです。


トレーニングも最初は大嫌いだったし、痛い思いも苦しい思いも本当はしたくない。


だけど自分で決めたことだから、歯を食いしばって頑張れたし、全てをそこに懸けました。


血の滲むような努力を重ね続けたんです。


キックボクシングの団体からk-1に移籍するとき、様々なしがらみがあって、2年間も試合に出られない時期がありました。


トレーニングをするジムすらなく、何もすることがなかった。

苦しかった。正直もう諦めて地元に帰ろうかとも思いました。


けれど自分でチャンピオンになると決めたのだから、それだけは諦めてはいけない。


だからその時、”やれることだけに集中”したんです。


それがランニングとシャドーボクシングでした。それしかできることがなかったから。

でもそれをひたすら積み重ねた結果、チャンピオンになることができた。


だからこそ今の自分がある。努力をしたからといって必ず報われるとは限らないけれど、努力せずに成功することは絶対にない。




特に30歳くらいまでの若いうちは、きついことも苦しいこともあるだろうけど、仕事に全身全霊で取り組んだ方がいいと思います。


それがその後の人生を大きく左右しますから。


コロナだからこそ、できた挑戦もある

昨年から新型コロナウイルスが世界的に流行して外出も出来ない時期が続きました。


でもこれも同じことです。コロナとか自分ではどうしようも出来ない環境の変化を嘆く暇があったら、今できることに集中すればいい。


非常事態宣言中は中々ジムにも行けませんでしたが、ランニングはできたし、公園の鉄棒で懸垂したりはできました。


コロナで格闘技の解説の仕事や講演活動などはことごとくキャンセルされましたが、「何か違うことは出来ないかな?」と思ってyoutubeチャンネルを開設することになりました。

他にも自分達でトレーニングウェアをデザインして作ってみたり、子供たちと沢山遊んだり、コロナ渦でもやれることは沢山ある。


むしろアフターコロナの時代になったからこそ出来たとも言えます。


コロナが起きなければyoutubeを始めようなんて考えもしなかったでしょうね。


物事は捉え方次第でいくらでも前向きになれる。

僕はそう信じて、今を一生懸命生きています。


だから人生楽しいですよ。



格闘家を引退して、抜け殻になった自分を支えたのは家族



格闘家を引退してからは、抜け殻のようになった時期がありました。

格闘技に自分の全てを打ち込んでいたので、それがなくなった途端、心にぽっかりと穴が開いたんです。


「あれ、俺は何でまだ生きてるんだっけ?」

そう思えたほどです。


でも妻との間に子供が生まれ、幸いなことに3人の子宝に恵まれました。若い時は子供なんて全然好きではなかったんですが、


生まれてみると可愛くてね。丸くなったなんて言われますが、今は家族と過ごす時間が1番幸せを感じる時です。

コロナで中々行きにくくなりましたが、家族で旅行に行くのが楽しくて楽しくて。

子供と公園に行ったりもするし、幼稚園の送り迎えもしますよ。


子供が成長する中で子供同士の付き合いがあると、親同士も話すようになりますよね。


長女が公園でひとりぼっちで友達の輪に入っていけなかった時、

俺が子供の親と仲良くできれば、子供同士も仲良く話すんじゃないかなと思って、パパたちに話しかけたりしてみました。


そういうのは全然得意な方じゃないんですが、子供のためと思ったら出来てしまう。現役時代と変わったといえば、変わったのでしょう。



でもコロナに限らず、自分を取り巻く環境というのは、変化し続けるものです。


それに対して「俺は俺だから」と変わらずにいることは簡単だけど

果たして、それでいいのか。変なプライドなんて持たずに自分から飛び込んでみたりやってみたりしたら、

案外できるようになるものです。要は慣れです。


苦しいトレーニングもずっと続けてたら習慣になって、

やるのが当たり前になっていて、逆にやらないと気持ち悪く感じるようになりました。


僕は今でも週5回のトレーニングを欠かさないし、身体は現役時代よりも引き締まっているほどです。


それは「常にカッコよくありたい」という自分の願望を叶えるためだけど、

「もうやめろ」と言われてもやめられないほど、生活の一部になっている。


僕にとってトレーニングはご飯を食べることと同じ。




するのが当たり前の日常になっているんです。


習慣作りのコツは、「ゴールを決めて、後は何が何でも続けること」。


新しい習慣を始めてみたけど、続かない・挫折してしまうという人をよく聞きます。


この問題に対する僕の解決策は1つです。何が何でも続けること。笑


もう少し補足すると、ゴールを明確に描いて常に意識することでしょうか。



チャンピオンになるとか、体脂肪率10%の引き締まった身体を手に入れるとか。

目標を定めてそれを絶対に達成すると、自分に誓う。意思を貫き通すこと。








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