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親と目指すべき関係

機能不全家族の親と目指すべき関係性は、なんだろう??
間違っても、仲良し親子を目指すのではなく、親のことが気にならなくなるレベルまで自身と親の距離を取れるようにすることだ。

5.60年今まで生きてきた親の性格なんてちょっとやそっとで変えれないし、変えよとしたら莫大なエネルギーをかけてしまって自分の人生に取り組めなくなる。だから、大人として親と目指すべき関係は、対等な大人として相手のことをみて、親を普通のおばさん、おじさんと見れるようにすることだ。

親といるとなぜか苦しい: 「親という呪い」から自由になる方法という本に親とのかかわり方について書いてあったので、参照として載せておく。ぜひ、参考にしてほしい。

精神的未熟な親とのかかわり方

結果に意識を向ける方法

1.伝えるだけで、あとは何もしない
できるだけおだやかに、客観的に自分の言いたいことを相手に伝え、結果をコントロールしようとしない。自分の気持ちや思いをはっきりと口にし、そうやって自己表現することを楽しむ。他者に共感や理解を求めない。大事なのは、自分が満足できること。

2.関係ではなく、結果に意識を向ける
他者とつき合う中で、自分が本当に相手に望んでいることは何か。自問し、正直に答えよう。相手が親の場合、自分の話を聞いてもらいたい?理解してもらいたい?
これまでの行為を悔いてもらいたい?あやまってもらいたい?償ってもらいたい?
親に共感してもらいたいとか心を入れ替えてもらいたいと思っているなら、そんなことを考えるのは今すぐやめて、べつの目標をみつけよう。もっと具体的で実現可能な目標を。
それぞれの関係において自分が望む具体的な結果を明確にし、それを目標にすること。例をあげてみよう。
「気後れがしても、がんばって母に自分の気持ちをちゃんと伝える」
「クリスマスには帰省しないと両親に話す」
「子どもたちにやさしく話しかけてほしいと父に頼む」
たんに自分の気持ちを伝える、を目標にしてもいいだろう。大事なのは、つねに自分が望む結果を意識しながらつき合っていく、ということだ。
もう一度、しっかりと書いておく。関係ではなく、結果に意識を向けること。
精神的に未熟な人とのつき合いの際、感情のレベルで改善したり変えたりしようとすれば、とたんにその人との関係は悪くなる。相手の感情は逆行し、これ以上気持ちを乱されないよう、こちらをコントロールしようとしてくるだろう。
だが、具体的な問題や結果に意識を向けていれば、相手も大人の対応をする可能性が高くなる。

3.巻きこまれるのではなく、管理する
未熟な人に精神的に巻きこまれるのではなく、目標を決めてそのつき合いを管理すること。管理する要件の中には、その人との関係をどれくらい続けるかや、話題も含まれる。相手が話題を変えようとしたり、感情的に攻撃してこようとしても、おだやかにやりすごすこと。あくまでも丁寧に。
大事なのは、自分の感情も管理すること。そのためにも観察したり、心の中で自分に話しかけたりして、相手の言動に反応しないよう気をつける。

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機能不全家族の親の子供と距離感をみな悩むだろう。
なぜ、親との関係に葛藤をするのだろうか??
それは、親とかかわることで、過去の親子問題をおもいだすからだろう

アダルトチルドレンは、2つの気持ちで葛藤している。
*素直に親と和解して話もしたいし、親の面倒も見てあげたいという親への愛情
*過去に親にされた嫌なことを許せないという苦しみ

この対処法は、過去の苦しみの部分を丁寧に丁寧に自分で向き合っていき、この2つの気持ちを統合していくことである。この統合には、時間かかる。だから、この親との距離感をその間悩むだろう。ただ、それは正常な反応なので、自分を否定しないでほしい。

そのため、その間は、親との距離感で極端な選択を取らないようにする。
なぜなら、あとで後悔する可能性が高いからである。


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