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【秘境話7】車動かなくなるし、迷子になったのでマンボウ食べる。(紀伊長島)

七里御浜沿いの美しい景色に心を奪われながら。
浜に入れそうな場所を見つけたので、車を止めてちょっと寄り道。

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所々に“遊泳禁止”の看板が出ていたので、海に入るつもりはなかったけれど。

足くらいはつけてもいいよね?
…と思い、地元の海の“少し波が荒い日”位の注意度で、波打ち際に行きました。

すると、みるみる水位は上がり、あっという間に水位は腿の高さに。

なんだか嫌な予感がしたので、潮が引く前に足元に十分気をつけながら、ゆっくり引き返す。

そして、もう一度少しだけ近づくと、先ほどより少し大きい波が来たので、直ぐに退避。
しかしバッシャーン……結構な水しぶきを頭から被ってしまって、ゲリラ豪雨にでも遭ったのかと思う程度の濡れ具合。
……アレに攫われたら確実に死んでたな…。

…と、七里御浜の美しさと恐ろしさを体感したところで。

服を着替えて、いざ出発…。
……しようと来た所、エンジンがかからない。

レンタカー会社とロードサービスに連絡して、この美しい景色を見ながら3時間待ちぼうけでした。

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車両入替のため、一旦車を最寄りの店舗である新宮市まで引返す。

こう言うことが、十分にあり得るので、レンタカーを借りる際は各地に何店舗もあるような大手をオススメします。
そうでなくとも秘境は、場所によっては携帯の電波が届かない場所が多々あるので、レンタカー代ケチるために格安レンタカーを利用するのは少し危険です。
観光地自体はそこまでお金かからないので、安心にお金をかけた方がいいです。(格安レンタカーは、かなり古い車両を貸出してるお店多いですしね。)

さて。
海水で身体はベトベト。
ちょっとだけテンション下がりながら、気を取り直して、大台町方面へ……。

…と思ったのですが、そこで迷子になってしまって、辿り着いたのは、紀伊長島の、道の駅「まんぼう」でした。

道の駅に入ると、キッチンカーでまず目に入ったのが…マンボウの串焼き……

マンボウって、生臭くてぬめり気が凄いんじゃないの?

…という事で、結論を言います。

普通に美味しいです。

私の中で、家の裏でマンボウが死んでいるPは、マンボウを食ったことないのに歌詞を書いている…という事が事実になった瞬間でした。

もしくは、腐ったマンボウを食べたのか?

……まぁ、美味しくなくて、ぬめり気が凄くて、生臭い設定の方が、歌としては面白いので、良いんですが。

実際に、この道の駅「まんぼう」でマンボウの串焼き、マンボウフライ定食を食べた感想を書きます。

•味は淡白でクセはないです。
•結構肉厚な割には程よい噛みごたえで、鶏肉のような食感です。
•脂はそんなにのっていないですが、パサパサしてはいないです。
•ソースやタレなど、味の濃いめの調味料と相性がいいです。

以上。
家の裏でマンボウが死んでいるPによって、一時期、一部地域で風評被害に遭った、哀れなマンボウの名誉を晴らすために、自分自身の経験を元に、文章を書かせていただきました。

ちなみに私は、家の裏でマンボウが死んでいるPの描く世界観は好きなので、物語としては多少はマンボウが犠牲になっても致し方無いのかな?とも思ってる派です。
別に家の裏でマンボウが死んでいるPをdisるつもりはないです。…と、強調しておきます。

フィクションと事実の分別はつけないといけません…と言う次元の話をしたいだけの文章です。

そして、オヤツには、うつぼの唐揚げを買って帰る。

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これも非常に美味しかったです。

マンボウの串焼きと、マンボウフライ定食の画像もすぐに出てこなかったので、道の駅のリンクにて、失礼します。

紀伊長島に立ち寄る際は、是非食べてみるといいと思います。

※この話を、某プロジェクトメンバーにしたところ。
「0w0(仮)ちゃんは、“何がなんでも楽しんで元を取ってやろう”って、思うタイプでしょ?」
…と、言われた。

…あまり意識はしてないが、たしかにそうかもしれない。



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